2003年7月アーカイブ

朝日文庫 ★★


paris-wada.jpgふと思いついて古い本を引っ張りだしてみた。和田俊というとニューステーションのコメンテーターとしての顔しか知らないのだが、もちろん本業(?)は朝日新聞の記者。新聞社でも偉いさんになっていたはずの人だが、パリ支局長をやっていた時期がある。

で、セーヌ左岸5区での暮らしや意見を書き綴ったエッセーを集めたのがこの本。朝日イブングニュースで連載したものらしい。

書かれていることはパリの魅力、パリの実情、欧州のいろいろ。ま、だいたい想像できるような内容ですが、でもあらためて読んでみて悪くはないです。古いタイプのパリどっぷり文化人ではなく、あくまで新聞人としてちょっと身を引いたようなところもある。身を引いてはいるけど、でもやっぱりパリは好き。私もパリは好きです。せめて1カ月くらいでもいい、左岸あたりで暮らしてみたいなー。


講談社文庫  ★★


鈴木力衛さんのダルタニアン物語、第3巻。ふと、この巻だけを再読。

20years.jpg三銃士は少年時代からの愛読書でした。三銃士に限らず、デュマの本は面白いですね。モンテクリスト(初読は黒岩涙香の岩窟王。これも超名作です)は少なくとも5~6回は通読しています。たぶん、10回くらいは読んだかもしれない。

ただ、少年時代に愛読した三銃士はダルタニアン物語では巻1と2。ミラディが死ぬまでの内容でした。アンヌドートリッシュの失われたダイヤモンドをめぐる陰謀と活劇ですね。これに比べると、続編の「二十年後」も家にあったものの、冒頭のマザランの部分が子供には馴染めなかった。なんとも暗く、魅力がない。面白くもない宰相だなーという印象で、ついに読みすすむことができなかった。

ですから「二十年後」を読んだのは数十年のブランクの後。たまたま子供がこれにハマって全巻そろえて買い揃えたので、借り出して読ませてもらいました。

少年の頃はまったく知らなかったマザランという人物についても今は多少の知識があります。フロンドの乱も、ま、多少は概念があります。全体にこの3巻の登場人物はみんな苦い味を抱えている。もう美しくはなくなったアンヌドートリッシュ。みんなに憎まれているマザラン。うだつの上がらないダルタニアン。決して幸せではないアラミス、ポルトス。騒乱のパリ。陰謀。暗い色調のストーリーです。


講談社文庫 ★★★


taiko.jpgこの本が、我が家の村上春樹の最初でした。もちろんノルウェーの森かなんかで売れている作家とは知ってしましたが、実際に読んだのはこれが初めて。

で、私が偶然買って好きになって、奥さんもこれにハマって、子供は完全にほれ込んで、けっこうな冊数のハルキ本を今では揃えています。ただ私の方は、これまで読んだ村上春樹の小説は3~4冊程度。悪くはないけど、ちょっと違和感があるような感じで、実は敬遠しています。

というわけで小説は敬遠ですが、この「遠い太鼓」はいい。ハルキとそのオクサンのイタリア、ギリシャ放浪記。放浪というと語弊があるかな。要するに数カ月のタームで家を借りて、亭主は本を書いたり翻訳したり朝食を作ったり走ったり。オクサンは本を読んだり、昼食を作ったり、一緒に買い出しに出かけたり、夕食を食べに出かけたり、ケンカしたり。

遠い太鼓の音が聞こえてくると、人は旅への衝動に駆られるということです。異邦での静かなニッポン人夫婦の坦々とした生活風景ですが、その基調には低音の太鼓の音がかすかにかすかに響いているんでしょうね。この絶えず聞こえる不吉な基調音のようなものが、たぶん村上春樹ワールドの魅力なんだと思います。




置き傘はあったのだが、会社を出るときには、まさか降るとは思わなかった。心配もせず、八重洲でPaulに寄ってバゲットを3本(840円)買い、長い袋をもてあましながら帰宅。しかし小金井近くになって車窓を見ると激しい雨がガラスの上を横流れしている。ゲッ。

降りてみると、駅舎から出られるような状態ではなかった。叩きつけるような豪雨。数秒も歩いたら、たちまち全身ずぶぬれになりそうだ。軒先に何十人もが雨宿りしている。仕方なく、奥さんに電話。すぐ迎えに来てくれるとこと。

時間がかかるかなと思っていたが、案外早く来るのが見えた。20~30メートル先からこちらを発見して、少し小走りになる。パンは店で袋に入れてはくれたが、なんせ長いバゲットなので上半分ははみ出している。手提げ鞄から日頃用意の厚手のポリ袋(マイクロソフトかなんか。大分前のPC展示会でもらって便利している)で二重にくるみ、これは奥さんに持ってもらう。幸い少し小降りにもなってきた。

雨の中を傘さして二人で歩くと、さすがに相合い傘というほどの雰囲気はないが、若い頃のような気分になる。

子供はまだ帰っていない。奥さんは着替えて夕食作りの続きを再開。持ち帰ったバゲットを1本食卓に置いて、切りながら食べる。300円の安ワインでも買っておけばよかった、と言う。 
レベル18~20まで成長しました。

使っている武器は変わりません。Excaliber、*Light* *Sword*、*Light* *Sword*、Cane of Corpus、Dread Spear、Staff of Doom のままです。

Avengerには興味があったのですが、入手できませんでした。SeaCaveを何度も攻略するのは、ちょっと辛い。で、現在、Rapaxを終えて、女王のハートをゲットして(今回は苦戦したなー)、ようやくトレーニングキャンプ地に入ったところです。

Rapax城のFerroとは今回始めてじっくり付き合ってみました。このお店、けっこう豊富なアイテムを揃えてるんですね。前回は敵対しているRapax見回り連に邪魔されて、あまりゆっくりできなかったんです。

時間をかけて多彩マント、強弓、金の胸甲、蛇靴、無窮兜、若返法服などなど、いろいろ購入。Hi-Kane-Doの胴鎧も欲しかったのですが、なかなか並ばないので、とりあえず諦め。こうしてキャンプ張って待機していると貴重な矢玉が時々出るのを知り、そのたびに買い占めました。全部で800~1000本はストックして、T'Rang地下室のハブ・ポータル機のそばに置いてあります。

これから悩ましいのがポータルの設置場所ですね。一個はT'Rang地下室に決まりなんだけど、もう一個をどうするか。今はまだFerroのところですが、うーん。難しい。もう一個使えれば問題ない。でもハイブリッドのキャラがPotal修得するにはまだまだ時間がかかるしなー。 
今度の6人組、生意気な連中です。まだ尻の青いレベル8~9で北の荒野へ遠征し、もちろん道中はヒーヒー言いながらなんとかサイ軍団の酒保に潜入。ここで本などを少し仕入れて賢くなり、その足で無謀にも吊り橋を渡って、なんとお手玉Bellaに面会を申し入れ、ここで数夜をあかして強力な破壊槍と多彩マントを数枚購入したそうです。資金はあるんですね。この山頂で夜をあかすとモンスターがやたら群がってくるのが難点ですが。

それから坂を降りて下の滝です。でも、これはいくらなんでも無理だった。何回戦っても番人ゴーレムには勝てない。で、方針を変更。スルスルッと滝壺に飛び込んでお宝をかっさらって逃亡です。番人は怒り狂って、ドスドス地響きさせて追いかけてきましたが、坂を上りきったあたりで逃げきり成功です。その代わり、一安心した曲がり角には少しマイナーなゴーレムが3人、待ち構えてたそうですが。

レベル11~12でまた冒険。なんと、あの強力なネズミの親分に挑戦です。なんせ盗みのスキルがないので仕方ない方策ではあるのですが、普通は無理ですよね。少なくもレベル13~14くらいは欲しい。でも何故か第3ラウンドあたりで大成功。お宝をタダで入手し、ついでに呪いの杖も獲得。フェアリーのニンジャが狂喜乱舞しておりましたが、惨殺された親分がちょっと可哀相な気もしました。

sea-ls3.jpg生意気盛りのレベル12では南海の島に突入です。北から入る方が戦闘は少なくていいんですが、その場合は巨大生物を倒さないといけない。これが辛いんです。ちょっと手間はかかるものの南から行ったほうが易しいようで、結局こっちのルートを採択。この島で装備をととのえれば、後が楽になります。

この島はは何といってもカニ集団がうざい。光楯は4回目で出ましたが、これは惜しげなく捨て、目指す光の剣はトライ15回目にゲットできたそうです。また女囚の持つ光の楯はなんと3回目で獲得。ただしいい気になってセーブもしないででそのまま隣の扉を開けたら体が挟まってしまって身動きとれなくなり、泣く泣くこのデータは消失。アホですね。

でも、お宝出現のタイミングはそんなに厳密ではないようです。女囚に会う直前のセーブデータを読み込んで先程とほぼ同じタイミングでトライしてみたら、今度は4回目でまた光の楯を落しました。ふーん、という感じ。通常ならここの光楯はたいてい30~40回は挑戦しないと無理なんですが、非常に出やすい状態になっていたらしい。

それからサイの偵察将校をエスコートしてサイ軍団の基地に帰り、経験値をたんまり貰ってからいよいよ巨大生物の待ち構える海の道。レベルは13~14になっていたようです。でもこれはあっけなく、最初の突入(ただし、3~4回は全滅している)でエクスカリバーが出てしまいました。

こうなると沈没船では、あまり欲もありません。特にこだわらず光楯か光剣のどちらかが出るまでやろうとトライしてたら、9回目でポコッと光の剣が落ちました。せっかく出た宝剣を捨てるわけにもいかず、槍が上手になっていたレンジャーですが、武器の持ち替えです。ま、若いころ多少は剣も修業していたので、そこそこは振り回せます。

余った破壊の槍はやはりバルキリー(プリーストだったんですがレベル12を終えて女戦士に昇格)に行くしかない。いままでスタッフ使いだったんで、あまり槍は得意ではないものの、ま、本業です。すぐ上達するでしょう。ついでにバルキリーには弓も持たせました。これもまだ下手ですがバルキリーがヤワなパチンコ持ってるのは美しくないものですから。

バルキリーが使っていた破滅の杖は成り行き上、ビショップが使うことにしました。強さ30台のビショプにこんな武器を使いこなすのは無理なんですが、ま、カッコ付けです。

ちなみにレアアイテムがなかなか出ないときは、戦闘前のセーブデータの日付を少し変える(1時間とか8時間とか昼寝をしてみる)と出現アイテムの傾向が変化するような印象です。沈没船幽霊の場合なんかも、同じデータを使って挑戦したら3回続けてドロップの袋なし、ということもありました。


現在Lev15-17 Fighter (Dracon)  Excaliber
Samurai (Felpure)  *Light* *Sword* / *Light* *Shield*
Ranger (Mook)  *Light* *Sword*
Ninja (Faery)  Cane of Corpus
Valkyrie(Priest) (Rawlf)  Dread Spear
Bishop (Elf)  Saff of Doom


これからまた橋を渡って、Rapaxのテリトリーへ遠征です。 
幻冬社 ★★


13.jpg古川日出男ってのは、2月に読んだ「アラビアの夜の種族"の著者ですね。これはちょっと説明不能の内容ではありますが、それなりによかった。

同じ著者なんで少し期待してましたが、この「13」は、うーん・・・なんと言うべきか・・・。オドロオドロシイ出だしも良かったし、前半もそれなりだったんですが、後がいけない。東京では神童、中学出てからはザイールに飛んで少年ケニャみたいに活躍してた「天才少年・橋本響一」クンが、傷ついた青年になってからは何故か冴えないハリウッドの映像技術者になってしまう。

壮大に広がった銀傘が、急にしぼんで破れカサになってしまった印象。天才ミュージシャンと異色女優と名監督と、そしてこの神童青年が収斂して何をするかというと、カミサマ映画を撮る。どうも面白そうな映画ではなさそうです。

そうそう、妙にカッコぶってますが「13」というのはジャングルで狂って死んだ米人兵士の認識番号です。


小学館 ★★★★


yamiichi.jpg医学を志す山田青年、昭和22~23年の日記です。やっぱり、いいですねー。クールで貧弱な体躯を持ち、しかも勤勉な学徒が世相を冷やかに眺めている。眺めてるだけではなく腹を減らし、飢えている。けっこうお怒りにもなっている。

よく勉強しています。ほぼ毎日、勉強・勉強・本を読む・勉強・お出かけ・勉強・勉強・試験・執筆・執筆・勉強・・・という感じ。

書いてる探偵小説もそれなりに評価されていたようで、ぼちぼち注文もある。貧弱ながらも乱歩を親分とする探偵小説文壇(同人クラブみたいなもんですな)にも出入りを許され、もちろんクソミソに書いてますが。この山田青年、誰も尊敬してない。ごく少数の本物の作家(もちろん海外)しか評価していない。

意気軒昂たるもんですな。私は、山田風太郎という人、好きです。


曇り

7月16日の夜7時過ぎ、小金井の駅前が異様な雰囲気になっていた。数十人の男女(若いサラリーマン学生たち)がみんな立ち止まって空を見上げている。写真を撮ろうとケータイをかざしている連中も5~6人はいる。

暮れかかった上空、感覚としては100メートルくらいの高さ。暗い雲を背景に、壊れかかったタコ、あるいは模型飛行機のようなおぼろな物体が浮揚している。一番ぴったりくる表現としては、体長1メートルくらいの巨大な蚊、カゲロウあるいは蜘蛛(しかも瀕死)が漂っている、という感じ。ときどき羽を動かしているように、揺らぐ。

少しずつ落下しているようでもあり、高度をキープしているようでもあり。あえて合理的な解釈をすれば、破れかかったゴミ袋が舞い上がったとでも言えるかもしれないが、しかし感覚としては「小さな飛行体」に見える。

若い連中は「未確認飛行物体だ」などど喜んでいる。

何だったんだろう。オジさんのくせに、2~3分ほど一緒になって見続けてしまった。後でネットを調べてみたら、何年か前にもこのへんでUFO騒ぎがあったらしい。出現しやすい地形なのかな。 
「現在はレベル8~9。これから北の荒野へ冒険に出掛けようかと考えているのですが、まだ弱いなー」と書いたのが6月8日。で、想像通り、また一から始めてしまった。現在レベル8~9。北の荒野へ出かけるところです。

つらつら考えると、どうも苦労してパーティを育てていく過程に愉しみを見いだしている感がある。希少アイテムを探し、全方位魔法を修得した万能Bishopを育て、あとの5人も平均して強くしていく。この過程が面白いらしい。

先週までのパーティで作ったリザード・ファイター。これがどうもアホで気に入らなかった。ドラコン・ロードもいまいち迫力がない。ホビットの忍者が長い槍もって騒いでいるのも苦々しい。おまけにプリーストから転職したバルキリーも忍者と同じ槍なのが気分悪い。6人いれば6人、違う武器を持たせてやりたいんですよね。

で、結局「ドラコン戦士」「フェルプール侍」「ムークの森番」「フェアリー忍者」「ロウルフ治療僧」「エルフ司教」で再スタート。プリーストはポータルを覚えたらバルキリーかロードにする予定ですが、しかしこのパーティでも、将来持たせるべき武器にまだ迷っています。

女戦士を作るのなら槍がいちばん美しいけど、そうなるとレンジャーにはムーク専用の大剣で前衛ということになる。あれって、手に入れるのがけっこう後半じゃなかったっけ。レンジャーを最初から前衛にすると、忍者は長い杖を持たないと意味がない。あるいは最初から忍者をサイドに出す方法もあるけど、体力ないしなー。いずにれしてもフェアリー忍者専用杖を手に入れるまでが弱い。

あるいは、槍はレンジャー、女戦士は呪われた破滅杖という方策もありうる(どうせ新女戦士にたいした遠距離スキルは期待できないし、治療で忙しいだろうから接近戦専門。呪いで飛び道具にスワップできなくても不都合はない)。しかしもし女戦士ではなくロードを作るのなら、レンジャーに最初から槍を持たせる案も捨てがたい。その場合は呪われた杖はビショップが持つか。うーん・・。

てなことを考えてるうちが楽しいんだろうなー。 
うーん・・・・・。また悪い病気が起きてきた。

槍もって戦うNinjaがどうも気に入らない・・・・。同じ槍持ちが2人いるというのも、どうもなー・・・。 
集英社 ★★★★


hotta.jpgけっこう楽しめました。

だいぶ作りの雰囲気は違うものの辻邦生の「背教者ユリアヌス」と共通するものがあるよな印象。どこが共通してるのかと問われると困るけど。

フランスを代表する大貴族というと、すぐ名前が出てくるのはモンモラシーとかこのラ・ロシュフーコーなどなど。フランソア六世・ド・ラ・ロシュフーコー公爵。箴言で有名らしい(当然、読んだことはない)が、前半生がこんなに活劇調の冒険家・陰謀家とは知らなかった。知らないことって、多いんですよね。

登場するのがリシュリュー、アンヌ・ドートリッシュ、シュヴルーズ公爵夫人、ロングヴィル公爵夫人、マザラン、ルイ十四世・・・こりゃ三銃士の世界です。ダルタニアン物語、また通して再読したくなった。

堀田善衛、確かゴヤ(スペイン・光と影)もそうでしたよね。この手のゴシック調のもの、文体が合ってるんでしょうか。機会があったら他のものも読んでみます。そうそう。「海鳴りの底から」もそうだったか。これはちょっと印象が薄かったけど。


sea-ls2.jpgパーティは現在レベル16。ファイターだけが18になっている。

レベル12~13の段階で鱗人島へ突入したけど、この*Light* *Sword*は苦労したなー。結局2日がかり。ほぼ10時間くらいかけてようやく宝箱から出現した。で、海獣退治でExcaliberを出したのは12~13殺目。難破船の亡霊は15~16回目の挑戦でようやく*Light* *Sword*を出してくれた。亡霊の方の確率はかなり低いはずだから、ま、ラッキーだったというべきだろう。

また期待していなかったのにMartenの島の宝箱から座頭市棒もゲット。ただし、これは使い道がない。売るのもナンなので、一応格納。

あれやこれやの末、ようやくRapaxエリアの入り口に差しかかった。一段落。これからはひたすら殺戮ゲームになってしまうんだよね。

有給

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曇り

久しぶりに有給。何カ月ぶりだろう。

子供は朝早くからバタバタと起き出して、6時すぎには出ていった。早朝ミーティングがあるらしい。

私は7時過ぎに起きて、妻は寝直してるのでインスタントコーヒーを入れ、会社にメールを2本入れ、それから頼まれていたのを思い出してNortonのAntiVirusを子供のVAIOノートにインストール。もちろんこのノートにはプリインストール版が入っていたのだが、半年で期限が切れてしまったらしい。それで再インストールすればまた期限延長になるんじゃないか(経験則)と削除してみたら、もう元に戻らなくなった。厳密に言えば元に戻るんだけど、例のリカバリーディスク使用になってしまう。

いろいろ調べたけど、AntiVirusだけを入れることはできない設定で、やろうとするとすべてマッサラになる。おまけにOSがXPだからまたID取得で苦労するのは目にみえているし。だからメーカーのPCは嫌いだ。

で、パッケージ版を新規に買いました。通常は5000円くらいの定価が「優待版」と称して3800円。店頭では3280円。優待版ったって、中身は通常版とまったく同じです。要するにパッケージの印刷が違うだけ。実質的な値下げなんでしょうね。こういうのって、知らない人はずんぶん損をしてしまいます。 
中央公論社 ★★★


hasimoto-h.jpg双調は「そうじょう」と読むらしい。平家のはずなのに、なぜか第1巻の前半は玄宗皇帝と高官、宦官、安録山の話。ようするに「長恨歌」です。で、中頃からは蘇我蝦夷・入鹿、鎌足などのストーリー。あまりはっきりしないけど、清盛=奢りたかぶった末の転落・・という図式に異議を唱えているらしい。たしかに清盛が悪人というなら、摂関を独占し続けた藤原一族は何なんだ・・ということにはなる。

けっこう読みごたえもあって悪くはないんだけど、なんせ橋本治だから、だんだん彼の提示する情念に疲れてくる。しつこい油ものを次から次へと食べさせられているような感じ。

10巻とか11巻とかまで出ているようなので、ま、ゆっくり読むか。それしても最近はやたら平家が流行してるなー。やけにいろんな作家が平家を主題にして書いている。


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