2016年6月アーカイブ

Wizardry8 enhancementsなるMODを入れて開始したわけですが、なるほど、だんだん雰囲気がわかってきました。

まず、ポーションや武器、装備などのアイテム画像が少し綺麗になりました。Lordは少し特性に修正が入ったらしいですが、あまり違いはわかりません。あ、Lordは開始早々メイスを装備していました。イメージは棍棒所持なんですかね。

そしてNinjaは通常のハイブリッドと同じスピードでレベルアップする。つまりやたら成長の遅いのはBishopだけです。

レベル2で職業を変えました。恒例のスティルス修行、カニ苛め。一匹だけ残して他を始末するのがけっこう大変でした。すぐ死んでしまうので。

上げすぎないよう、スティルスは50~60で打ち止めにしました。上げすぎるとゲームがつまらなくなります。以前、上げすぎたら敵が傍らをボーッと通過してしまったことがある。

Arnikaへ到着したのはレベル5です。ここでは腰をすえてパーティ各人のスキル修行ですね。ハリブリッド連中も覚えたばかりのスペルをなるべくせっせと使う。

Bishopの成長バランスには気をつかいます。Charmで30近くまで上げておいたPsy分野をいった止めて、今度はDiv分野に傾注する。ひたすらMake Woundです。こうしてDiv分野がPsy分野を追い越したら、今度はCharmがDiv伸張に切り替わるので、簡単に伸びてくれます。そして遅れがちなPsy分野はMindreadに切り替える。

とにかくしばらくはDiv>Psiの形を維持するのがコツですね。同時にAlc>Mageもキープ。Alc分野はKnockを覚えるまでが勝負です。役にたたないIchingSkinをせっせと撃つ。一方、Mageはスペルが多いので気にしません。いかようにも伸ばせます、多分。

bis20160630.jpg新Modで心配していたPotion価格ですが、初歩的なHv Healの合成だけはなんとか利益が出ます。その他はたぶんダメです。まだRenewalの価格が判明しませんが、たぶん割に合わないでしょう。要するに、合成ではたいして稼げない。

したがってMod Healが陳列されたらすぐに買う(Light Healはわりに潤沢)。他のエリアに行った時も相場をチェックしておかないといけない。また稼いだ金は慎重に考えて、本を買うか自分で覚えるか、かなり悩まないといけません。気軽にどんどん買うほどの資金はないわけです。

考えることが増えたようで、けっこう悪くないModだと思います。バニラにあまり大きな改変を加えず、スピードをアップし、安易な成り金の道を閉ざした。Lord、Samurai、Ranger、Nin、転職はせずこのまま育てていく予定です。PrieだけはHeal Allを覚えたらValにするつもり。

現在レベル7。いつでも8に行けるんですが、その前にスキルをアップしておこうとイジイジやっています。


いつの頃からか使い捨てライターはCR対応(チャイルドレジスタンス)になっています。ま、仕方ないことですが、各社いろいろ工夫があって、
・ボタンを非常に重くする(非力な人なら片手では無理なくらい)
・ボタンを外側にスライドしながらでないと押せないような仕組み
・ボタン下の一部分をいったんカチッと押し込むことでボタンが動くようになる。
などなど。
lighter.jpg
ところが先日手に入れたライターは上部に小さな突起があり、これを火口側に押し込んだ状態でないとボタンが動かない。理屈は通るんですが、この突起がやけに小さいし、手を離すとすぐ元に戻る。

要するに片手では操作不能です。小さい突起を親指の腹で押しながら同時に逆側へ・・・が無理。したがって左手の爪で突起を押さえ、押さえながら右手でボタンを押すしかない。難しい両手操作が必須。なんともかとも、実に不便ですね。

このギミックを考えたやつ、アホだろ。


★★★ 中央公論新社
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このまえの「大聖堂」に続いて村上春樹訳の短編衆。

雰囲気はまったく同じです。アル中と不和と離婚と暴力、ようするに人間が壊れていく姿を坦々と描きたいらしい。深みがあるとも言えるし、ちょっと冗長ともいえる。

初出のほとんどは当時の編集者によって大幅に原稿削除(ものによっては半分以上も)されていたとかで、そのへんもいろいろ後書きで書かれていますが、ま、さして興味なし。この版は原稿復活の完全版です。

ちなみにタイトル忘れましたが、誕生日ケーキの話は「大聖堂」とかぶっています。

個々のストーリーはともかく、中の一編、仲良し中年4人組が年に一回、数泊で釣りキャンプする話は面白かった。深い山の中へ行って、途中で車を置いて延々と歩き、渓流で釣りをして酒を飲んで釣りをして酒を飲む。すごい楽しみにしているわけです。

ところが渓流に裸の女の死体がひっかかっている。うーん、うーん困った・・・無視しよう。そのうち一人が(気をきかせて?)死体を川岸までひっぱってきて縛りつける。流れたらまずいと思ったんでしょう。ただしその死体に関しては見えないことにして、あいかわらず釣りをして酒を飲んで釣りをして過ごす。山を下りてからさすがに警察に電話をする。

連中、それが変だとはまったく考えていないわけです。生きてるんならともかく、死んでるんだ。どうしろっていうんだ。死体のために、せっかくの楽しみをやめるのか

なんとなく納得できる論理でもあります。ただし、奥さんはそう感じない。そこから先はカーヴァー流の展開になるんですが。


★★★ 角川書店
kingyohime.jpg
まず間違いなく楽しめるのが荻原浩です。で、今回は金魚姫。リュウキン(琉金)です。

今を去ること千数百年前、中国のどこかで婚礼服姿の若い娘が身投げして死んだ。そして詳しい理屈は不明ですが、なぜか娘はキンギョになった。赤い服を着て死んだんで赤いキンギョ。

で、時を経てその金魚が日本の夜店で拾われて、なぜか金魚姫として出現する。中国育ちの姫ですから、日本語はかなり不自由。食べものについてもよく知らないし、賑やかな外に出ると緊張する。見栄っ張りなんで、家でせっせとテレビを見ては、ろくでもない勉強して現代生活を学ぶ

ま、ストーリーはどうでもいい気がしますが、この金魚姫がけっこう可愛いんですね。言葉づかいも変だし、我が儘だし、きまぐれに金魚に戻ったり姫になったり。ちなみに人間の姫になるときは、必ずずぶ濡れです。周囲が水浸しになる。かなり迷惑。

気楽に読める本でした。


前回はFlameModというMODを入れて遊んでいましたが、結局は続けられなかった。画像は綺麗だし新モンスターもいるんですが、装備が豪華すぎたんですね。大盤振る舞い。イージーになりすぎて、後半は詰まらなくなった。

先日ふと(例によって)悪い虫が起きて、再開。今度はWiz8 EnhancedというMODです。

定番というようなMODでもない雰囲気ですが、スピードはかなアップするらしい。またアイテム画像をいろいろ書き換えたり追加したり。キャラクターの特性値は少し変更している雰囲気。ただし基本的なストーリーなんかはいじっていないようです。

そして最大の特徴はポーション価格です。どうも合成して大儲けができない仕様になったようで、これはかなり影響があります。「貴重なアイテムは買うな、拾え」というコンセプト。

インストールする前に古いファイルをすべて削除して、新しくインストールしたのですが、これが間違いだったようで何故か動かない。どうやっても、何回インストールしてもダメ。ファイルが壊れてるんでしょうか。仕方なく、Wiz8 Enhancedkの解凍ファイルを一気に上書きしたら、何事もないように動き出しました。
wiz8_201606.jpg
メンバーは無難に
Lord、Samurai、Ranger、Ninja、Priest(Valk)、Bishop、Ninja(Faery)。気長に、地味に続ける予定です。


画像がちょっと変更です


★★★ NHK出版
rokudomeno.jpg
過去、地球上には5回の大絶滅があったんだそうです。寡聞にしてカンブリアの頃の断絶と、例の恐竜大絶滅程度しか知りませんでした。原因はいろいろで、天体の衝突だけではなく、海の酸化とか大規模な寒冷化とか、それぞれ別個の理由が考えられているそうです。

で、読み進むうちに最新の種の大絶滅傾向はどうも人間が原因ではないか。化石燃料も大きな理由ですが、実はもっと早期、要するに人類がはびこりだしてから一気に周囲が大変化した。いわば現在は「人新世」とでもいうべき時期にある。

たとえばベーリング陸橋を通って新大陸へ移動した人間たち。喜んでわっさわっさとマンモスを殺した・・・というイメージとは少し違うんだそうです。試算によると、10人くらいが年に1頭のマンモスを殺すだけでもやがてマンモスは死に絶える。マンモス狩りは大変なんで、時々頑張って殺す。いわばボーナス食料です。たぶん普段はもっと狩りやすいシカとかトナカイとかを殺していた。

年に1頭レベルでなぜ絶滅したのか。こういう大きな動物は「自分が狩られる」というリスクを計算しないで進化してきたからです。「周囲を狩る・食べる」「自分は狩られない」という前提で出産数や子育て時間を決めているんで、ちょっとした要因で 計算が違ってしまう。マンモスだけでなくスマトラサイとかライオン、トラなんかも同じ。人類が増えてきたため、もう未来がなくなった。

直接殺すだけでなく、交通機関の発達でいまや世界中の生物は縦横に運搬され続け、かきまわされる。外来種の氾濫。かつてのパンゲア大陸の分裂で多様な生物が生まれた歴史をちょうど逆まわし。急速に世界中の大陸が一箇所にまとまり、多様性がなくなり、どんどん平均化する。種の数が激減する。生物的な新パンゲア大陸の実現

もちろんいつの時代にもこうした変化はありました。生物はなんとかそれに適応して生存してきた。ただ問題になるのは「変化の時間」で、ゆっくりならいいんですが、進化的な対応策をこうじる余裕がないほど迅速に殺されると、もうどうしようもない

6度目の大絶滅は現在進行中のようです。たぶん、原因となった人類も同時に滅びるんでしょうね。その後に登場するのは「ジャイアントラット」かもしれない。(ネズミはやたらはびこっている)

読みやすく、明快な啓蒙本です。ちょっとした拾い物でした。


★★ さくら舎
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さして考えず借出し。山本七平の70年代あたりに書いたものを集めたようです。当時は常識だった言葉にも今では詳細な解説がついている。たとえば「日ソ漁業交渉」とか。知ってるつもりでしたが、はて200海里問題って何が焦点なんだったっけ。あんがい覚えていない。担当大臣は誰だったっけ。

で、収録されているのは、ま、タイトル通りのテーマなんですが、時間がたつと薄れるもんですね。山本七平の独特の論理建てがたいして斬新にもうつらない。

いろいろ述べていますが、面白かったのは、日本は先進国である中国や西欧から文化文明を取り入れる際、どっぷりはまらない性格があったということ。しっかり入学して、丸ごとしっかり勉強したりはしない。いわば聴講生のように、自分の興味のある部分だけ採用する学生だった

かなり自分勝手。要領がいい。偏っている。だから「世界」を理解しているようで、実はたいして理解していない面が多々ある。決して「グローバル」じゃないんです。日本の常識と世界の常識は違う。それをわきまえて外国と付き合わなくてはいけない。

ずいぶん前に亡くなった父が「日本は中国からたくさん学んだが、三つのものだけは採用しなかった。宦官。纏足。靴の三つ」とか能書きたれてました。確かにそうです。こうしたものも丸ごと採用すれば優等生の「文明国」になれたんでしょうが、辺境の島国は頑固に拒否した。その点が朝鮮半島とは方向性が違った。

たぶん、いまでも日本は普遍的な文明国ではないのかもしれない。ほんの少しだけど、ズレでいる。外交交渉がスムーズに運ばないのは、そこに理由がある。


図書館借出し分を読み終えたので、本棚を眺めてみたけどこれというのが見つからない。

うーん、しばらく悩んでから「戦争と平和」を引っ張りだしてしまった。なんとまあ。

これ、たしか大学受験が終わってからの春休み、とりついで読了した記憶がある。筑摩世界文学大系だっただろうか。もしそうなら中村融の訳ということになるらしい。筑摩の全集は三段組、ずっしり重い本だった。

たぶん、それ以後も1回くらいは再読したんじゃないだろうか。もしそうなら今回が(読み通せれば)生涯3回目になる。

sensotoheiwa.jpg新潮文庫4冊組。自分ではなく(買うとは思えない)、娘が買ったんでしょうかね。平成11年で37刷りになっています。

開いてみると行間が狭い。ぎっしり活字が並んでいる。工藤精一郎という人の訳らしいです。とりあえず冒頭、ナントカという実力派女官のパーティにワシーリー公爵とピエール、エレンが登場したところ。これからどうなるんだっけ。

果たして読めるかどうか。

★★★★ 中央公論新社
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村上春樹がよく言及する作家レイモンド・カーヴァーの短編集。まったく読んだことないと思っていましたが「ささやかだけど、役にたつこと」だけはたぶん既読。パン屋と誕生ケーキと交通事故の話です。ただし後半の数ページはなんか違っていたような気がする。

カーヴァーってのは発表後もまめに手をいれる人だったらしいので、その違う版だっだのか。暗い結末だったような記憶でしたが、この翻訳ライブラリー版は少し明るく締めくくっている。不明。

粒選り良質の短編が揃っています。特にオチはないけど柔らかく坦々と深淵を描く。アル中、離婚、失業を描いたものが多い。★3つにするか4つにするか迷うところですが、えい、オマケだ。大盤振る舞いで★4つにしてしまえ。

中でもアリゾナの賃貸アパートに引っ越してきた家族を描いた「」、依存症治療センターで出会った煙突掃除夫の話「ぼくが電話をかけている場所」、余韻の残る短編です。カーヴァーってのはいい作家ですね。ただし表題の「大聖堂」はあまり好みに合いませんでした。

また、本棚にあったら借り出してみようかな。


月曜の朝刊は朝日歌壇と俳壇。気が向くとときどき目を通すが、今週の「六人兄弟のめるやつから先に逝き呑まぬ長男九十七歳」は笑ってしまった。

俳句は季語が必要だが、短歌の場合はどうなんだろう。なんでもアリということなら、こうした川柳のような歌があっても不思議はない。ま、この歌を「川柳のような」と解釈するのも異論がありそうで、老いの悲哀と受け取ってもいいし、兄弟のそこはかとない情愛がテーマと考えてもいい。いかようにも解釈可能。

そうした本質とは別に、あはは、そうなんだよなあと笑えるのが楽しい。自分も兄弟が多くて、しかも飲む奴と飲まないのが綺麗に別れている。長男は飲むほうで、それが原因かどうかはしらないが、既に逝ってしまった。自分は末弟。飲むほうなので、もうあんまり余生はないかもしれない。

こんなことを考えたのも、実は採血検査のため2日ほど禁酒したのが理由です。検査の結果を誤魔化そうとして酒を休むのも変な理屈だが、けっこう見聞きするから人間としてごく普通の発想なんでしょう。いじましい。

禁酒すると確かに体が軽く感じます。体調良好。これならたまには休肝日もいいかななどと思ったりもするけど、でも採血が終わったらすぐまた飲むんだろうな。美味しい!と思って飲む日もあるし、なんとなく惰性で飲む日もある。惰性で飲んでいたのにだんだん美味しくなって、いぎたなく余計に飲んでしまうこともある。たいてい、翌日は後悔するけど。

★★★★ 中央公論社
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全4巻。何カ月かかけて少しずつ読み進み、ようやく最後までいきました。何回目かな。調べてみたら2003年に巻2と巻3だけ再読している。全巻通しては20年ぶりくらいかもしれない

村松剛の文体はいいですね。品がある。読み心地が爽やか。どうやって木戸を調べたんだろうと疑問に思っていましたが、どうも「松菊木戸公伝」という膨大な資料があるらしい。木戸は若いころから日記をつける習慣があったようで、かなり詳細です。ただしページ見本を見ると、こりゃ簡単に読めるようなものではありませんね。

木戸というのはマメな人だったらしく、毎日々々人と会い、話を聞き、人の世話をしては酒を飲む。勉強をする。日記をつける。もちろん女遊びもする。忙しいです。大変だ。忙しく暮らして天下国家を憂いて鬱屈して胃を痛くして、たぶん胃ガンで死んだ。享年45歳。若いです。

通読しての感想ですが、明治10年までというのは、ほんと、何がどう転んでもおかしくない時代だった。伊藤とか大隈とか井上、板垣、江藤・・・どいつもこいつも書生気質で勝手なことばかりやる。若いですからね。ひょいと思いつくとすぐ走り出す。英国領事館を焼き討ちしようぜ・・のノリで簡単に朝鮮出兵を画策し、台湾へ勝手に乗りだす。

これだけみんなが勝手なことをやり、策謀したりライバルを蹴落としたり和解したり金を浪費したり、各地で一揆や暴発がくりかえされながらなんとか国が保たれた。木戸と大久保という薩長のリーダーがケンカをしながらも決定的な危機になると協力しあったというのが日本にとっての幸運だったんでしょう。

で、木戸は明治10年に死ぬ。西南戦争の真っ只中です。大久保は明治11年に死ぬ。この二人が良くも悪くも荒療治をやって明治国家の大筋路線をつくり、だからその後はたぶん大隈とか伊藤とかの二流が適当に運営できた。

こんな程度の短い文章で感想を書ききれるもんじゃないですね。また10年くらいしたら読み直ししないといけない。生きていたらの話ですけど。


懇意にしている小さな事務所で、なんかメールサーバの設定が変更になったとかで、不通状態。見てくれとSOSが届きました。メールの設定くらいなら10分もあれば十分だろうとタカをくくってたんですが、いやー、けっこう苦戦しました。

メールサーバの設定そのものも問題だったんですが、それよりも作業がスムーズに行かないことの方がストレスでした。ちょっとカーソルを動かすとウィンドウがパッと大きくなる。えーい、邪魔だぁ・・と小さく戻して、Wordを立ち上げるとこれがまたデカ画面で邪魔になる。そちらを調整していると、また横のウィンドウが勝手に拡大する。自分のPCなら都合のいいようにすべて調整済なんですが・・・。

で、それとは別で、もう一台のPCが、タイミング悪く当日の朝、勝手にWindows10になっていた。間が悪い。「MSの誘いに乗らないようにしっかり監視してる」とか言ってたんですが、ちょっと油断している間にアップグレードされてしまったらしい。それはそれで仕方ないものの、あらら、メールソフトが使えない。Wordも動かない。こんなこと、勝手にするなよ。完全にパニック。

他人のよく知らないWindows10で何かしようとすると、大変ですね。メーラーがOutLookということもあるし、なんせ根本的な設計思想が理解できていない。Windows10というOS、どうもネットと密接につなげようとしている気配が強いです。スタンドアロンで孤独に何かすることを許さない雰囲気。ま、繋がってくれたほうが発展性もあるし商売になる。

このこと、最近は自分のPCでふつうにブラウザを使っているときにもよく感じます。新しいページに移って、静かにそのページを読もうとしても、なにかと邪魔が入る。いきなりでかい広告ウィンドウが立ち上がったり、うかつな場所にカーソルが行くと新しいアクションが起きたり。騒がしい。

話は違いますが、テレビの民放番組なんかでも、最近はやたら内容が飛びますね。北海道のヒグマ番組を見ているつもりなのに、途中で九州のうどんになる。で、九州のうどんが終わると、また急に北海道ヒグマに戻る。その間にコマーシャルがはさまれ、夜の番組の番宣が入り。ほんと、落ち着かない。どうも「一つのテーマは15分以内が必須」とか電通が調査報告を出してるんじゃないかな。これで「集中力ある子供を育てよう」なんて言ってる場合か。ブツクサ。

何につけイラつくことが増えたのは、もしかして自分がトシなのかもしれないです。良い悪いという問題ではなく、自分が時代の流れ、方向性に合わなくなってきた。落ちこぼれつつある。もしそうであっても、あがいて新しい流れに乗ろうとする気はなくなっています。たとえばスマホ文化はもう完全に余所の世界です。いまさら小さい画面のスマホで何かしようという気にはなれない。LINEで繋がる? 勝手にしたら・・という流れ。

少し寂しいですね。でも仕方ない。人間、トシとるとどんどん頑固になるらしい。依怙地。古老は固陋。

新聞読んでもニュース番組みていても、日本の未来は明るくはないようだなあ。家内とアベの悪口いいあって晩酌しています。

★★ 柏書房
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ロンメルの攻勢をかわすため、北アフリカの英軍は有名マジシャンをリーダーとしたカモフラージュ部隊をつくり、大がかりな偽装作戦を実行する。戦車をトラックに見せかけ、軍港の位置を移動させ、スエズ運河を消し、ハリボテ潜水艦を浮かべ、ボロ船を巨大軍艦にする。

ま、ある程度は可能な話で、いちおうは「事実」と称したノンフィクション仕立ての小説ですが、でも、かなり怪しい。調子がよ過ぎるというか、ま、ハリウッドB級冒険映画のノリです。

前に読んだコニー・ウィリスの「ブラックアウト」だったか「オール・クリア」だったか、(タイトルは違うけど一続きの小説です)、英国ケント州でゴム戦車をふくらませる偽装作戦の話が出てきました。もちろん大変な労働です。

原っぱにダミー戦車を置くだけでなく、上空を飛ぶ偵察機から本物に見えるように、草の上にキャタピラ(履帯)の跡をずーっと付けていく。跡がないとゴム戦車であることがすぐバレでしまう。(この「スエズ運河を消せ」でも、上空からみた「影」にこだわっていますね。影が自然でないと、すぐバレる。

ケント州のゴム戦車は、たしかノルマンディ作戦を隠匿するためのカモフラージュだったような気がします。意外な場所に大規模な戦車部隊が隠れているというような。第二次大戦ではけっこうこうした偽装が多用されたようです。


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