いまとなっては大昔、トランプが一期目の大統領になったとき、当時はまっていた『ゲーム・オブ・スローンズ(氷と炎の歌)』の作者ジョージ・R・R・マーティンが「やってらんね。もう英国に移住すんかんな」とか吠えていた。実際に米国を出たかは知りません。HBOドラマ化なんかもあったから、そのまま米国にいたのかな。トランプ二期目の現在の消息も不明。
そんなことはともかく、マーティン親父の気持ちはわかりますね。米東部やカリフォルニアの民主党支持者たち、いまどんな気分で暮らしているのか。いらついているのか諦めているのか。脈絡なく「不定愁訴」という単語が頭にうかんだ。かなり大昔に流行った言葉ですよね。なにが背景だったか。
でまあ、このところの新聞、テレビ、ネット。ほんと何を見ても苦虫かっつぶしたような後味です。気がめいる。暗澹。支持率が60%とか70%とか。きちんと考えての結果なら仕方ないけど、は、 なにが何やら。どこかで「日本の漢字をあいつらが勝手に使っている」とか、意味不の書き込みも見かけました。冗談言ってるんだろうか。数年前まで「落語家が権威にかみつくのは当然」とか明言していたコメンテーターが今は本気顔で「政府の悪口ゆうのは日本人じゃない」とか。
わからん世の中になってしまいました。困ったなあ。
デモに出るほどの体力もないし。ひたすらブスブスいぶっています。余生わずかだからいいか、と尻まくるのも少し悲しいし。