2010年2月アーカイブ

新潮文庫 文春文庫 ★★★

NEC_0010.jpg山本周五郎のものはたいてい読んでいるし内容もだいたい覚えているつもりだが、この「虚空遍歴」は読み終えた・・という意識がない。どんなストーリーだったかもかなりアイマイ。

で、ふと思いついて借り出してみました。

なるほどなるほど。やはり過去に読了はしています。でも、ふーん、こんな結末だったっけか。暗いなあ。

今回は登場する脇役に少し興味をひかれましした。作者の酒竹とか絵師の濤石、医師の無仏といった連中がなかなかいいですね。みんな転落してしまう(無仏は違うか)し、もちろん主人公もダラダラと無限地獄に転落していく。面白かったけど、すぐ読み返すかというと、ちょっとエネルギーが足りない。

正直、疲れる小説でした。

半藤一利の「日本国憲法の二〇〇日」は本屋さんで発見して購入。ま、それなりに読めます。やたら山田風太郎の日記からの引用が多いですね。半藤さんも恐縮しながら、でも引用せざるをえない。風太郎の戦後シリーズは買っておかないといけないかなあ。そのうち・・と思っていると、本屋さんの棚から消えてしまうかもしれないです。


いろいろありましたが、ようやく子供の新しい住まいが確定。地下鉄の駅から1分。たぶん歩いても30分くらいで大学に行けると思います。ただし本人は歩くなんて毛頭考えていない。なんか「このへんは坂道があってどうのこうの・・」とか。

「これから収入が減る」とか言ってますが、ひとり住まいの割には贅沢です。ワンルームではなくて、一応は1DK 1LDKという形になるのかな。新築の賃貸マンションなので、ま、文句はないでしょう。

せっかく買ったのに余るエアコンをどうするかとか(最初から設置されている)、引っ越し業者をどうするかとか、これからと母親が頭を悩ませることになりそうです。私? なーんにも考えていません。

 

朝、奥さんのところに妹さんから電話があって「うちの息子が遊びにいくかもしれないからよろしく」という内容。なんでも近くの大学で受験だそうです。で、この日で受験も終わるので、気分転換(?)に遊びにいきたいとのこと。

うちみたいな家に行ってみたいという。キトクな子供です。夕食たべるかもしれないので、一応は鍋の用意。で、ミゾレの降る中を来ました。スクスク育った少年です。のんびり話して、夕食をたっぷり食べて帰りました。「お酒、のむか」と聞いたらいらないといいます。まだ酒の悪習にそまっていない。

ささやかな出来事ですが、珍しい来客。あとで「面白かった」と奥さんが言っていました。面白かったんだろうな、きっと。

 

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