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この正月、子供に頼まれて番組を録画しました。で、HD録画したものをDVD-Rにダビング。持ち帰ったそのDVD-Rが再生できなかったらしいです。使ってるデッキが古いから買い換えないといけないと言ってるらしい。

うん、なんか間違いがあったような、かすかな不安があったんだよな。どこかで「ナントカのフォーマットは他の機器では再生できない・・」とか読んだ記憶があるような。

で、DVDレコーダー(シャープです)のマニュアルを読み直してみたけど、ほんと読みづらい。「ダビング」を調べるだけであっちのページ、こっちのページ、5~6カ所を調べなければならない。飛んだ先がまた分岐してるので、そこからまた他のページをくったり。

一応は親切(なつもり)に網羅はしているんですよね。でもいろんな要求に答えようとしてありとあらゆる説明してるから、要点がわからない。けっこう苦労しました。

少なくとも「VRモードでは他で再生できないことがある。他のプレーヤーでも再生するのならビデオモードで」。そう書いてあることは事実。じゃ試しに「ビデオモード」で録画しなおしてみましょう。

えーと、まっさらなDVD-Rメディアは「ビデオモード」でフォーマットされてるらしいです。だからお皿をトレイに入れると「VRモードフォーマットしますか」というメッセージが出る。これを「No」と拒否すれば、「ビデオモード」フォーマットのままですね。うん、それでやってみましょう。

トレイにお皿をつっこんで、メーセッジに「No」と答えます。続いて「ダビングしますか」と聞かれたので「Yes」。目当ての番組を探して「開始」を指示。あれれ、できないと文句言ってます。「CPRMがなんとかかんとかなのでダビングできません・・」とか言うておる。

DVD-Rの包装を調べてみました。「CPRM対応」の文字がグレーになってるので一瞬ドキッとしましたが、その隣に「地上デジタル」「BSデジタル」とかの文字が印刷されている。大きく「録画用」の文字も生きている。うん、間違いなくデータ用のDVDではなく、費用上乗せのデジタル録画対応DVD-Rです。

わけわからんですね。「VRモード」では他のプレーヤーで再生できない。かといって「ビデオモード」を選んで録画することもできない。仕方ない、あちこち調べてみました。取説だけじゃ理解不能です。

で、自分なりに理解したのは下記。

◆録画側
・録画方式はざっくり「VRモード」と「ビデオモード」に分かれる
・「ビデオモード」は一般的な映画や音楽DVDの録画方式。どんなDVDプレーヤーでも再生できる(できなかったら困る)
・「VRモード」はその後に生まれた高機能かつややこしい録画方式らしい。
テレビ放送(デジタル放送)は「VRモード」でしか録画できない。
 (アナログ放送とデジタル放送を分けて説明するから、シャープの取説は複雑になっていた。ま、販売時期もあって仕方ない部分はあるけど)
・なおかつ、例の著作権保護機能、悪名たかいCPRM。このCPRMに対応していないDVDメディアには、デジタル放送は録画できない

CPRM対応メディアってのは、要するに「録画用」として売っているDVDですね。前はPCなんかで使う「データ用」より割高でしたが、最近は下手すると安くなってる。

◆再生側
・使用するDVDプレーヤーが「VRモード」に対応していること。
  古い再生専用のプレーヤーなら「ビデオモード」にだけ対応していれば十分です。「VRモード」なんて必要なかった。
・使用するDVDプレーヤーがCPRM対応であること
  これもそうです。アナログ放送の時代のレコーダー(プレーヤー)なら、著作権保護なんて考える必要がなかった。
・要するに、デジタル放送に対応したDVDレコーダー(プレーヤー)でないと、再生は難しいということらしいです。
・そうか。やはりある程度新しいものでないと無理なのか。

なんなとく全貌がわかったけど、すべての問題の根底にあるのは「コピー防止、著作権保護」ですね。「コピー・アットワンス」の縛りがいまでは「ダビング10」に緩んでるそうで(機械が勝手に受信してファームウェアを更新してるから実感なし)多少は使いやすくなってるみたいですが、それでも複雑怪奇です。

DVD購入の際にもう少し上乗せしてもいいから、もっと汎用性のある形で録画・再生の仕組みが作れなかったもんでしょうか。録画に縛りを加えるのは仕方ない。でも再生にも縛りが出てくるのが納得できない。古いプレーヤーに読み取れないようなVRモードとかCPRM対応という拡張は、なんか技術屋さんたちがサボって手抜きしたような気がしてなりません。

ん、技術屋さんを責めるのは可哀相か。メーカー団体、著作権保持団体の責任ですね。消費者が苦労するような形の技術革新しかできないんじゃ本末転倒。デジタル放送絡み、いろいろ一連の動き(受像機に差し込むB-CASカード とか、あれもほんと酷い)、頭の古いオヤヂとしてはどうも気に入らないです。

芥川賞インタビュー式に呟いてみるか。気に入らんぞ。

えーと、「とうぶんは再読しないと思います」などと書いた「ウルフ・ホール」ですが、その後、ちょぽちょぽ再読しています。あらためてゆっくり読むと気のきいた会話が楽しいです。やたら飛びまくる叙述も二回目だと迷子にならないですむ。あせらず、少しずつ読んでいます。読んでいるうちに返却期限がきたら、ま、惜しくもなく返せるでしょう。

skyrim-mail.jpg発注したThe Elder Scrolls V SKYRIMが届きました。なんとなく日本の販売店が在庫をもってアマゾンに出品していると思い込んでいましたが、そうではなくて英国からの発送だったみたい。1月8日に注文して、翌9日に発送通知があって、21日にエアメールで届きました。はるばる地球を半周して、340円の送料で届いたのか。時代ですね。

ただし、すぐに遊ぶのは無理です。いろいろ調べましたが、まずビデオ性能がオンボード(AMD 785G)では話にならない。しかしCPUのほうは今のAthlon2 X2 250(3.0GHz)だとかろうじて動くことは動くらしい。少なくともインストールはできるでしょう。ということで、価格の変動を見ながらですが、Radeon HD6850以上のビデオカードを狙います。一応は推奨レベルのビデオです。

ただし(ただし・・が多い)こうなると電源が問題になる。いまのSeasonic SS-430HB/S(430W)では12V出力が決定的に足りない。これを買った当時は12Vなんて誰も気にしなかったんですけどね。なんせ12Vが14Aで、おまけに補助電源の6Pinコネクタがない。6年間使い続けて特に文句もなかった優良電源で、430Wというトータルも十分なんですが。さすがに時代にあわなくなりました。悲しいことです。

これでだいたいの方針が定まったかな。Radeonの価格推移を眺める。てきとうなところでビデオカードと電源(1万円下レベルかな、今回は)。これでSkyrimをインストールして、MODやら何やらで時間をつぶしてしばらく様子を見ながら、どこかでIntelのCPU、マザボ、メモリに換装。

ずーっとAMDでやってきましたが、さすがに最近の状況はIntel決定勝利のような雰囲気です。フュージョンのAシリーズという道もありますが、なんか見通しが開けません。強いて肩入れするような材料が見当たらない。

しかし今のX2 250とマザボはまだ交換して1年半。一気に捨てるには少し惜しいです。ま、ヘソクリの貯まり具合とも相談しながらですね。現役で仕事をしているころならエイッと大人買いだったんでしょうが、このへん、じっくりチョボチョボ行くのがオヤヂの道楽道、気長な趣味です。

そうそう。これも気長な話ですが、去年の夏に出たA Song of Ice and Fireシリーズの「A Dance with Dragons」。HarperVoyager刊の少し大型のペーパーバック(上下巻)が決定のようなので、予約を入れました。先日は1冊1200円台だったのが、今日見たら1100円台に動いていた。予約を入れておけば、値動きのうちいちばん安い価格で手に入れることができることになっています。ほんとかな。
★★★ 早川書房

wolfhall.jpgてっきりオリバー・クロムウェルを描いた作品かと思ったら、そのご先祖、ヘンリー8世の寵臣として権勢をふるったトマス・クロムウェルが主役でした。けっこう厚い上下巻。

トマス・クロムウェル、ほとんど知らない人物です。トマス・モアを失墜させた人物といわれれば、そうだったかな・・という程度。貧しい生まれから身を起こして、ヘンリー8世に気に入られ、離婚問題を解決する手段だったのか財政問題からだったのかはともかく、国教会の分離とか修道院の解体とか、神話的な辣腕ぶりで英国を大改革した(少なくとも結果的に方向を決めた)人間のようです。

ま、そんな歴史的な功罪はともかく、非常に面白い小説でした。登場人物のキャラターがユニークというか、とらわれないというか、ストーリーの進め方や文体も非常にクールで魅力的。ただし、人によっては「あっさりしすぎで読みにくい」と思うかもしれません。

ヘンリー8世も、キャサリン・オブ・アラゴンもアン・ブーリンも、ジェーン・シーモアも、もちろん政敵であるトマス・モアも、みんなしっかり描かれています。ワンパターンの悪人や善人はいないし(ただし度し難いアホや脳タリンはいくらでも出てくる)、みんなそれぞれの小さな正義感や理想主義や欲得感情で動いています。強いていえば主人公のトマス・クロムウェルが、ちょっとカッコよすぎるくらいかな。冷静で強靱で雄弁で、計算が速くて超人的な記憶力を持っている野心家。(ハンニバル式の「記憶の宮殿」を持っています)

時代が時代なので、疫病がはやれば人々はあっさり死にます。環境も劣悪。ちょっと病気になればすぐ死にます。クロムウェルの妻や溺愛する子供も簡単に死にます。

ある程度、この当時の人間関係とか勢力図を知っていないと、ストーリーが混乱するかもしれませんね。たぶん意図的にでしょうが、急に時代が飛んだり場所が動いたりします。その叙述がいつの話なのか、どこでのことなのか、ちょっと油断すると混乱してしまう。でも、文体は現代的で、妙に魅力がある。ハードボイルド小説に似た雰囲気もあるかもしれません。けっこう笑えたりもします。

ストリーそのものはアン・ブーリンが二人目の子供を流産したあたりで唐突に終わりますが、このトマス・クロムウェル、栄華をきわめたあと数年で急に逮捕、ロンドン塔、死刑という運命だったらしい。だからワンマン国王は信頼しきれない。

ウソか本当か知りませんが、ヘンリーの何番目かの妻、これを外国から呼んで薦めたのが運のツキだったという説もあるらしい。どこの国から来た人か覚えてませんが、似顔絵が似てなくて超不細工だったということになってます。王昭君の逆パターン。ヘンリーは新王妃を嫌って床入りも1回か2回だけと他の本で読んだ記憶もあり。もちろんすぐ離婚したそうですが。

案外、真実かもしれません。

ま、拾い物でした。非常に面白かった。でも、とうぶんは再読しないと思います。

発売日がきっと早まるだろうと期待してきたSong of Ice and Fireシリーズ最新巻「A Dance with Dragons」のペーパーバックですが、ようやく決まったようです。

はい。ハードカバーは確か昨年の7月頃に刊行になり、マスマーケット版(小型の粗末なやつ)も発売。でも大型のソフトカバー版がなかなか決まりませんでした。マスマーケットのペーパーバックは文字が小さくて読みにくいんですよね。かといってハードカバーは重くて扱いにくいし。

feastforcr.jpgアマゾンではまだ表紙画像が表示されていませんが、Book5の Part1が「Dreams and Dust」、 Part2が「After the Feast」というタイトルで分冊になっています。出版元のHarperCollinsサイトで130mm x 198mmという表記があったので、マスマーケット版より少し大型ですね。前に買った 確かBook3でも英国版で分冊になっていました。分冊になるとちょっと割高ですが、その代わり扱いやすいです。

アマゾンでは予価が1冊1,226円、3月15日。よくまあこんなに辛抱したもんだ。自分ながら感心するほど気が長いです。

これはかなり大型版。こんなに大きくはなさそう

昨年があまりにナンだったのでNHKの大河ドラマから完全に遠のいていましたが、昨日は怖いものを見るような気持ちで「平清盛 第1話」。

俳優はともかく、脚本が問題なんですよね。なんか事前から「海で戦う若々しい清盛」みたいなコンセプトふうだったし、またコーンスターチ使いまくるとかだったので、実はかなり心配していました。なまじ期待すると、反動が怖い。あとで気が滅入ってしまいます。

で、第1話インプレッション。うん。まずまずじゃないでしょうか。細かくはいろいろ言いたいことはあるけど、概略この程度なら文句なし。だいたいどのドラマでもそうですが、家来・侍女・郎党の出番がない。忠盛が連れ帰った女乞食の介抱をするとか、白河院が気軽におん自ら中井忠盛や吹石白拍子に面接するとか、祇園女御がひょろひょろ縁側付近まで顔を出して何かしゃべるとか。一応は院の寵姫なんですけどね。でも、主要人物が一堂に会さないとストーリー運びが難しいですわな。必要悪。

院と主上、檀れい璋子の関係なんかは、これくらい明快にしないと理解してもらえない。すべて枠内でしょう、たぶん。

ただ唯一、おそれ多くも院のまします目の前で吹石をブスブス射ってしまうのは、さすがにどうでしょうか。血を流しちゃいけませんわな。あとで清めるのが大変です。ひょっとしたら恨みを残して死霊になるかもしれないし。祟りが怖い。クワバラくわばら。

そうそう。事前予告ではわけのわからんかったヘンテコリンな両刃の剣。宋わたりの剣らしい。かなり重そうですが、忠盛がブンブン振り回し体操していました。とするとあれ、片手剣なんでしょうか。最後のあたり、突き刺した剣を子供が引き抜こうとするあたりは聖剣エクスカリバーふうでもありましたね。これを抜いたら王国はオレのもんだあ。

ま、これからしばらく日曜日は楽しませてもらいます。時々は(安心して)悪口言わせていただきます。去年は言う気も起きんかった。

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