KADOKAWA★★★
えー、植物が人間に反乱をおこすという話です。
最近の研究では、植物たちが会話を交わしているというのはほぼ確実のようです。もちろん実際の言葉ではなく、化学物質を出したりして情報をばらまく。敵がきたぞお・・・。あるいは虫にかじられたら実に毒素を出して防衛とか。ほら、危険だから食うな・・・とかいろいろ。で、更に流行りのAIを加味すると、植物言語を日本語として出力するという話にも発展できる。なるほど。
でまあ、もうすこし話を拡大してすると、森の木や草たちがネットワークを組んで人間に歯向かう。シカや熊、サルなんかも操る。同じ作者の「楽園の真下」に近い本ですね。ヒロインは子持ちの研究者(ただし研究所では下っ端)で田舎育ち。山野も歩けるし重いチェーンソーも操れる。
まあまあ面白いですが、後半は「楽園の真下」と同じでバタバタ冒険活劇です。このパターンが気に入ってるのかな。ちょっと飽きます。