2012年5月アーカイブ

大河ドラマの無定見イジイジ清盛、ほとほと呆れていたのですが、先週の「前夜の決断」は珍しくスッキリして良かった。なんといいますか、武士がようやく武士らしく動き始めた。あっ、叔父の忠正とひよひよ弟・頼盛の部分だけは不要でしたが。なんであんな不自然な脚本にするんだろ。なんか感動を呼ぶとでも思ってるんだろうか。

で、ようやく軌道に乗ってきたな、今週の「保元の乱」は期待できるぞ・・・と思った私がバカでした。今のNHK大河班に期待なんてしちゃいかんのです。

「保元の乱」も部分々々は良かったんですけどね。でも肝心の合戦がひどい。やる気なっしんぐの軍勢というか取り巻き見物が数十人いて、なぜか大将同士が真ん中で矢戦をして、矢が尽きるとみっともない太刀打ちをする。鎧着用の大将が太刀で戦ってどうするんですか。フル装備の大鎧、非常に非常に重いです。太刀で切ったって効果はありません。そういえば何故か薙刀が見当たりませんでした。当時の戦はまず弓矢、次いで薙刀と記憶しているのですが。

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大鎧=着背長。Wikiによると
一式30kgくらいあるそうです












ガンダム八郎為朝も一応はよかったんですが、その為朝が鎌田政清を射た征矢に、なんで父親の鎌田通清が当たってしまうのか。通清って源為義の一の郎党です。もし南門を守っていたとすれば、実質的な責任者のはずで、少なくとも主筋の為朝のすぐ脇にはいたはず。それが一瞬でワープして、飛翔する矢を追い越して、息子の楯になって死んでしまう。面妖ですなあ。

なぜ敵側である息子の身代わりにならにゃならんのか。それって、子供可愛さはあったにしろ、主である為義に対する裏切り行為ですよね。少なくとも責任放棄。行動の理由がわからん。

そうそう。出陣前に後白河帝がなんか武士どもを相手に演説ぶってましたね。これもすごく違和感です。そりゃ変わり者の後白河なら「おれ、しゃべりたい!」と希望したかもしれませんが、それを制止するのが信西であり、ズラリと並んでいた(はず。いなかったか?)貴族たちですわな。帝が立ったまま庭先の武士に施政方針演説するという不思議なシーンでした。

などなど。このドラマを作っているNHKの人たち、みんな超優秀な連中のはずなのに、なんか方向を大きく外している。何なんですかね。なぜ主人公は一騎討ちで個人技を披露したがるのか。院とか女御とかが平気で縁先に出てむさい男共に顔をさらすのか。まだ女御でもない程度の松雪ナリコが中宮国母タマコ様と同資格で院のそばに同席するのか。そもそも人前で院の横に座っているのが変なんですけど。あるいは一門の命運をかけた出陣の際に、女どもがしゃしゃり出て何か言ったりわめいたりするのか。

そういえば去年のナントカいうドラマでは柴田勝家が言うにことかいて「陣中、ひまなときは刺繍している」とか。あは。陣中はヒマなんですか。女房連れ子が鬼の柴田に向かって「戦争はいけないわ」とかも言うておりましたな。

そうそう。もっと前のドラマでは直江なんとかという生っちろい青年が、孤立した城に入るためか裸で海を泳いでいました。なんでわざわざお前が単身泳ぐんじゃ。そんなに水泳がうまかったんか。

水泳といえばNHKだけではないぞ。えーと、99年のナントカという橋田ドラマでも仲間由紀恵が太平洋行路の客船のデッキからスカートはいたまま海にダイビング、おまけに岸にたどりついてからは平然と靴はいて草彅の家まで歩いていったような。うん。あれもすごかった。

ま、現代ドラマの感覚からすればこうした言動行動でもいいんでしょうけど、そうした現代感覚とは違う時代の空気、違う行動原理で動いていた人たちを、魅力的に上手に描いてくれるのが時代劇なんですけどねー。

困ったもんじゃ。

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★★★★ 角川文庫

この本の評判は知っていました。そのうち機会があったら読みたいと思ってはいました。たまたま新聞広告を見たら文庫化されたらしい。さっそく購入。

面白いです。主人公の渋川春海、私にとっては安井算哲という名前のほうが馴染みがあります。江戸初期の碁打ちで、天才・本因坊道策と同時代の人。で、その春海が算術にのめりこみ、なぜか暦の改訂という大仕事をまかせられる。

独自に微積や行列の概念も持っていたといわれる和算の大天才・関孝和も同年代なんですね。で、若い春海は算額(絵馬に書かれた数学問題と解法)で関の天才ぶりを知ってしまう。感動もしただろうし、嫉妬や劣等感もあったでしょう。おまけにお決まりの若い娘も登場して、これもいろいろ絡んでくる。この娘のキャラ設定もなかなか味があります。

ま、当時の幕府中枢、酒井忠清(雅楽頭)とか保科正之、はたまた水戸光国、みんなに期待されて800年前に作られた古い暦の改訂事業の責任者になってしまいます。古い暦、けっこうズレが生じていたらしい。それに太陰暦ですから、暦を作るといってもいろいろ難しいんでしょうね。それに暦は天の理をあらわすものなんで、そもそも天皇の管轄。代々担当の公家さんだって利権侵害されちゃ困るから新しい暦なんて大反対だし。

などなど、非常に楽しく読めました。時代小説には珍しく悪党も殺傷も切腹もない。ただし囲碁のシーンなんか、ちょっと( ?)という部分もありました。城中で後輩の道策が春海に碁の勝負をいどむんですが、その道策、勝手に白石を持ってしまう。???です。非常に無礼な態度だし、こういう態度を先輩同業者の春海が許すわけがない。(たぶん、著者は囲碁をやった経験ないと思います)

許したらなんといいますか、公式にある種のランク付けを許容したことになってしまうはずです。個人の問題ではなく、家の格式の問題。まるで大河のアホ盛が「タマコ様の首を締めたのはオレだということにしてくれ!」と堀川に頼むようなもんです。個人的にはかまいませんが、もしそうなったら平氏一門ぜんたいの大問題、大責任。個の問題と家の問題を安易に混同しちゃいけません。

などなど。細かく書かれた前半部分に比して、小説後半が妙に駆け足になった感はありますが、仕方なかったのかな。いちおう主人公の行動は文献など資料に沿って設定してあるようだし、そのへんは材料不足だったのかもしれません。

別件ですが、角川の文庫ってのはどうも感心しません。余裕で1冊にできるボリュームなのにわざわざ薄い分冊にして、行間はたっぷり空いている。おまけに表紙カバーの紙質が悪いから、すぐ反り返ってしまう。かなり哀しい状態です。

うーん。深読みすると、分冊とか行間とかは、本を読み慣れない若い読者向けなのかもしれません。厚くて重いのなんか買うかよ!ということ。でも軽くてスカスカで高くて粗悪表紙のほうが歓迎されるんでしょうかね。不審。

★★ 明石書店

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古代から19世紀前半までのロシアの歴史 。ただし歴史本ではなくて、中学高校あたりで使用の教科書です。

したがって記述はあくまでロシア史観だし、単元の終わりには「なぜ大帝は貴族と対抗したのか。考えてみよう」なんていう設問もあります。教科書だからね。

ザーッと目を通しただけですが、いやー、ロシアの歴史って、ひたすら騒乱と戦争と膨張なんですね。スラブ族の小さなルーシー国家が強大なタタール(モンゴル帝国の一部)に制圧され、抑圧されながら少しずつ力を養う。そのうち大国スウェーデンと戦い、勝ったり負けたりしながらバルト海に進出。大国トルコとこれも勝ったり負けたりしたあげく黒海へ進出。コサックと戦い、農奴の反乱を押さえ込み、東シベリア、西シベリアへ進出。

そうやって版図を拡大し、貴族勢力と皇帝も融和したり戦ったり。だんだん力をつけ、やがて準西欧と認められるような大国になった。

こういう教科書を読んで育ったら、国家の成長・拡大は当然の方向性という感覚になるでしょうね。日本みたいに国家の版図が早い時期にほぼ確定してしまった島国とは少し違う。読みやすい本ではありませんでしたが、読んで良かったという一冊でした。だぶん下巻には手を出しません。

★★ 東京創元社

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この人の本は、つい先日「オイアウエ漂流記」を読みました。その前にもなんか読んでるなあ。えーと「四度目の氷河期か。けっこう気がきいていて、読後感は悪くない。

で、今回はこの本です。「ハードボイルド・エッグ」の続編みたいな形らしいですね。

ハードボイルド探偵を気取った主人公は、もちろんそれほどタフでもないし、強くもない。依頼もほとんどなくて、たまにくるのは猫や犬の捜索だけ。で、あらわれた美人からの依頼で高級猫の捜索を始める。ロシアンブルーというんですか、そんな品種の猫がいるらしい。助手はハチャメチャで無鉄砲で怖くてボインの若い娘。というか、ガキ娘。

いろいろガタガタしたあげく、ま、一応は決着がつきます。パッピーエンドではないけど、それなりの終わり方。100点は無理ですが、70点か80点。けっこう楽しめました。

★★ 新風舎

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えー、タイトル通り「忠臣蔵・ではない」という内容ですね。著者も版元も初見。

えー、あんまりネタばらしするのもナンですが、要するにアホな浅野内匠頭が罪もない吉良上野介に切りつけてしまって・・・という展開です。でも悪いのは内匠頭ではなくて、御用人柳沢吉保。もっといけないのは将軍綱吉。もっとももっと悪いのは・・・どんどん深くなります。

著者はどっかの高校の教師だそうです。もう専業になっているかも知れません。考証もけっこうしっかりしているし、筆致はかなり達者です。そのへんに転がってる下手な作家よりはるかに巧緻ですね。ただ惜しむらく、ストーリーというか根本の設定がちょっと底が浅い感じで、そこがもったいない。

手垢のついた忠臣蔵ネタなんかじゃなく、もっと魅力的なテーマで書いてくれたら少し嬉しいです。そんな本を本棚に発見したら、たぶん読みます。
時間があったので、リテールクーラーのグリスを塗り直し。ふるい銀色のやつ(何年前の代物なんだ?)を少し厚めに塗りました。薄いよりは厚いほうがおそらく無難です。

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で、計ってみると、うーん、たいして変わらないなあ。アイドル状態で48~53度ですか。今回わかったことは、起動から数秒はCPUファンが回らないということ。まだBIOSが熱を感知してないんですね。一瞬の間をおいてからファンがブォーンと回りだす。

で、立ちあげてすぐCoreTempで計ってみると、最高62~64度に上がっている。たぶん起動直後はもっと熱くなってたんだと思います。それから徐々に下げていって、アイドリングの40~48度くらいに落ち着きます。なるほど。

ためしに重いアプリを立ち上げて少し負荷をかけてみました。ふんふん。負荷がかかると60度くらいまではすぐ上がるみたいです。

結論。リテールクーラーのグリス、信用していませんでしたが、そんなに酷くはない。たぶん。今回あえて塗り直しをして、良くなったか悪くなったかも疑問です。

そうそう。もう一つわかったこと。CPUの表面から筐体の横板までの実寸は147mmでした。たとえサイドフローのクーラーでも、これ以上の高さのものは入らない。今までアヤフヤだった寸法がようやく明確になったわけです。それにしてもこのケース、外側を図った横幅は190mmもあるのに、中身があんがい狭いです。デザインが古いんでしょうね、きっと。

★ 新潮文庫

本棚で見慣れない本を発見。なんか読んだ記憶がない。クラークのものなら読まずに「積ん読」は考えられないのだが。

例によってクラークが原案を出し、若手(か?)が小説化という展開のようです。クラークの晩年はこれが多くて、たいてい(というよりすべて)が駄作です。

で、危惧しながら読み始めて・・・・うーん。ダメでした。なんか書いた作家は映画化でも想定していたような雰囲気で、無意味にドラマチックでラブロマンス入りで、サスペンスふうで、設定の国際情勢も陳腐で・・・・。挫折。クラークの良さがなーんもなかったです。損した。

追記
どこかの書評を読んだら、最後のほうが面白いそうです。なるほど。でも読み通す気力ないです。

先日、久しぶりに秋葉原へいったとき、思いついてトルクドライバーを探してみました。先端がマイナスとかプラス型ではなく、星型のやつです。ハードディスクを分解するには必須のドライバーですね。

近くのホームセンターでも見かけたことはあるのですが、これが案外高価。しょせん使い道はハードディスクの分解だけなんで、躊躇していました。

で、秋葉原。ふらふらとガード下の部品街(なんという名称でしたっけ。ラヂオ街でもないし、なんか名前があったような気もしますが)に入ったら、すぐありました。安っぽいのがズラーッと並んでいて、そのうちの1本に「T-8」と書いてある。うん、これです。580円。
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帰宅してから、ため込んだ古いハードディスクをひっぱり出して、片っ端からネジ開け。ブランドによって違いますが10カ所くらいはネジ開けが必要です。わざとネジ部分を隠すようにシールなんか貼ってあるんで、このシール剥がしに手間がかかりました。フタを開けると中身のディスクはきれいですね。宝石のように輝いている。そこへ容赦なくガリガリと傷をつけます。

やれやれ。ようやく整理がつきました。ちなみにノート用の2.5インチディスクには「T-8」は合いませんでした。もっと小さいサイズが必要のようです。


★★★ 新潮社

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えーと、小さな会社の部長(カラ威張りパワハラ型)と課長(気弱なマッチョ型)、係長(凄味のある白粉女)、ヒラ(平凡)、取引先の副社長(能天気な二代目ボンボン)、成田離婚寸前の新婚カップル(オタクふう亭主と柳原可奈子ふうフェロモン女)、謎の外人(全身タトーでナイフ隠し持ち)、ジジイ(ガダルカナル生き残りの恍惚)と孫(ごく普通のガキ)、そして大型犬(飼い主の小錦パイロットはあえなく死亡)。

ま、こういう10人が飛行機事故で南洋の孤島 にたどりついた。それからどうなるか・・というお話。

だいたい想像通りです。うまい具合に椰子の木はあるし、キノコも生えている。大きな亀もいるし、肉の食えそうな大型コウモリも生息している。珊瑚礁にはサカナも泳いでいる。かろうじて生き延びることのできる環境ではあるんですが、はて。

けっこう楽しく読みました。ちょっとギャグが臭いし展開もありきたりですが、まずまず。ただし結末だけは「え?」でした。書く気力がなくなったのかな。

そのうちCPUクーラーを入れようと思って、少し調べてみました。

いやはや。状況はガラリと大変化。昔の常識なんて、なーんにも通じません。

ひたすらデカい

まずCPUファンが巨大化してますね。小さいのでも9cmファン、12cmが一般的で、ひどいのは14cm。14cmなんてのを小さなマザボに乗せたら、ほとんど隠れてしまいます。「マナイタ」という言葉が掲示板で使われてましたが、たしかにそうだろうなあ。(※)
※マナイタの意味、ちょっと違うみたいですね。勘違いだった

おまけにトップフローではなくて、サイドフローが全盛。でかいので風をソヨソヨと吹かせて、そのままリアの排気ファンで送り出してしまおうという設計らしい。

サイドフローで12cmファンの場合、要するにマザボから垂直(実態は横)にグイッと伸びるわけです。マザボ上のパーツと干渉させないためでしょうが、足元をスカスカにして3本とか4本とかのヒートパイプを延ばし、フィンの中を通す設計。そのため12cmファンだとだいたい高さ160mmぐらいが標準らしい。足元のアキ+12cmファン=16cmということですね。

ふーんと納得して、ふと自分のケースの横幅を計ってみました。どのくらいまで出っ張るか確認しておこうと思ったわけです。

なななんと、ガガーン! 入りません。買った当時は余裕たっぷりの大型ミッドタワーだったはずですが、横幅はだいたい19cm。しかしマザボの裏にいろいろスペースをとってるためか、マザボ表面からの実測ではなんと155~160mmしか余裕なし。とうぜんCPUソケットの厚みもあるんで、要するに160mmクーラーは入らないわけです。

「余裕の150mm高さ」なんていう少し小ぶりなサイドフローでもたぶんダメです。なんとか入るかもしれないけど、入ってもギリギリ。まんいち横板に接触なんてしたら、かなり悲惨です。きっと横板がブルブル振動するでしょうね。桑原々々。

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そんならトップフローか・・と思ったわけですが、これも大きくて重いトップフローだと高さが140mmとか150mmある。ファンと横板がこんなに近くては、かなり苦しいです。十分な吸気スペースがない状態では効率悪いでしょう、きっと。

こんなふう縮尺で画像を置いてみたり。
でも正確じゃないんだよなあ。
ほんと、数mmズレても大問題。

(トッププローの例)






9cmサイドフローか12cmトップフローか

うーん、そうなると小型のサイドフロー(9cmファン)か、あるいは高さのない12cmトップフロー(せいぜいで10cmとか12cm程度だろうなあ)しか選択肢がない。

もちろん、風量としては12cmが大きいです。たぶん9cmの1.5倍くらいはあるはずです。しかし調べてみると、効率ではサイドフローのほうが良いらしい。たしかにね。風が乱れずスーッと抜けます。その代わりトッフプローはマザボ上に吹き散らすので、チップが熱くならない。それもそうだろな。うーん、悩ましい。

しかも、です。さらに調べてみると、メモリとの物理的干渉という問題がある。そうか、それで足元をスカスカにしたデザインになってるんだな。でも気を使って設計してるのなら、たいていのマザーボードには取り付け可能なんだろう・・・と思ったら、甘い!

かなり衝突しています。そりゃ世の中にマザーボードはうんとこさあるし、デザインもいろいろ変化している。すべてのマザーボードに合うようなクーラーを作るのは難しいんだろうな、きっと。

ちょいと調べてみるだけのつもりでしたが、なんというか、奥が深い。あるいは実態がグチャグチャになってる。要するに、なかなか判明しないのです。使っているマザボ(かなりポピュラーなはず。ASUSのP8Z68-M PRO)でメモリが干渉するかどうか、これが正確には分からない。

コルセアメモリはなんでこんなに背が高い・・

おまけに差しているメモリはコルセアの背の高いやつです。たぶん高さ5cm以上はある。通常のメモリやロープロファイルなら問題なくても、コルセアの場合はどうも物理的に当たりそうな雰囲気で、こうと知っていればわざわざコルセアにする必要もなかったんですが、考えなかったなあ。

結論。要するにわかりません。メーカーや販売店が詳細な寸法を公表してくれてると安心なんでが、これがないです。唯一、韓国のどこかだけはソケット中心から端まで距離とかも出してました。偉い! しかしほかは全滅。図面がいいかげんです。

もちろん写真はあります。でもしょせんは写真。ちょっと撮影角度が違うとギリギリのところのキッチリした寸法は判明しないです。ほんと、メモリの1番スロットは諦めてもいいですが、2番が大丈夫かどうか、それさえ自信が持てない雰囲気です。うーん。

ま、いちおうはサイドフローなら9cmファンで奥行き(フロント方向からリアまで)のあまりないものなもの。トッフプローなら高さ10cm程度の12cmファン。なおかつ可能なかぎり重量のあるもの、と決めています。デザインもあるでしょうが、力まかせで行くなら結局はフィン(ラジュエータ)の質量ですね。そんな気がしています。

それにしても、なぜ高さ140mm程度の12cmサイドフローがないんだろ。フィンのサイズだけなら問題ないはずですが、おそらくファンを下げるとメモリと干渉する・・と恐れてるんでしょうね。

ファンの設置場所をオフセットにして、メモリとの間隔は余裕をもたせる。その代わりギリギリまで下げる。お尻のほうはなるべく上げ気味にてし伸ばす。こんなデザインのものが、一つや二つはあってもおかしくないんですが。

THERMOLABというメーカーの「TRINITY 2011」。かなり私にとって理想的です。ただ惜しむらく無理してネジ穴に互換性のない14cmファンなんて使ってるし、そのせいで高さも150mm。最初から12cmファンで、ついでにもう1cm低ければパクッと買うんですが。

難しいものです。

★★★ 文藝春秋

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大好きというわけでもないですが、読めば面白いし、役にもたつ(たぶん)。

で、巻4と5を読みました。副題は「猿も休暇の巻」「キライなことば勢揃い」。いろいろ目からウロコの話が多いんですが、今回記憶に残ったのは、太平洋戦争中に野球用語に英語が使えなかった・・・という件。

どこの新聞でも本でも「戦争中は敵性用語は禁止になって、ストライク1本!などどアホなことを強制された」とか書いてあります。もう常識ですね。軍人の了見の狭さ、政府の見識のなさ。それに比べて米国ではむしろ日本語に熱を入れた。なんという大差か・・。

というこの話、実はまったくウソだったというのです。戦争中ももちろん英語の授業はあったし、プロ野球でも英語を使ってプレーしていた。英語の授業ではなく、授業そのものが激減したとか、野球そのものの機会が減った・・というのはまた別の話です。

そうそう。米国で日本語教育が熱心になったのは、そもそも日本語を話せる人材が非常に少なかったから。これじゃ困るってんで、あわてて通訳養成やら日本研究が始まった。日本の場合はそもそも英語教育が普及してたんで、いまさら英語に熱を入れる必要もなかった。なるほど。

こういうこと、多いらしいです。誰かが適当なことを言い出す。もっともらしくて面白い話だと、それは検証もされず、どんどん転用・流用・流布。そのうち国民の常識になってしまう。

ネットのレビューやQ&Aなんかもこのキライがありますね。数多くの回答例があるみたいですが、よく見ると一つか二つの回答例が使い回しされている。おまけにその回答が完全にウソだったり。

あっ、本の写真は他の巻のものです。どうせ同じような表紙なんで。

BIOSで計測した温度が気になったので、coretempという温度モニターをインストール。よさそうなフリーツールなんですが、うっかりすると騙されて違うソフトをダウンロードしまいそうになる。最近こうしたモノが多いですね。

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インストールするときもかなり注意しないと、ヘンテコリンなのを一緒に取り込んだり、不要なツールバーが入り込んだりします。先方も商売なんだから理解はできますが、用心々々。

で、計ってみると意外なことにCPUのfrequencyが16倍、1.6G程度です。不思議でしたが、えええ?と試しに負荷のかかるソフトを立ち上げてみると、パッと倍に跳ね上がります。

そうか、CPUのやつ、負荷のないときはこんなふうにサボってたんだ。てっきり通常時は定格の3.3GHz、ターボ時に3.73.3GHzと思い込んでいた。サボっているくせに48度もあるというのはあんまり関心できませんね。

やはりクーラーを換えるか、あるいはその前にリテーククーラーのグリース塗り直しか。また課題ができました。はい。リテールクーラーのグリース、小さな固まりが畑のウネみたいに3本乗せてある形で、えっ?というもの。かなりいいかげんな雰囲気でした。やっぱりなあ。

ただし手持ちのシルバーグリース、いったい何年前のものか。少なくとも10年は経過している。腐ってるかな?

せっかく新しいシステムになったので、とりあえずインデックスエクスペリエンスを計測。ふんふん。けっこうな数値になりました。ハードディスクだけが低いですが、これはSSDを使わない限りこの程度のようです。ふん。

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メモリは刺しただけだと「7.6」。これで特に不足はありません。でもわざわざ「DDR3-1600を買ったんですから、一応は設定してみました。電圧など何もいじらないで、簡単に1600モードを選択。あっけなく設定できました。ほんとうは1.5Vに固定してみたかったのですが、ちょっと他をいじらないとできないような雰囲気です。ま、あとはすべて「Auto」にしておきました。

で、再度エクスペリエンスを計測。なるほど、メモリの7.6が7.8に変化ですね。体感差なんてないのは知ってますが、ちょっと気分いいです。

CPUはブーストモードで4.0GHzとか4.2GHz程度は簡単とのことですが、定格のCPU温度をBIOSでみたら53度ほど。

昔にせっせとOCやってた頃からするとぬるい温度ではあるものの、そもそもリテールクーラーでOCやろうとするのは基本的に傲慢ですね。気が向いたら大きなクーラー買って、グリースもきちんと塗ってから、あらためてOCやってみようかと思っています。クーラーも最近はかなり安いみたいだし。


Win7のクリーンインストールがなんとか終わって、いろいろアプリも設定。さて完全バックアップ(ディスクのまるごとクローン)を作っておくか・・・とMaxBlastを立ち上げたのですが、これがうまくいきません。

具体的には、まず「移行元のドライブを選択」を画面。ここでCとDの「ディスク1」が出てくるはずですが、なぜか移行先である「ディスク2」しか見えない のです。この選択をうっかり間違ったらえらいことです。何回も慎重にトライしてみたけど、どうしてもうまくいきません。

うーん。困った。ずーっとずーっと困って、ふと思いついたのが、そもそもクリーンインストールの際、いままで見たことのない変な道筋だったなということ。すんなりインストールできるはずなのに

このディスクにWindowsをインストールすることはできません。選択されたディスクにはMBRパーティションがあります。EFIシステムでは、GPTディスクのみにWindowsをインストールできます。

というメッセージです。なんのこっちゃ。いろいろ試行錯誤してようやく入れたのですが、本来なら結果は
◆パーテーション1 システムディスク (100Mくらい)
◆パーテーション2 インストールディスク(Win7)

になるはずなのに

◆パーテーション1 システムディスク (100Mくらい)
パーテーション2 MSR 予約済 (80Mくらいだったか)
◆パーテーション3 インストールディスク(Win7)

つまり余計なパーテーションが増えている。なんじゃこりゃ?とそのまま続行したのが敗因だったかもしれないです。

あとで調べてみたら、この「MSR」という部分、他のシステム パーティションに関する情報が格納されてるらしい。うーん、それに邪魔されてMaxBlastが動かなかったのか。つまり機械的にコピーしようとしたら、整合性のない情報パーテーションがあるんで、それを選ぶわけにはいかなくなった。

たしかに可能性はあります。非常に面倒ですが、思い切ってクリーンインストールのやり直しです。今度は予備ディスクをしっかり外しておいて、単独のディスクだけの形でパーテーションを切り直し、インストール。うん、今度はうまくいきました。邪魔っけな「MSR」がいなくなった。

やれやれ。また最初からいろいろアプリの設定です。これもけっこうあちこちで止まったりして、けっこう手こずりました。Window7って、こんなに面倒だったっけ。ほとんど1日仕事になりました。

・ ・ ・  ・ で、移行が成功はしたのですが、通信ケーブルを接続したままだったせいか、それともまだ認証を確認していなかったせいか、新しいドライブを試してみると「正規品ではありません」とか文句をいう。一瞬、ヒヤッとしました。

しかたない、移行先ディスクをまっさらにして、移行元で認証を確認し、通信線を抜いてからMaxBlastのやりなおし。終わってからそれぞれのディスクで起動を確認。ようやくようやく完全に(たぶん)コピーを作れました。

予備ドライブにはバックアップフォルダを作っておいて、折りにふれて更新データを残します。こうしておけば、起動ディスクがどんなトラブルになっても、数分で元の環境に戻れます。ほんと、手間がかかった。

まだオーバークロック関係 はなーんも手をつけていません。

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