2020年の最近の記事

新型コロナウィルス

今年は初めから終わりまでCOVID-19、新型コロナウィルスでした。書かなければならないんでしょうけど、正直いってウンザリ。うっとうしい限りの一年でした。まだ締めくくるには時期が早いです。

わかったことは(予想通り)政府の無策、怠慢、縄張り争い、展望のなさ、当事者意識の欠如でした。メディアで散々指摘されていましたが、帝国陸軍のインパール作戦ってのもこんな感じだったんでしょうね、きっと。なんとかなると思った。あいつが主張するんだからまかせよう。たぶん大丈夫だ。

来年か再来年か、きちんと総括してほしいものですが、わがニッポン、反省とか批判が嫌いだからなあ。あのフクシマだって、まだまともに向き合っていない。たぶん無理と諦めています。ついでですが、あの時のトップがアベとかスガだったらどうなっていたか。恐怖。いろいろ問題はありましたが、それでも自民でなくてよかった。日本にとってものすごくラッキーだったんだと思います。


スマホデビュー

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スマホデビューの年でした。ちっともデビューなんかしたくなかったんですが、世の中がそっちの方向にどんどん流れている。こういう潮流に抵抗してもムダです。ある程度は流れに乗ったほうが生きやすい。

なんとかPayのたぐい、やたらあふれています。まだ注視の段階でいいと思いますが、そのうち必須になるんだろうな。使えないとレジのお姉さんにイヤな顔をされる。いまは淘汰合戦、各社生き残りの戦国時代でしょう、きっと。主流が決まったらそのなんとかPayも(ちっとも気はのらないけど)使ってみようかと思っています。

スマホはAQUOS sense3 SH-02M。たぶんエントリークラスの機種なんでしょうが、電話とメール使用がほとんどなので十分です。あとはせいぜいブラウザかな。ときどき思いついて検索する程度。

1年使いましたが、いまだに慣れない。とくに最初のころは勝手な電話発信に怯えました。ちょっと触っただけで発信する、いつのまにか(なにもしていないのに)発信する。勝手な電話に困って、必死に探して入れたのが「誤発信防止」アプリです。電話をかける前に「いいですか?」と確認をとってくれる。

ただしこうしたアプリはグーグルからすると異端らしく、それで正規のアプリから外された。ま、そんな経緯が「野良」になったんでしょうね。このアプリを入れてから安心できるようになりました。

これとは別に、いまでも時折へんな着信がある。しっかり意志をもって数回の着信バイブ。何かな? と確認すると何もない。連絡もメールも電話もなーんもない。不思議です。どうもスマホとは相性が悪いようです。

そうそう。使いにくかった文字入力、QWERTYキーボードにタッチペンの組み合わせでようやくスムーズになりました。いちど覚えた方式から離れられない。こういうのを「トシ」という。


IPv6 開通

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OSがIPv6に対応し(Windows10)、ルータが対応し(WG1200HS3)、プロバイダが対応(Plala)。三拍子そろってようやくIPv6環境になりました。ただし当方の回線は途中にVDSL(回線終端装置)があるため、なにも恩恵なし。あいかわらず30Mbpsから40Mbps程度。

ま、高速道路の途中に1車線のトンネルがあるようなもんですね。ここを通らないといけない。そんならIPv6対応になんの意味があるかというと、ま、ほとんどないんですが、ブラウザが「まずIPv6をあたってみて、該当住所がない場合は次のIPv4を探して・・・」という無駄道がなくなる。少し速くなるらしいです。誤差の範囲とは思いますが。


ハードディスクを分解

何年か使っていると、老朽化。新しいパソコンを買う。そんなときに困るのがハードディスク処分方法です。なんせIDやらパスワードやら、秘密情報がたっぷり入っている。

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けっこう周知になりましたが、通常の簡易フォーマットは無意味です。あれは実は最初のページの「目次」を消しただけ。書き込んだ文字情報そのものはそのまま残っています。

したがって無意味な文字とか数字とかを全面に書き込んで、その上からまた更に書き込む。何回も何回も書き込むと、さすがに復活させるのが無理になる。これが正しいんですが、問題はべらぼうに時間がかかること。最近の大容量ハードディスクだとまる1日かけても終わらなかったりする。やってられません。

で、実際には物理的な破壊をします。特殊なドライバーを使って、ハードディスクを分解し、中の回転円盤を壊す。これがいちばんですね。ちなみに通常のドライバーでは無理です。星型のトルクスドライバー、それも特定の径が必要です。けっこう面倒。実はまだ未処理分がいくつか残っていて、気が重い。


Dell Inspiron 5405

妻のノートPCがあんまり重いので、気ののらないふうを無視してを無理やり新規購入。ひとのPCだと自由に選択できて面白いですね。DellかHPしか選択肢はなかったんですが、たまたまの20%引きクーポンを利用してDell Inspiron 5405に決定。中身のAPU(CPU+GPUのAMDふう呼称)がRyzen 5 4500Uで、これはかなり速いです。亭主のデスクトップよりすごい。

発注かけてからマカオの工場だったかな、製造にとりかかって組み立てて出荷、海をわたって届くまでの経過が面白かったです。けっこう日時はかかりましたが、ま、覚悟の上だったので文句なし。


ASUSとRyzenに大換装

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そんなDellノートも刺激になって(たまたま子供も春に買換えた。ちょっと高級でDynabookです)自分も真剣に新システムを研究。

AMD Ryzenシリーズは規定路線だったけど、はてどんなラインにするか。もう少し若いころならハイエンドとまではいかなくても、そこそこを狙ったでしょうね。でもだんだんゲームへの関心もなくなってきたし、そうなると速いCPUとか重装備のGPU(グラフィック)の必要性がなくなる。かといって完全な「ビジネス用」はものたりないし。

あっ、比較的廉価で地味なシステムを称して「ビジネス仕様」とか「オフィス用途」とかいうみたいです。ものは言いよう。高いのは「ゲーム用」です。好き者は金に糸目をつけない。

さんざん考えてCPUはRyzen 5 3600。どまんなかクラスですね。マザーボードは少し張り込んで(安いクラスの中では比較的、という意味です)ASUSのTUF GAMING B550M-PLUS。ちなみにB550とB550Mは違います。「M」はマイクロATXですね。サイズが小さい。ほんとはゆったりサイズのB550が希望だったんだけど、こっちは肝心のPS/2ポートがないため、古いキーボードの接続がちょっと難しくなる。

最初っから付いてくるAMD製のCPUクーラーは力不足というので、これも新規に購入。9cmファンのサイドフローだけど、昔に比べるとずいぶん安くなりました。賢くもなっているようで、CPU温度を検知してファンの回転数を変える。いいようで、悪い。音が大きくなったり小さくなったり、けっこう気になります。一定の音が続けば多少うるさくても気にならないんですけど。


20H2 クリーンインストール

そしてWindows10 この秋バージョンのクリーンインストール。

ほんとはしたくなかったんですけどね。従来の環境とか使用中ソフトをそのままにしてくれる上書きインストールが便利なんだけど、これをやると中身が大混乱らしく、起動がえらく遅くなる。おまけにやたらプログラムが落ちたりシステムエラーとか。

仕方なく最初っからまっさらの新規インストールです。ただ気分はいいけど、アプリケーションやらツールやらをイチから入れていくのが大変。勘定してみたら計20本ありました。なんやかんや、1日半かかりました。それでも2本ほどはまだ残してある。ネットから導入のゲーム関係で、これはちょっと面倒。そのうち気力がわいたらやります。

総じての印象ですが、Windows10にしてもスマホにしても、目指す方向性がどうも合わなくなりました。仲間と分け合おう、知らせよう、見せよう、買おう、あっちもこっちも統一環境にしよう、余計なものはネットに上げよう、ネットから下ろそう・・・。

みーんな、好かん。一人で、自分だけでイジイジやりたい



年賀状印刷で大騒ぎ

去年から使っている印刷ソフト。はがきデザインキットというもので、日本郵便から出ているフリーソフト。無料なので文句はいえませんが、うーん・・・。

まずデータの移行が難しい。CSVを通して書き出し吸い込みするんですが、惜しいことに文字化けする。印刷にもズレが出て、職人技の調整が必要。・・・ということは承知でしたが、もっと問題なのはうまくプリンターが使えないこと。

キャノンのレーザプリンタ使っていますが、たとえば20枚を印刷しようとすると、バラバラに4枚くらいが飛ぶ。4枚印刷すると3枚しか出てこない。1枚プリントしようとするとできない。5~6回試行して、ようやく成功とか。問題はこうした印刷ヌケに法則性が感じられないことです。エラーではなくジョブも残っていない。

うん、2枚の場合は最初が飛ぶんだな・・と思うとウラをかかれる。試し刷りしてパターンをつかみ、今度は2枚目にセットすると、なぜか最初の1枚しかプリントされない。たった1枚を刷るのに(用心はしたけど)3枚ムダを出してしまった。あわただしい年の暮れ、大騒ぎ。

来年は製品版をなにか買います。ただ問題は、製品版だからといって使いやすいとは限らないらしいこと。ネットで調べるとかなり問題が多々ありそうです。


歯医者に通った

忘れていた。去年の暮れからずーっと歯の治療。そもそもは何年か前に入れた奥歯のクラウンというんですか、ポロリと落ちた。治療してもらった古色蒼然の医院(オバちゃん先生)へまた行こうと思ったら、なんか駅前再開発かなんかで消えている。

仕方ないです。近所の最新ピカピカ医院へ行きました。歯医者というより、クリニックですね。新しい。治療ブースがやけに多くてスタッフもたくさんいる。で、クラウンをまた嵌めてくれればそれでいいんですが、予想どおり「ここもあそこも治療が必要ですね。うん、しっかりやりましょう

何をやるのかよく知らないまま、それから1年近く通うはめに陥りました。あっ、私、あんまり歯医者のことを知らないです。通った経験がほとんどない。いい加減に磨いているけど、あんがい虫歯にならない。前のオバちゃん医師からは「あんた、固い歯してるね」と言われた。このクリニックでも、いい加減に磨いていくと「よく磨いてますね」とか褒められる。親に感謝です。

というわけで週に一回、磨かれたり擦られた、詰められたり削られたり。なんやかんやでようやく終わった。「ン月後にまたきてください」ということだったようですが、もちろん行きません。もうコリゴリ。治療した歯、実はけっこう違和感があります。ときどきカツンと刺激がくる。気に入っていない。

ずいぶん昔からカメラ用のメモリカードは「FlashAir」というものを使っています( )。東芝製。単なるSDメモリではなく通信機能があり、たぶん想定用途としてはデジカメで撮影したらそれを周囲のスマホなんかに見せてあげるんでしょうね。ちょっとした発信基地です。

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当方はこいつを単なるローカルデバイスとして扱う。PCから「写真を見せろ」と要求すると一覧を表示してくれる。この1枚をもらうぜと指示すると送ってくれる。ま、そういう使い方をしていました。そっちのほうが便利。

使用しているのはちょっと古い規格で容量8GB。カメラが趣味で昨年亡くなった兄が「4GBとか8GBって簡単に使い切れないぜ。使っても使ってもまだある」と言っていましたが、たしかにそうです。写真一枚、ザッとしたもので私なんかは3MB程度。8GBを3MBで割ると2500枚強ですね。気軽にパシャパシャ撮る若い連中と違うんで、2500枚の写真といったら大変です。

しかし、それでも限界に達しそうな気配でした。新しく買おうかと、ずーっと思ってはいたんですがこのカード、けっこう高価なんです。3000円から4000円はする。そのうち安くなったら・・・と見ていましたが、先日、フッと検索するとべらぼーに高騰している。かるく1万円強。何があったんだ。

そうか、東芝が製造中止なんだ。というか、東芝メモリがキオクシアになった。で、そのキオクシアがFlashAirの製造販売を続けるかどうか。非常に見通しが暗いらしい()。

仕方ない。 2000枚ほど溜まっていたデジカメのFlashAirカードを初期化してカラッポにしました。もちろん保存写真はすべてバックアップ済。2016年でした。

ただFlashAirの初期化はけっこう面倒、ふつうにやったら設定からなにからすべてマッサラになってしまう。PCにつないで、東芝謹製の「FlashAir Tool」というソフトを使う必要があるんですが、いかにも技術屋さん連中が作ったようなツールで、非常にわかりにくい。事前に調べて設定を残せるように慎重にやったつもりが、それでもなぜか設定が消えてしまいました。ま、予測して設定ファイル(config)を退避させてあったんで、問題はなかったけど。

バックアップって、ほんとに大事ですね。

2014年でした。
このての無線LAN機能付きメモリカード、以前はいろんなメーカーから出ていましたがみんな撤退したらしい。難しいんでしょうね。で、ゆいいつ頼りだった東芝までがそうなんで、もうダメかな。
システムの換装とWindows10最新バージョンのクリーンインストールがほぼ終了。

うまくいかなかったノートPCとのファイル共有も(理由は不明だけど)成功。ところが新しく発生したのがメールソフトのトラブルです。いい気になって表示フォントをいろいろ試していたら、いきなり受信メールが文字化けし始めた。次から次、表示してみると化ける。感染がひろがる。ただし化けない受信メールもあり、このへんの区分けができない。

ネットで調べてみたけど明快な対策は発見できませんでした。仕方ない、ソフトを削除して(これもすんなり行かなかったから、プログラムそのものが壊れてたのかな)新規に再インストール。なぜか解決しました。
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こういうパターンって多いですね。「正」か「非」か、キッチリしているはずのデジタルの世界なのに、なぜか曖昧になる。プラスになったりマイナスになったり。ゴチャゴチャやっていると、急に解決する。

うまく行ってるときは触るな」というのが昔からプログラムの世界のセオリーだそうです。理由をただそうなんて考えると時間の無駄。スムーズになったら深く考えずに喜ぼう。


妻にすすめられ、皮膚科で保湿クリームを処方してもらった。品質は信頼できるんだろうし、なにより安い

ただこの皮膚科は混んでるんで、受付すると「外に出ますか」とすすめられる。待合室が狭いんです。1時間くらいは外で時間をつぶす必要があり、だからいつも近くのコーヒーショップで本を読むことにしてます。

静かに本を読んでいたら、周囲の空気が一変。入ってきたオヤジがえらく声の大きく響く男で、なんかパチンコ大勝ちしたらしい。それをマスターに自慢する。マスターも愛想よく祝福してくれる。ま、それだけならいいんだけど、このテの男、しつこい。運がよかった。負けるときは30分でン万円だけどこんなこともある。朗々たる大声でわめく。横目でチラッと見たら、もちろんマスクなんてしてません。あれだけ大声だと盛大にツバ飛ばしてるだろうな。

同じ自慢を3回くらい繰り返したところで、隣の席にいた細身の女性が立ち上がり、帰りました。4回目あたりで自分も決心。店を出ました。もう30分くらい時間をつぶす予定だったんだけどな。コーヒーもまだ半分残ってたし・・・

ノートPCからデスクトップPCの特定フォルダにアクセスさせようとしているんだけど、できない。

ワークグループも同じだしシステム名称も正しいユーザ名も正しい。あちこちを設定して、スムーズにプライベート接続できるはずなのに、なぜか通らない。

前は問題なかったんだけどな。仕方なくあちこち調べまくったら「Everyone」がいけないという書き込みを発見。なんかマイクロソフトが「Everyone許可は危険だ」と考えた気配がある。最近分のWin10からそうなったらしい

なんだかわかりません。半信半疑でそのフォルダの「プロパティ」から「共有」を設定、あらわれた名前リストの「Everyone」を削除。するとスルリと共有できました。なぜだ?

あとで再確認したら、Everyoneは復活していました。わからん。

2021.04 追記。この「Everyone削除」は使えなくなった雰囲気です。こちら
懸案のWindows10 20H2バージョンのクリーンインストールを実行しました。なんとか上書きインストールで(これなら設定が変わらない)お茶を濁せないかと思ってましたが、もう何年もそうやって誤魔化し続けてきた。そろそろスッキリ清算しないといけない。覚悟しました。

完全なクリーンインストールです。事前にいろいろ準備が必要。これで大丈夫だろう・・と、USB格納の20H2バージョンからインストールです。前の環境を「まったく引き継がない」というモードです。

半分ほどいったところで、美しくないユーザー名のマイクロソフトアカンウトが気に入らなくなり、ローカルアカンウトの別ユーザーを作成。うーん、案の定で、今までインストールしたアプリが全部消えている。こっそりインストールソフトを隣からコピーする方法もあるらしいけど、いやいや、新生活はやはりスッキリ始めたい。

ということで、もう一度クリーンインストール。なんやかんや、1日では終わらず、翌日までしっかり引きずってしまいました。で、Skyrim(ゲームです)をのぞいて、ほぼ完了。SkyrimはSteam () が絡むので、ちょっと後回しですね。Steamの登録ってどうやるんだったか。けっこう複雑だった記憶がある。

まだしっかり試していませんが、起動時間が劇的にかわりました。電源オンからサインイン画面になるまでの時間は

・前の1909バージョン → 35秒
・無理やり上書きの20H2バージョン → 130秒
・20H2のクリーンインストール → 21秒


もちろん130秒というのはトラブってる状態ですね。35秒から21秒が実質変化で、この激変の間には8年ぶり、システムの一新があります。Ryzen 5 3600に換装。これからイジイジと環境を整えていきますか。実はまだファイル共有がうまくいっていないです。

主としてゲーム関連。世界的なネット販売会社です。

大安吉日。PCシステムの入れ換えを実施。

すっかり慣れた手順のはずですけどね。なんせ8年ぶりなんで、スッカラカンに忘れている。かなり心もとない。

おもむろにマザーボートを出して眺め、うーん、雰囲気はずいぶん変化している。ボードの左サイドに小さな城壁みたいなのがせりだして、右下のチップセットのあたりも覆われている。ヒートシンクかな。ぜんたいに派手です。 LEDも付いてるらしい。

向きを間違えないよう慎重にCPUをセット。グリースを薄く塗り、新品の9cmサイドフロー・クーラーをセット。SCYTHEのこのクーラー、設置は非常に簡単でした。価格も昔にくらべると平均してかなり安くなっているし。

ほこりだらけの古いボードを抜き出し、新しいのをケース内に安置。ぶら下がっている電源コードをどんどん適当に差していく。違う場合には刺さらないから安心です。

ほとんど問題なかったんですが、ステムパネルの小さなヘッダー部分でけっこう苦労した。指示にしたがって差していくとPOWER LEDが入らないんですね。刺すほうのマイクロプラグは3穴で少し幅広なのに、ボード側のスペースは2穴ぶんしかない。ケースに付属のケーブル一式、新しいボードに合わなくなっているのかなあ。なにしろ20年以上前のPCケースだから。

で、緊張の電源オン。んんん、怪しいLEDが光る、点滅する。ビープ音。ディスプレーには反応なし。あらら。

しばらく試行錯誤しました。LEDの色が何か示してくるかもとスマホで傑検索したけど、収穫なし。ではビープ音のメッセージはどうだ。これもなんか混乱。そのうち気がついた。

新マザーボードはHDMIケーブルとか大騒ぎしたせいか、ディスプレーからマザボのHDMIに接続してしまった。しかしこのシステムはまだ古いグラフィックカードを残しているんだから、そりゃ違う。はい、あわててHDMIケーブルを引き抜き、古いDVIケーブルと交換。もちろんグラフィックカードにつなぐ。

成功。
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バカだなあ。大昔のことを思い出してしまった。あのときもViper VLBとかいう新鋭カードを乗せたのがウリのパソコン買ったのに、つい無意識に本体のビデオソケットに繋いでしまった。当然モニターは無反応で、あれは焦ったなあ。富士通に電話したりして・・。

進歩してないみたいです


しばらく試してみてわかったこと。

太い主電源コード、これのプラグとソケットがちょっとズレているのかな。かなりキッチリ差し込まないと通電しません。

HDMIもそうです。これもキッチリ接続しないとディスプレーが色変わりしたりする。いいかげんでも通用したはずなのに、ぜんたいに敏感なのかなあ。

マイクロソフト・アカウントからローカル・アカウントへの変更作業()。できたことはできたけど、なんかスムーズじゃない。「サインイン」の概念が自分にはよく理解できていないのかな。パスワードと「PIN」の関係もしかり。最終的には使い慣れた形に戻したけど、プロセスの意味がわからない。

で、とつぜんフォトショッフが文句を言う。なんか「体験版」の期間が終わったから製品版を買え、と言っている。体験版なんて使ったこともないぞ。何いってるのか。

これもネットで調べて見当つけて、仕方なくアドビにログインして(探したらPWがメモしてあった)、もういちど登録。ようやくスムーズに動くようになった。やれやれ。

マイクロソフトとアドビ、どっちも日頃世話にはなってるけど、なんか好かんです。同じ匂いがします。何かトラブったとき、困ったとき、べらぼうに苦労を強いられる。サイトで調べてもほとんど役にたたない。しかも不備を改善する気配がない。どんどん使いにくい方向へ行く。困ったもんです。


マイクロソフト・アカウントのサインインにしておくとWin認証がスムーズということで、わざわざやったんだけど、結局はゴタゴタしてけっこう時間がかかった。なんでだろ。認証絡みはいつも疲れる。

長年使っている浄水器。キッチンの混合栓の横に据えつけたものでビルトイン型というのかな。これが最近急に水もれします。ツルの首みたいな細い蛇口からポタン、ポタンと5秒か6秒程度の感覚で落ちる。パッキン劣化かな。

で、メーカーに電話したら、その機種というか栓の部分、もう生産停止だから修理できない。新しいのとまるごと交換になるんで4万だったかな、ま、そのくらいかかる。

生産停止のことなんて聞いてませんわな。かなり気分が悪い。交換するにしても4万?ほんとかね。このテの業者は無知につけこんでけっこう吹っ掛けることがあるんで、なんとなく信用できません。

ネットで調べてみました。はい、もちろん簡単に修理できます。ネット情報はすごいですね。カクダイというメーカーがつくっている開閉バルブで 「クオーター上部という名称。品番 070-001。ハンドルを90度左にまわすと水が止まる仕組みで、アマゾンで1080円でした。これが合致してくれれば助かる。

物置の大工箱にはモンキーレンチがあります。何かの折りに買ったプライヤーレンチもある。なんとかなるでしょう、きっと。

事実、この部品交換に問題はなかったです。ものの5分程度。六角部の締めがキイいので苦労するという情報もありましたが大きなレンチで簡単に開きました。しかし意外なところでトラブった。

シンクの下、浄水器のカートリッジが置いてある部分の事前イメージは下のようなものでした。水管から分岐があり、止水栓がある。ここから水がカートリッジに入り、濾過されて上部へ。シンク抜けたところでバルブがあり、ハンドル操作で出水、止水を操作。シンプルです。

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josuiki-01.jpgしかし現実は上の写真です。分岐部分なんてない。やたら管が走りまわっている。しかもカートリッジに入ってくる水管はアンダーシンクの奥から来ているじゃないですか。奥の隔壁をなんとかしないと、どうにもならない。

ここから苦心しました。ギックリ不安のある腰をいたわりつつ、狭いところへ頭をつっこんであれこれ推測し、考えた。水の流れはたぶん下図。奥の隔壁はたぶんベニアのようです。このベニアが固定されているはずがない。メンテナンスのためにも、動かせるはずだ・・・。

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試行錯誤。アンダーシンク奥には作業用の穴があけられており、ふだんは(美観?)ベニア板で覆われている(黄色の枠部分)。そのベニアの取り外しを容易にするため、よく考えられたプラスチックの留め具が上下に。なるほど外すときは板を上にもちあげれば下部分が外せる。手を離せば重みで落ちて下部の留め具にズリッとはまる。

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これの解明がいちばん大変でした。こうした仕組み、業界の人にとっては常識なんでしょうね。門外漢は目からウロコでした。

ということで水もれ解決。非常に気分がよかった。
ま、こんなイメージです

考えてみると今使っているPC、大きく改造したのが2012年です。8年前。以来なんとなく「自分のパソコンは速い」と思っていたけど、なぜそう思えたのか。8年もたったら普通はポンコツですよね。

Windows10のバージョン移行トラブル(20H2へアップデート)もあるけど、やはりその前にシステムを一新する必要がある。今度のシステムが「一生もの」になるかもしれないし、あるいはもう一回更新する必要があるかもしれないけど、ま、かなり不確定領域になっているでしょう。そういう年齢です。そしてシステムを替えれば(ひょっとして)バージョン問題も解決するかもしれない。

というわけで、少し真面目にネットで情報を漁ってみました。

まず、いまの自分のPC、CPU速度はかなりロートル化している。家内のノートブックと比べると半分以下。下手すると3割程度の遅さです。い、いつのまに・・・。

ここは思い切って旬のRyzenに乗り換えるか。ただ、安くて速いAMDも、このところけっこう値が高くなっている。なかなか難しいです。


帰りウラシマがびっくりしたこと。

最近のマザーボードにはPS/2ポートがない

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マザーボードってのは「基盤」です。この上にCPUも乗せるしグラフィックカードも刺すしメモリも乗せる。いろいろ出力ケーブルもつなぐ。非常に重要です。
で、マザーボードには大きく「ATXサイズ」と「マイクロATXサイズ」がある。ATXは長方形。要するに大きい。マイクロATXはほぼ四角形。要するに小さいです。で、ATXのほうが少し高価だけどゆったりレイアウトなので、こっちにするかな。


買いたいボードをほぼ決めたんですけどね。念のためにリアパネルの出力ポートの写真(上)を見たら、んんん? なんか変だ。PS/2ポートがない。あらら。

PS/2ポートってのは、キーボードやマウスを接続する大昔の規格です。意識の高い人からは「あんな古い規格をひっぱってるからいかん」とか言われる。それで最近はほとんどがUSBポートになった。こっちのほうが汎用性もあり、将来性もあって速い。

ただ当方は大昔(なんと1984年謹製 )の古いキーボードをいまだに愛用していて、だからPS/2ポートがいつまで続くかは不安要素。ひそかに「PS/2←→USB 変換プラグ(正しく動作するかどうかが不安)」なんてのも買い込んで備えてある。ま、そういうわけです。

で、調べてみたらメーカーによっても事情が違うけど、最近のマザーボードは、ついにPS/2ポートなしのほうが一般的みたいな雰囲気になってましたね。で、ASUSの場合は、小さなマイクロATXのボードに限ってPS/2ポートを採用しているケースが多い。ただATXにはない。なぜですかね。

ASUSにするか、MSIにするか

最初はASUSのATサイズを想定していました。ASUSってのはマザーボードのトップメーカーで、わりあい信頼感がある。ちなみにマザーボードの「信頼感」というのは、壊れないということです。はい。昔のマザーボードはすぐダメになった。とくに電源まわりのコンデンサ。これが劣化して、膨張してくる。自作連中は「ニンシン」「ハラボテ」といっていました。安物コンデンサが妊娠して、そのうち使えなくなる。だから日本製の信頼コンデンサを使っているどうかが判断の目安で、ニチコン(日本コンデンサ工業)を使っているボードは高価だった。

ところが近年はASRockなるブランドが大流行です。そもそもはASUSの子会社だったはずですけどね。大手には無理なヘンテコリンなものを作って売るので人気が出た。おまけに安い。今じゃ業界2位らしい。ただし自分は個人的な事情でASRockに拒絶反応があるので拒否。

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最近、MSIというメーカーが人気です。たぶんゲームやる連中の支持かな。ASUSにくらべると少し安いので、実は最後まで迷いました。ASUSにするかMSIにするか。ASUSにしても少し高いの(ゲーマー用)がいいか、安いの(一応ビジネス用と称して)にするか。あっ、ちなみにマザーボードはすべて台湾のメーカーです。

とかなんとか、数週にわたって楽しく悩み続け。最終的にエイ!と決定。ASUSのRyzen用中級エントリークラス。TUF GAMING B550M-PLUSです。

で、CPUはどうする?

AMDのRyzenにすることは決定済みなんですが、これだって初期の2000番台は除外するにしても、1万円台の3000番台から上は5万、10万の4000番台もある。そんな上級もんには関心ないですが、それでも1万円台にするのか2万円台にするのか。さらに3300Xというイシ(CPUの通ぶった呼称です)があって、安いのにべらぼうに走る(これも通ぶった呼称)。当然,大人気で超品薄。もう何カ月も商品が出荷されていないみたいです。たまに出ても、一瞬で売れる。

それは諦めるにして、では少し上の「3500」にするか。頑張って「3600」と張り込むか。またまた別の選択肢もあって、実はグラフィック機能の備わったイシもある。こういうのはたいてい貧弱なグラフィック機能(ビジネス用ノートなら十分)なんですが、さすがRyzenで、かなりまともなのもある。うまくすると別売りのグラフィックが必要なくなるかもしれない。難しいですねぇ・・。

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こうして、ついに結論。今回は新しいグラフィックカードをスキップ。8年前のをそのまま流用です。春ごろになったらエントリークラスの古いカードを買うことにしよう。それまで、またせっせと貯金です。


◆マザボはASUSのRyzen用中級エントリークラス。TUF GAMING B550M-PLUSという名称です。「ゲーム」と名がつくと余計な機能もありますが、一般的には丈夫に造られているはずです。

◆CPUはRyzen 5 3600。そこそこの中級品です(高級クラスには手が出ない)。 現状使用のインテルCPUと比べると、たぶん4倍程度の処理能力のはず。

◆使用メモリもレベルアップしないといけないので、DDR4-3200というクラス。容量も現状の倍、16GByteにふんぱつ。お大尽だなあ。信頼のMicronチップ(Crucial製 CFD販売)です。
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◆とうぜんCPUは過熱する。同梱のAMD謹製クーラーは冷えないという噂です。仕方なく安物クーラーを購入。「白虎 弐」とかいう凄い名前です。SCYTHEの製品ははじめて。

という次第。けっこうな買い物となりました。
書き忘れ。最近のマザーボードにはモニタと接続する「DVIポート」もないみたいです。使っている三菱のモニタ(9年前)には確かHDMIポート、あった気がするけど、専用ケーブルを捨ててないかどうか。探してみないといけない。いろいろ変化しているなあ。
違った。現在のKB211キーボードは1998年製造でした。1984年謹製はその前に使っていた代物だ。
追記 ひょっとしたら1986年ものだったかもしれない。だんだん自信がなくなる。

現状の大型トップフロー・クーラー、AMDマザー用の留め具があれば流用するんだけど、机の下の箱を探しても発見できず。仕方なし。

いろいろ試行錯誤したり調べたりの末「新バージョンと自分のPCは合わない」という結論になりました。

今後のために整理してみます。

まず現状のWindows 10バージョンは November 2019 Update(バージョン1909)
この10月リリースの新バージョンは October 2020 Update(バージョン20H2)

MSのアップデートスケジュールは年2回なので、今年の春(バージョン2004) をスキップしたことになります。あれ? スキップしたっけか

ネットを見ると、けっこう「スルーされた」という人もいる。どうもMSのアップデートプログラムは個々人のPCをあれこれ監視していて、ちょっと問題ありという場合は「更新しなさい」というメッセージを出さない。このへん、詳細は不明ですが、どうもそうらしい。だから「更新しなさい」メッセージの出現するタイミングはバラバラ。すぐ来る人も入れば来ない人もいる。

自分のPC、なるべくアップデートなんてしたくないので、最大限ペンディングの設定にしていますが、でもこれには期限がある(35日だったかな)ので、MSが「更新させるぞ」と決意してるんなら、ま、敵対不能ですね。いずれやられてしまう。

v20H2.jpgそういうわけで、ひょっとしたらバージョン2004は(当方のパワー不足で)自然にスキップされたのかもしれない。

で、この春のバージョン2004、大きなアップデートだったらしいです。言葉を変えると、問題の発生しやすいアップデート

それにくらべるとこの秋は小さなアップデート。しかもこれまで月々のマイナー配信で実は少しずつ配布していたという。

少しずつなんで気がつかないけど、いつのまにか蓄積されていた。潜伏覆面ブログラムです。そしてこのバージョン20H2は「もう隠れていないで、顔を出せ。仕事しろ!」という業務指令でもあった。

そういうふうに説明しているサイトが多い。なるほど。自然にしたがっていると、すんなりアップデートされる。実際、この秋に買った妻のノートPCは、まったくトラブルなく、するりとバージョン20H2になりました。

それなのにこっちのデスクトップはうまくいかない。

どううまくいかないのか。

まずアップデートに時間がかかります。だいたい2時間。ただしこの程度かかったという例も多いようなので、ま、仕方ないのかな。

次に、アップデートしてから、起動にえらく時間がかかるようになった。何回試してみてもそうです。

■バージョン1909 → サインイン画面まで35秒
■バージョン20H2 → サインイン画面まで130秒


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調べまわりましたが、アップデートで遅くなる理由として挙げられているのは「スタートアップで動いているプログラム」「バックグラウンドで動くプログラム」などなど。しかしこうしたプログラムが邪魔しているとしても、せいぜい10秒、20秒でしょう。1分以上もかかるとは信じられない。

マメに削除しても一気に速くなるとは思えない。自作30年の「カン」ですが、ちょっと無理筋。

では何か。もっと大きな部分のトラブルでしょうね。たとえば画像プログラムとか、重要なドライバー絡みとか。このへんが合わなくて、裏でシコシコ調整作業をしている。こういうトラブルなら2分3分は平気でかかる。下手するとフリーズする。

ついでに。モタモタと起動しても、立ち上がってしまうとけっこうスムーズです。これでもいいか・・・と甘い気持ちになりそうですが、突然おかしくなる。たとえば設定関係ウィンドウがフリーズしたり、次のメニューに行かなくなったり、クローズボタンが効かずどうやっても消えなくて、リセットするしかなくなったり。どうもおかしい。

おかしいです

やはり待ちますか。いまのバージョンは来年の5月がサポート期限。それまでに新しいシステムに買い換えようと思っています。考えてみれば8年も前のCPU、マザーボードです。合わなくなっても不思議はない。ためしにマザーボード(ASUS、P8Z68-M PRO)のドライバー関係、新しいのが出てないか調べても、Windows10なんてサポート外みたいな雰囲気です。なるほど。

来年の春あたり、Ryzenシリーズで一新しますか。CPUが爆速になりチップセットやドライバー関連が変われば、ま、たいていの問題は解決するでしょう。イヤですが、最悪の場合はOSのクリーンインストール。通常、これで解決できない問題はない。ないはずです

Windows10 October 2020 Update(バージョン20H2)が可能になったとメッセージあり。ふんふん、10月リリースのアッデートならもうバグは取れてるだろう、とインストールしてしまいました。

これが大失敗。ネットで調べるとたいしたアップデートでもなさそうなのに、えらく時間がかかる。ダウンロードだけで数十分、それから「準備中」みたいなメッセージが出て、インストールが始まったかと思っていたらまた準備中に戻る。

なんやかんや、2時間以上はかかりました。
omatikudasai-win.jpg
おまけに再起動してからがまた大変。あの、起動でグルグルとまわる白い点のようなものが、2コとか3コとか、固まっている。少し動く。少し回転らしい動きをする。また止まって消える。まだ白い点が出てくる・・・・。そういう調子。

で、たぶんアップデートは終わったと思うんですが、起動にえらく時間がかかるようになった。いままでは35秒程度。これがなんと130秒(計測した)になった。2分10秒です

うーん。どうも今まではバージョン1909だったらしい。2019年秋版ですね。で、結果的に次を飛ばして今度が2020年秋版。その間ずっーと小さなアップデートを続けていればすんなりいった(たぶん)はずが、大きな段差になったので時間がかかる。時間だけならともかく、トラブルも起きる。なんせMSだから。

毎回々々130秒で回転白点が固まるのはイヤなので、イメージバックアップを使ってシステムの中身を半月ほど前に戻しました。これは慎重にさえやれば、問題なくスムーズです。(途中のメッセージを読み間違うとディスク全体をフォーマットの道筋になるのでご注意)

ま、なんだか知りませんが、もう少しアップデートを待つことにしましょう。しなくてもいいんですけどね。ただスキップするとまた段差が高くなる可能性もあるので、適当な時期に実施しようと思います。とりあえず12月の末まではアップデート禁止。

起動時間は30秒強に回復しました。やれやれ。


追記 :
諦めの悪い人間です。「待つ」と言った口も乾かぬうちに再度トライしてしまった。どうも納得できないので。
で、結論からいうと、前回よりはスムーズでしたが、やはりインストールには1時間以上かかる起動かけるとやはり2分10秒程度は必要。えらく遅い。

そういう仕様みたいです。そんなバカな・・・なので、ギリギリまでアップデートは延期です。うまくしたらアップデートしないで済ませたい。継続してネット情報を漁る必要あり。


先月だったか、コメントの書き込みがあって『偏西風の説明』が良かったとのこと。はい、5年ほど前に書いた「貿易風と偏西風とコリオリの理屈」の記事です。

褒めてもらえるのは嬉しいですが、どんなこと書いてたかな。そう思って読み直してみると、うん、自分の書いたものながらなかなか良い。いちおうは論理的でもあり、筋道も立っているみたいです。いいこと書いてるじゃないか

ただ、自分で書いたことですが、詳細をまるっきり忘れている。誰かに急に「貿易風は西風か東風か?」とか「偏西風はどうして西から吹くんだ?」とか聞かれたら、たぶんマゴマゴしてしまう。えーと、どっちだっけ。

bouekifu.jpg
そもそもは、理屈っぽいところがあるんですね。そのせいか、家内に「気象予報士の勉強でもしてみたら」と言われたことがある。予報士になることを期待してるわけではなく、そんな勉強でもしていれば暇つぶしになるだろうということでしょう。

その気になって参考書を買ってみました。うん、なかなか面白そうな本だったんですが、惜しむらく冒頭でいきなり物理の公式が出てくる。気圧と空気密度の関係のナントカだったかな。
うーん。これで一気にめげた。あかんです。気象は物理学だよな、確かに。


その参考書、いまはデスクのブックエンドの横に接して立ててあります。分厚くて、けっこう安定がいいんで半分は支え代わり。

秋晴れの一日。夕刻に帰宅すると、メール見た?と妻が聞く。いや、見てない。念のためgMailの着信確認しても、ナシ。

sence3SH-02M03.jpgどうせPCメールに送ったんだろ。あれはスマホで受信できないんだけどな・・・とパソコン起動してみても着信していない。いったいどこへ送ったんだろ。

という段階で、もう一度スマホをチェックしたら、いつのまにか入っていました。へー、ずいぶん時間がかかった。で、一応こっちからも「着信あったよ」と送信。

だいぶたってから、妻のスマホが鳴りました。それが、さきほど送信したメール。そうですね、ほぼ30分近く経過している。そうか、スマホのメールって、ずいぶん時間がかかるんだ。どこで時間をくっているのか、処理に手間取っているのかは不明ですが、ま、そういうことがある。そう認識しておいたほうがいいようです。

とっくに着いたはず、と思い込んでいると思わぬトラブルの原因になりかねない。

思い出したけど、30年以上は前、3日前の発信日付のメールを受信したことがある。まだインターネットとかメールとか、発展途上のころです。
あのメールはどこで足止めくっていたのか。世界中を旅してパラグアイとかコスタリカとか、どっかの中継サーバにふと紛れ込んで、入ったとたんに運悪く停電とか。ま、そんな按配だったんでしょうね、きっと。

玄関においてあったシャチハタの認め印。正式にはXスタンパーというブランドで「キャップレス9」という形らしい (調べた)。そのインクが薄くなったので、仕方なく駅前まで行って補充インキを購入しました。大きな文房具売り場にありました。

xstumper.jpgインク補充といっても、本体の上部をグイッとひきぬいて、露出したハンコの表面に顔料インクを垂らすだけです。説明によると「一滴」でいいらしい()。ふーん。一滴たらして、立てたまま何時間か放置する。

このインク容器。20mlです。で、一滴って何mlに相当するんだろ。調べてみたら、なんとネットに一応は答えがあった(ネットにはなんでもある)。スポイトの細い先端からならだいたい0.04ml。1mlが25滴。20mlなら、えーと、計算上は500滴ですか。一滴補充すればたぶん3年や5年は持ちそうだし、どう考えても一生使える。実際には200年、500年ものでしょうね。あはは。

注記
なんで「ハンコ面」に顔料をたらすだけでいいのか。このハンコ部分、単なるゴムかプラスチックみたいですが、実は微細な穴がたくさんあいているらしい。なんでも塩を混入した特殊材料を固めて、固まってから熱を加える。ザッといえば、茹でる。すると塩が抜け出して、あとに細かな穴ができる。特殊なスポンジ構造ですね。その穴に顔料がしみ込んで、ずーっと保持される。基本的に「普通の塩」でいいそうです。

構造を知って、少し感動しました。多孔質ゴム印字体。これがシャチハタの秘密だったのか。


またまたスマホの悪口。Androidスマホです。わけのわからない通知音にムカムカしているんですが(朝の4時に鳴らすな!)今回はメールの件。そもそもDocomoのメールは使っておらず、もっぱらSMSを使っています。だいたいのことはこれで間に合いますね。

でも少し不便なこともあるので、別途 gMailを設定。つまり常用のPCメールとは切り分けて使いたいわけです。ただ不便な点があって、新規の相手の場合、いちいちアドレス入れるのが面倒。アドレス帳がほしい。
sence3SH-02M03.jpg
かといって(便利ということになってるらしいけど)PCメールの設定と同期なんかさせたくない。あーいう「同期」というやつ、非常に悪い考えだとワタシは思っているわけです。バリバリ仕事に使ってるわけじゃなし、なるべく独立させて別物として使いたい。このメアドにはこの種のメール。こっちのメールはこっち。

で、調べたらgMailのメニュー候補の中に「連絡帳」というのがあった。Googleのアプリらしいです。そうか、これをインストールすればいいんだな。入れておいて、ひまな時に一括してメアドを書き込めばいい。はい。インストールというボタンをタップしました。

すごく簡単そうです。しかし、うまくいかない。まず「電話番号かメールアドレスをいれろ」と要求される。つぎに「パスワードを入れろ」という。迷いましたが、GoogleアカウントのPWでしょうね。で「違う!」と叱られる。何回やってもハネられる。「デバイスが違う」と文句をいう。なんのこっちゃ。仕切り直して Google Playのアプリ一覧から入ろうとすると、こんどは「連絡帳」が発見できない。できない。違う。できない。違う・・・。

諦めました。なんかスマホという代物と波長が合わないようです。どうもスムーズに運ばない。

ネットで調べたら、宛て先入力の場面で適当に入力しはじめると(SMSに使っている)「連絡先」名簿()から検索して拾ってくれることが判明した。猫山さんにメールするときは「ねこ・・」と打つと猫山のメアドが出現する。なるほど。これでいいんだ。

というわけで、ひとつ便利になりました。ただしgMail「連絡帳」アプリの件は依然として藪の中。わからんことが多すぎる。みんなよく簡単そうに使っているなあ。

この「連絡先」はガラケー使っていたころの「住所録」を吸い上げたものです

AndroidのOS、そもそも操作の説明が不親切すぎるんだな、きっと。まず用語の説明がほとんどないし、たとえば「アカウント」といったって実はいろんなアカウントがある。「Googleアカウント」というふうにきっちり書いてくれれば何も迷わなくてすむのに。

こういうふうに文句いってるのはトシヨリだけなんだろうなきっと。

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