ETD-T60-TBに換装

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EnermaxのETD-T60-TB、作りはかなりしっかりしています。取り付けの4本軸も頑丈な構造ですが、支えパーツを取り付ける前に4つ穴の位置ときっちりあわせておかないとスムーズにいかない。試行錯誤した末にようやくはまりました。取り付けるときっちり締まります。

coolerset.jpg

グリースを塗ってから穴に取り付ける手順になるので、このへんが神経を使います。一発で穴に入らないでグジュグジュしていると、グリースがズレてしまう。あるいは、ズレたんじゃないかと心配になる。

メモリの一番左端は、やはり衝突しました(ASUS P8Z68-M PRO)。背の高いコルセアメモリなので、2番スロットもすれすれ。たぶん1mmくらいしか余裕がありません。
◆その他の方向はかなり余裕あり。たいていのマザーボードに合うでしょう。
◆予想外だったのは、8pinのATXコネクタ。完全にクーラーの下に潜ってしまいます。後から差し込むためには硬い電源コードをかなり大きく曲げる必要がありました。といって、8pinを差し込んでからクーラー付けるのもけっこう難しい感じです。( ←やってみるとそれほどでもなかった)
◆試してみるとまったく冷えないので、あらためてグリースを塗り直し、前よりもバックプレートをきつく締めてみました。この締め加減が難しいですね。そのたびにマザーボードを外す必要があるので、あんまり何回もやりたい作業ではないです。

temp201206.jpg

換装の結果

思ったほど変化はありません。ギリギリ負荷をかけたときにどれくらい差が出るかは不明ですが、アイドル時とか、ちょっと負荷をかけた程度では付属クーラーとほとんど変わらない印象です。付属クーラーが優秀だったのかな。

ただし明確に静かにはなりました。ファン回転数が減って静かになって、温度はあまり変化ないんだからヨシとすべきなのかもしれないです。

いろいろ試行錯誤の末、メモリのOCを解消し、オプティマイズド・デフォルトの1333MHzに戻したら一気に電力消費が減りました。アイドル状態の消費ワット数も半分。通常使用はこの程度で十分の気がします。だらだら40~46度程度で推移しているというのは、なんとなく気分がいいです。

それじゃ何のために1600MHzメモリを買ったんだ!という反省もありそうですが、ま、とりあえず目をつむります。そういえば、最近数回、ディスプレイ ドライバー応答停止が発生して悩んでいたんですが、ひょっとしたら影響があるかもしれない。これも、気休め。

xfan.jpg

そうそう。9年も使ったフロントの12cm吸気ファンは、XINRUILIANのRDL1225B(12SP)に換えました。1200回転ですが、けっこう静圧はあるみたいです。これも確実に静かになりました。高かったけど、よい買い物をした印象。

これでとりあえず完了。また気がむいたら少しOCしてみたり、温度を計ってみたり、いろいろ遊べそうです。結局PC自作って、遊びなんですね。関係ないけど政治家の与謝野馨、実はオーディオ自作とかPC自作に凝っていて、けっこうアキバ通いをしていたらしい。私もいいトシこいて自作なんて変わった人間のほうと思ってましたが、上には上がある。


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