カードからアプリへの切替を迫られていたダイレクトバンキング、去年の秋にさんざん苦労して、もう完了かと思っていたのに、なんのなんの。

毎年やっているレンタルサーバの代金振込です。たぶん通常通りに銀行サイトで手続きして、最後の暗証番号の部分だけSNS送信活用なんだろうなと思っていたけど、なんのなんの。

その前段階でもひとつ認証があった。たぶん4回くらいは失敗した。結局銀行サイトにログインして振込手続きをトライした回数はぜんぶで5回か6回か。ロックかかるのが心配だったけど、かろうじて完遂できました。

ontimeP.jpgつくづく、大変です。

大きな目でみると、ぜーんぶアベの銀行いじめが遠因じゃないだろうか。クロダがマイナス金利なんてやるから銀行が必死になって人件費を削減する。窓口がいなくなる。その結果として脳味噌の溶けかかったトシヨリがアプリだとかスマホだとかでえらく苦労する。

つくづく、疲れました。ついでにスマホは嫌いだあ

 

Chromeをたちあげるたびに「マイナポータルが無効」のエラー。うんざりしてしまって、ためしに「許可」を押してみた。ほんとは、悪い考えです。

myna-mukou2.jpgすんなり消えて、画像のような形になりました。なんだったんだろ。

もしかして「国税電子・・・」を表示したかっただけ()? それにしても「online-web-dev・・・」とか「potal.city.higashimuraya・・・」の表示は? 行政って、ひたすら大げさで無意味なことをしている気がする。

親切そうで、不親切。無駄。

 

これからも「国税電子・・」サイトをどんどん利用できますよぉ!という意味なんだろうか。わからん。

「無効」の状態の間も、e-Taxからの通知は届いていました。それにアクセスもできたし。だから、わからん。それともまったく他の(見えない)部分がアクセス可能になったのか。

 

たまにChromeを立ち上げると「マイナポータルが無効になりました・・」というメッセージが右上すみにあらわれるようになりました。けっこう邪魔です。立ち上げなおすとまた出現する。

「マイナポータル」というからには政府関連かと思うと「online-web-development.net」がどうたらという細かいメッセージもあります。

「potal.city.higashimurayama.tokyo.jp上にある自分のデータの読み取りと変更・・・」とかも書かれている。ヒガシムラヤマが何の関係あるんだ?

myna-mukou.jpgネットを調べると「権限を許可」ボタンをクリックしてナントカすると、もう出なくなるらしい。つまりこれは「マイナポータル」を利用できるサイトが他にもあるんだぞ・・というメーッセージで、でも、それって「許可」するってことが前提ですよね。

右上のエラーメッセージをクリックしてみると画像の下半分部分、つまり、ユーザーがログインしていないとかなんとか書かれている。でも、ログインなんかしたくないんです。必要に迫られないかぎりログイン無用。そういう考えの人があることを理解してくれない。だから拒否の方法についての説明もない。

親切(?)の押し売り。なんか最近、このてが多いです。この件とは無関係のとばっちりですが、典型的なのがMSのやり方とか。その親切は常に的をはずれている。

 

迷惑なこのタイプの広告、やたら増えてきたなあ。文春オンラインだけでなく、けっこう
あちこちで遭遇する。

meiwaku-ad.jpgなんせ「これ以上、何も見せんぞ!」という姿勢でいきなり暗転ですからね。道を歩いていたらいきなり木戸つかれるようなもんです。「こっちも商売なんだから、わかってね・・・」という遠慮がカケラもない。ひたすら横柄。

なんか気分が悪いので、これに当たるとあわてて道を変えます。

e-Tax 成功

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週があけたので(気力はとくに充実していないけど)思いきってe-Taxにトライ。

半月ほど前、ほとんど完了かな・・・と思っていたのが正しくて、実際とりかかってみるとスムーズに進みました。やはり「確定申告書等作成コーナー」ってのは出来がいいんですね。大昔に構築したものなので完成度が高い。ニッポンも昔は確かだった。

ようするにe-Taxの準備段階がかなりダメでした。マイポータルと絡んでたんで、さらに複雑で、けっこうイライラしました。ただ具体的な作成作業は旧来からの「確定申告書等作成コーナー」を使うので、まったく問題なし。

やれやれ、です。

これからはPayPayにもトライしないといけない。それから懸案、ブログのSSL化。やることがたくさんあります。楽しみながら新しいPCシステムも考える必要があるし、まだボケるわけにはいかないです。

 

政倫審

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テレビつけたら政倫審やってて、答弁している政治家の顔がまるで別人だった。ふだんは悪巧み代官顔なのに、今日だけは妙に温和で、まるで聖人君子の微笑み。ま、これくらい芝居ができないで総理総裁候補(自称)とはいえないわな。

seirinshin.jpg別件だけど、午前のニュース番組でロングブレス体操の演技していた男、あれも何回みても始祖の三木良介には見えなかった。

妻に対しても「違う。三木じゃない!」と力強く断言してしまったけど、どうやら本物でした。でも、顔も雰囲気も違うなあ。立ってる姿勢もゆるんだ前かがみにみえるし。うーん、不思議です。こっちの目がフシアナになってるんでしょうね、きっと。

 

ネットニュース。なんか国民民主から補選に立候補しようとしてた元女子アナが、断念を迫られたとか。だから?という話ですが、理由は経歴で「ラウンジで働いていたから」だそうです。ま、それで叩かれて玉木があわてて弁解してるみたいなんですが、問題は「ラウンジ」ですね。

ラウンジって何だ?

考えてもわからないので調べてみました。なるほど。キャバレーみたいでキャバレーとは違う。勤務の服装なんかはわりあい自由で、客がくるとみんながワーッと集まって集団接待する。あんまり一対一、色気で迫る雰囲気ではないみたい。だからラウンジ。「体育館」みたいな語感ですね。

私、バー()、キャバレーの時代は少し被ってますが、その後のテレクラとか出会い系とかになるともう知らない世界です。あっ、裕次郎なんかの古い映画の定番「クラブ」も知りません。サックスが鳴っていて暗いところでチークダンスしている。要するに高級バーですかね。

などなど。ひとつ勉強しました。ラウンジ。ま、たぶん数年たつとまた消える言葉とは思いますが。

 

学生時代におそるおそる行った繁華街の裏手のカウンターバー。たしかトリスのハイボールが80円だったと思います。ふつうは一杯、たまに二杯。それ以上使う余裕はなかったなあ。

 

諸葛亮

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前に読んだ本、高島俊男さんの「三国志きらめく群像」の表紙です。

それがどうした? はい。けっこう気に入ってる本なんですが、表紙裏のクレジットを見たらなんと描き手は南伸坊だった。ひぇー。びっくり。

南伸坊って、ちょと軽い本なんかの挿絵でよく描いていた。自画像は三角オニギリでしたね。オニギリに目鼻。センスがあって、たぶん知的で、暖かいイラストが多かった。いや、まだ存命だし活躍中でしょうから『です』ですね。現在形。

人物は諸葛亮です。喰えない顔して、オキマリの白い羽扇をもってます。腹の中でなに考えてるんだか。この雰囲気、なんとも味がある。とくに意味はないんですが、つい紹介したくなった次第です。

sangokusi-cover.jpg

 

朝の買い物

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お茶が切れているので、開店を待って近所のスーパーへ。オーケーストアです。

雨があがったばかり。10時過ぎとはいえ店の前に並んでいる自転車の数が、数えてみたらたったの10台。画期的に少ないです。

oksencha.jpgガラ空きの店内でいつもの煎茶()、100グラム入りを購入。ついでにバリラのスパゲティ(No3)1キロ箱。国産豚の肩ロース極薄切りなど。何年かぶりにカイワレの綺麗なのを見かけて、ついカツオの柵を買ってしまった。カツオとカイワレが合うのかどうか、よく知りません。

久しぶりに外の空気が湿っていて、なんとなく暖かく感じられる。春が近いんでしょうか。今週の末はまた冷えるぞと予報士は言ってるけど。

 

オーケーブランド。たぶん静岡茶。深蒸しは買いません。

 

疲れた・・

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なんとかマイナポータル、e-Taxなどなどの設定官僚 完了。たぶん。

気力が充実したら、また続きをやろう。「確定申告書等作成コーナー」()から印刷(従来なら)の代わりにe-Taxへ送信できると思うんだけど。おそらく。たぶん。きっと。

それにしても、どうしてこんなに作業が面倒でスッキリしないんだろ。膨大なページを使った懇切丁寧な(と思ってるんだろうな)サイトが用意されているのに、使う側からすると手さぐりで暗いプラットホームを歩かされているような気分。

気力を使い果たした。

 

この作成コーナーは非常によくできたサイトと思います。役所が用意したものにしてはほんと珍しい。(だからこの作成コーナーで印刷して、物理的に郵送すれば問題ないんだけどね)

 

e-Taxをセットアップしようと試みて、うーん、うーん、うーん・・・ギブアップ

少なくとも今日は諦めよう。腹が立って、頭に血がのぼりそうで、怖い

必要なソフト(ツール?)をインストールしようとすると、そのソフト置き場の傍らに利用者(あるいは、利用しようと試みた人)からの怨嗟の書き込がうんとこさ並んでいる。ずいぶん激しい罵り。うんうん、共感するぞ。

USB-ICCRW2.jpgかなり昔にスタートしたサービス(サービスか?)なのに、ずいぶんテレビCMには金使っているのに、金を使う場所が違う。 ほんとに使ってもらおうと思っているのか!

明日、またトライの予定。確認メールの返事を明日までにしろ、とか勝手なこと言うておったな。諦めたら負け、みたいな気分。

 

mawaributai.jpg創元社★★★

半藤一利のエッセイ集というか、むしろ雑文集といったほうが合ってます。

なにが「まわり舞台」なのか。つまり半藤さん、例の文春文士劇の名プロンプターだった。ま、ご本人はそう言ってます。文壇はなやかなりし頃ですね。文春のお膳立てで有名作家や評論家たちが素人芝居に夢中になった。時代に遊びがあったというか、いや、遊びだらけだった時代ですか。

エピソードが次から次へと出てきます。面白い話がサラリサラリ。サラッと出てきてすぐ次の話になる。肩に力が入っていません。ダラダラ流し。

で、中頃から以降は、半藤さんの雑学というか、雑知識で、むしろこっちが面白いです。なかで個人的に「へぇー」だったのは「戦陣訓」の成り立ちでした。

昭和16年、陸軍大臣東条英機が発した訓示ですね。「生きて虜囚の辱めを受けず」が有名で、これで多くの兵士たちが無意味に死んだ。死ぬ必要もないのに死んだ。なんで東条はこんなものを発令したのか。

そもそも、はアホな話でした。皇軍兵士たちが大陸でバカばっかりやってる。上官暴行、暴動、放火、強姦、略奪。悪い評判が東京にもさかんに伝わってきて、さすがにまずい・・ということになった。いちど引き締める必要がある。

原因は、ほとんどが飲酒です。これがいけない。「ムラムラっとしたら、家に残した妻を思い出せ。恥ずかしいことするんじゃないぞ」というふうな、肌感覚でわかりやすい訓示を10カ条ほど担当官は考えた。これなら連中でも読める。理解できる。

ところが軍の本質は役所で軍人は官僚です。衆知を結集する必要ありというんで哲学者とか教育者が呼ばれて検討会議。揉みに揉んだ結果としてやけに立派な文案ができあがった。こんな文章で兵隊たち、読めるんだろうか。

これだけでも酷かったのに、仕上げに島崎藤村が呼ばれた。大作家が訓示をさらに格調高くまとあげた()。こうして堂々と完成したのが「戦陣訓」。当初の意図とはまったくかけはなれたものを陸軍大臣東条英機の名で発表した。そういう経緯だそうです。

で、その戦陣訓が一人歩きをしたんですね。戦後、最初の発案者は責められて往生したらしい。オレのせいじゃないだけどなあ。

 

こういう事例、多いですね。文章の力。有名作家なんかが結果として大きな弊害を残してしまう。戦後の国語国字問題の山本有三とか。もっと前なら徳富蘇峰とか。

 

e-Tax

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確定申告がそろそろ開始です。ずーっと国税庁サイトの「確定申告書等作成コーナー」を利用していましたが、今年は電子申告。e-Taxにトライしてみる予定です。

ずーっと毛嫌いしてたんですけどね。e-Taxはあまり普及しなかったようで、いろいろ特典があるとかしつこく宣伝してましたが()たしかカードリーダーが必須だった。これに反発した。わざわざ購入させて税金申告させようだなんて、なんて傲慢な手法だ。

USB-ICCRW2.jpgしかしトシとって人間まるくなって、無用な抵抗はやめました。はい。カードリーダーを買ったんです。やたら多い中華ものではなく知ってるメーカー。ただしバッファローとかエレコムじゃなく、I/O DATAです(USB-ICCRW2)。I/O DATAって、あんまり洗練されてないし気がきかないところがあったけど、ま、品質は信用しています。

16日過ぎたらe-Taxの登録をしてみる予定です。スムーズにいくかな。なんかこの半年くらい、役所や銀行を相手にこんなことばっかやってる気がする。ひたすらエネルギー、消耗します。

 

去年はマイナンバーカード取得にポイント付けて、あこぎに釣ってましたが、同じ手法だったんですね。

 

去年の暮れでしたか、なにが目的だったか知らないけど田中真紀子が議員会館(かな)で会見。真紀子節いまも健在で吠えまくっていました。

ま、田中真紀子を好きな人も嫌いな人もいるでしょうし、それで当然なんですが、この人がいろいろ話した中でなるほど・・と感心したこと。

いまの与党が腐りきっているのは周知の事実で、支持だって投票数の半分程度でしょうから、ま、国民の25%とか多めに見て30%。それなのに野党が勝てない。たまに勝っても3年で追い出されて、あの悪夢の時代・・とか都合よく悪口いわれている。

はい「野党はダメだからなあ」という感覚です。たしかに事実。自民は嫌いだけど、だからといって野党は支持できない。バラバラだしセンスが悪いしフラフラしているし。一枚めくればたぶん自民のセンセ方とあまり変わらないかも。困った状況です。でもこのままじゃダメ国家になる。ずるずると滑り落ちている。ほとんどそうなってしまっている。政治が壊れた状態でちょっと油断するとすぐ三流国です。思ったより底が浅かったんですね。

で真紀子がいうには「野党に求めるな。政権とって3カ月、半年で倒れてもいいじゃないか」「倒れたらまた自民に戻せばいい」「それで自民が増長したら、またひきづり下ろせ」

何をやってもずーっと安泰ではない。油断するとまた落とされる。政治にはその緊張感が必要だというんですそね。非常に感心しました。なるほど、野党に完璧を求める必要はないんだ。

こういうと必ず「それじゃ選挙費用がナントカ・・」と正論ふうにいう連中がいる。費用、なんぼのもんですか。困ったセンセ連中がオモチャ買ったり無駄遣いするのにくらべたら微々たるもの、実に安い。民主主義ってのはそもそも効率が悪いもんなんです。

はい。なんとなく、書き残しておきたくなりました。日本の未来は暗い。でもまだ少し灯は見える。老残。七十七になりました。

 

wandarlando.jpg日本経済新聞出版 ★★★

ひさしぶりに本を読みました。実はずーっと半藤一利の「世界はまわり舞台」にひっかかっていて、これがあんがい読みにくい。いや、冒頭の文士劇の内幕なんかは楽しかったんですが、その次の章からどうも・・・。止まってしまった。

それがふと「他の本を読んだっていいんだ」と気がついて、それが荻原浩です。わりあい軽い内容なので、すぐ読めます。朝食後にとりついて、たぶん3時間か4時間。

えーと、平凡なサラリーマンがなぜか平行世界に紛れこんでしまう話です。うんざりする日常、通勤駅でふと上りではなく下り線にのってみたくなる。で、支線のへんぴな終点。駅前の古いヨロズ屋でカロリー満点(罪悪感!)ハムカツサンドとメロンパン()、缶ビール2本を買い、山のほうへ歩いてみる。トンネルがある。ジブリの千と千尋ですね。

で、平行世界に入り込んでしまって、いろいろあって。その世界での奥さんはまた別の人だったりして()。あるいは会社のドジ後輩がその世界では専務になっていたりして。どっちにしても、あんまり楽しいことはありません。

そして最後はまた元の世界の自分に・・・・戻れるかな?

(本筋に関係ありませんが、ふだんお団子頭のヨロズ屋の婆さん。薄化粧してワンピース姿、古い恋人がいると信じる世界に向かって、パラソルさして軽やかに出ていくシーンがあります。可愛い。こういうセンスが荻原浩の良さですね)

 

変なとりあわせですが。生野菜大好き奥さんには決して食べさせてもらえない。

オレはあいつと結婚してたのかあ・・・・。だからといって楽しいとは限らない

 

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