2003年1月アーカイブ

実業之日本社 ★★


itsunohi.jpg新選組伍長・島田魁を描いた小説。島田という隊士、これを読むまで知らなかったが、それなりにファンも持っているらしい。もちろん沖田とか土方には及ばないようだけど。

で、相撲取りと見紛うような巨躯と槍刀の腕前、誠実さ(あるいは小回りの効かない体質)を持った男が時代に翻弄されながら生き続けた後半生・・とでもいうことになるのかな。それなりには面白かった。

作者の中村彰彦という人、もしかしたらと気がついて調べたら、やっぱり「名君の碑」の書き手だった。こっちは秀忠の庶子・保科正之が主人公。確かそんなに悪くはないのに、読んでいるうちにだんだん不満が嵩じた記憶がある。何故だろう・・と考えたが、主人公が人間くさくないからかな。誠実過ぎる。あるいは、きれいごと過ぎる。嘘っぽい。

島田魁という人、近藤勇とは何度もケンカしている永倉新八の仲間で五稜郭まで従軍。御一新の後も改名・変名をせず、本名のままで一生を終えた。島田魁日記を書いた。土方の戒名と隊旗を大事にしていた。晩年、大官となっていた榎本武揚からの「会って話でもしたいから来い」との誘いを、にべもなく断った。

けっこう惹かれるキャラクターなんだけど、この島田魁は最後まで付き合った土方にはどういう思いを抱いていたんだろう。好きだったのか、嫌いだったのか、嫌いだけど好きだったのか・・・。その辺が小説ではスッキリしないのが残念。

いろいろ不満は残ったが、読み終えてから黒鉄ヒロシの「新選組」(PHP文庫)まで引っ張り出して再読してしまったんだから、ま、いい本だったのでしょう。

話は違うけど、私の使っているFEPでは変換しても新組しか出てこない。こだわってるのかな。


晴れ

タバコを家で吸うときは、キッチンの換気扇の下、あるいはベランダと迫害されている。でも換気扇の下は寂しいので、家族との会話に加わろうとしてちょっと真下から離れると、娘にめざとく「シッシッ」と追い払われる。臭いの粒子がすぐ漂ってくるのだそうだ。ま、仕方ない。

で、タバコを吸いながら、暇なもので食器棚などを眺める。薄暗い棚のガラスに自分の顔が映っている。照明の加減で、かなり悪相に見える。それにしても、こんなに人相悪いかなー。

気がついた。ガラス戸に映った顔のぼやりした額の部分、生え際から眉間にかけて黒い筋がある。まるで煤で線を引いたようだ。髪が一筋下りているようでもあり、深く太い皺のようでもある。これが人相を悪くしているらしい。

しかし指で触れてみても、そんな皺は感じられない。しかし現実にあることは間違いないようで、顔を左右に振ると、映った自分の額の皺も左右に動く。気になって、明るい洗面所で確かめてみた。

あった。本当に微かだが、斜めに皺のようなものがある。普通に顔を見ても気がつかないほどの、微かな皺があった。ほんの少しの皺、皮膚の凹み。でも、薄暗いところではこの陰影が大きく強調されて、凶悪な顔になる。

文学的に言えば、カインの印。あるいは内面の暗さの表出。なんか自分自身の内側を覗いてしまったようで、ちょっとうろたえた。

この話は、まだ誰にもしていない。多分、しないだろうな。 
晴れ

最近のわからない話。

朝青龍の横綱受諾挨拶の中の「相撲道の発展」というくだり。相撲の発展でもないし、相撲道の継承でもない。どういう意味なんでしょうね。ま、こういう言葉にした理由は理解できるけど。また真偽委員たちから出たらしい「日本の心」との言葉も不明。日本の心って何だ? 「50字以内で答えよ」と大学センター試験で出題したら面白そうです。

ついでにドルゴルスレン・ダグワドルジというのが本名らしいけど、どっちが姓? ドルゴルスレンの方かな。関係ないけど朝青龍明徳というのが土俵での名乗りらしい。いくら明徳義塾とはいえ、またずいぶん露骨な・・。

ついでに今更の話だけど、安倍晋三官房副長官。ここ数カ月、人気急上昇だって? 何故だ?  あの人、何かした?

北朝鮮問題でもうひとつ。曽我ひとみさんの亭主が国外に出て、もし米軍に見つかれば逮捕されるってのは理解できる。でも少なくとも日本国内では、日本政府の了解なしに米軍に逮捕権はない(はず)。日本政府が「保護する」と通告すればノープロブレムだろうに。

・・というような筋の話がどのマスコミからも出てこないのは何故だろう。それとも日米間に「たとえ日本においても、米国人犯罪人の逮捕権は米国にある」というような取り決めがあるんだろうか。治外法権、領事裁判権ですな。

だいぶレベルはダウンするけど、粗暴殺人犯などが逮捕されると必ず「ムシャクシャしてやった」「カッとなって殺した」と供述するのは何故だろう。他の動機はないんだろうか。

「そうか、つまりムシャクシャして、それで殺そうと思ったんだな」「いや・・ムシャクシャではなくて、ナニゲにイラついたというか・・」「ムシャクシャとイライラとどう違うってんだ。ムシャクシャでいいだろ」「ん・・ちょっと違うンすけどね・・・」

・・・てなことを食事のときにしゃべくってるから、どんどん妻子に嫌がられる。 
現在、レベル13~14。PriestがHealAllを覚え、またPriestとBishopの2人がPortalを取得。便利になった。PortalはT'rangの転送装置の近くとUmpaniの司令官室の側にセットした。

今回はあまり急がないで、なるべくマップの端から端まで歩き回るようにしている。北の荒野に湖があるのを初めて知ったし、Hogerの洞窟も初訪問。Swampの鱗人キャンプも行ってみて、ここからもBayjinに行けることが分かった。途中で色気を起こして、山の上の魔法の女王神殿にもちょっと顔を出してみたが、さすがにこのレベルでは辛すぎ、手も足も出ない。早々に退散した。

Giga山の洞窟地下もけっこう探検した。でも、完全にここを踏破するのは難しいなー。3分の2ほど歩きまわって、一応満足することにした。

化け蛙も倒したし、狂気避けの兜も入手。Arnlkaの金棒引きにはお金をつかませた(ガンバッテよ、などど言うておったな)。例の凶悪巨大水棲動物は10回ほど殺して ようやくエクスカリバーを入手。重量があるので、これはFighterに持たせる。今のところ前列の連中が持っているのは、Fighterがエクスカリバー、Ninjaが呪われた杖、Valkyrieはスタンロッド、Samuralが野太刀。
 
cave.jpg遠距離武器は貧弱で、魔法弓が1張、普通の長弓が1張、重量クロスボーが1丁。あまり威力はないけど、 持ってる矢のせいか時々Samuraiが瞬殺技を見せてくれます。多分、これからいろいろ強力なのが手に入るでしょう。
今は*Light**Sword*を求めて、Bayjinへの突入を繰り返しているところです。これまで4回ほどトライして、まだ発見できず。どうも邪魔が多く入るんで、来週はBayjinの手前で昼寝をしてみようかな。せめて1回くらいの戦闘で宝箱に到達したい。今は必ず鱗人3+3、カニが12匹くらい集まってしまう位置関係になっていて、時間がかかって仕方ない。

*Light**Sword*さえ入手できれば、あとはそんなに時間もかからないでしょう。*Light**Shield*は単に根気だけの問題ですから。

そうそう、ちょっとヒッカかっているのがArnikaの武器商。Mantisブーツと手袋を持ってるのは知ってんですが(一度殺して確認してみた)、どうしてもまだ盗めない。Ninjaの掏摸スキルは93。普通なら簡単に盗めるはずなんですがね。

あと、PriestをいつLordに転職させるかだな。あんまり待ち過ぎると、ろくに働かないうちにゲームが終わってしまう。

追記
Antonから盗めない件だが、まだ持ってることは間違いないわけだから、何かプレゼントしてやるとまた盗めるようになる可能性あるとのこと。なるほど。今度やってみる価値あり。 
毎日新聞社 ★★


oieno.jpg岳宏一郎の未読書を発見すると必ず読むことにしているのだが、なんせ数が少なく、めったに発見することはない。だいだい、この人の魅力のすべては「群雲、関ヶ原へ」(新潮文庫)に集約されてしまった感がある。

御家の狗(おいえのいぬ)は江戸初期の怪物3人、つまり大久保長安、本多正信、本多正純のスケッチ集のようなものです。この3人が果たして真に忠義の士であったか謀反人であったかは永遠の謎でしょうが、岳宏一郎は少なくとも読者が反射的に連想する「狡兎死して走狗煮らる」を、もちろん計算してタイトルを付けています。越王勾践の軍師范蠡の故事でげすな。

家康の駿府時代というのは、どうもモヤモヤしています。大実力者・大久保長安という男が何故処分されなければならなかったのか(ただし長安本人は処分を免れてサッサと大往生。親類縁者や関係大名が巻き添えをくらった)。伊達政宗、家康六男の松平忠輝なども絡むし、おまけにキッカケとなった岡本大八事件というのも、どうもわかりません。(更に大八事件はキリシタン禁圧にも影響したらしい)

ま、形の上では正信の子であり、駿府派の権臣(当然、反秀忠派)本多正純の家臣が有馬晴信から収賄を行い、これで正純の影響力が一気に衰える。ここにまた福島正則の改築届け事件(正純に改築届けを出したのに、幕閣には通っていなかった)も絡んだり、非常にややこしい。

多分、岳宏一郎が断じるように徳川の重臣たちの苛烈な権力争いと考えるのが正解なんでしょうね。

子供の頃は「宇都宮の釣り天井」なんて、思うだにおどろおどろしくて、興味しんしんだったのですが。真面目に考えれば、将軍を暗殺するのに、わざわざ釣り天井作る必要はないわな。経費もかかるし、あまり効果はなさそうだし、工事関係者など秘密も漏れやすいし。ただ、処分後の正純が秋田藩に預けられて、そこで死を迎えたことはこの本を読むまで知らなかった。


晴れ

風邪は99パーセント治ったような印象なのに、お腹の調子だけが元に戻らない。どうも今年の風邪の特徴らしい。

症状の出方は人それぞれのようで、私の場合は胃酸過多、便秘、食欲不振。日頃は快食快便、胃の存在など気にした事もなかったのが、昼も夜もずーっと胃腸の存在を意識させられ続けている。ボコボコと噴火口のようにガス爆発しているようだ。食事も不味く、ろくに食べられない。

話は変わるが、みぞれまじりの昨夜は帰宅の電車が人身事故で止まり、結局約1時間ほど延着した。寒い中、満員電車に閉じ込められてジーッと運行回復を待つのは苛立つし迷惑なことだが、人一人がラッシュ時の駅で意を決して死んでも(恐らくは飛び込み自殺だろうなー)、せいぜい数万の通勤客を1時間ほどイライラさせることしかできやしない。そう考えると、人の命の重みがはかなく感じられてくる。

この一年、この中央線に限っても何回の人身事故があっただろう。直接影響を被っただけでも4回、5回・・6~7回はあったかな。もっとあったのかも知れない。覚えてもいない。

電車のアナウンスは必ず「○○駅では現在救出作業中のため、いま暫く時間がかかります」という言い方をする。初めて聞いたときは、いまこの瞬間、電車の車輪の間でリアルタイムに苦しんでいる人の姿を想像してしまった。もちろん、実際には言葉の誤魔化しにすぎず、処理とか処置とかいう露骨な言葉の使用を避けているだけなんだろうけど。

ついでに。車掌は無意味に「遅れますことを心よりお詫び申し上げます」なんて謝るなよ。誰もJRが悪いから遅れるとは思っていない。車掌だって思ってはいない。密集した車内でこうしたアナウンスの上っ滑りする謝罪の言葉を何回も何回も聞いていると、かえって苛立ちがつのってくる。 
世界文学全集14 集英社 ★★


typee.jpg集英社の世界文学全集14「ポー&メルヴィル」に、この「タイピー ポリネシア生活瞥見 」が収められているのを知り、迷いながら借り出し。他に文庫があるかどうかも不明の、めったにお目にかかれないマイナー本だ。

以前に読んだのは遥か昔、多分高校時代だったような気がする。とにかく捕鯨船の乗組員が南海の小島に逃亡し、蛮人に喰われそうになりながらまた文明社会へ脱出するというのが粗筋で、そんな筋よりも初めて読んだポリネシアの別次元のような激しい色彩だけが印象に残っている。ポイポーイ。タブー。タパ布、花束を黒い髪に飾ったオリーブ色の少女たちetc..。

あらためて読み直してみると、やはり大作家メルヴィルの、ごく若い時代の一習作だなーという印象。この中編(だろうな)がなかなか全集にも収められず、文庫や単行本も手に入らないのも納得できる。

主人公トンモ(トム)の行動や心理にはまったく共感を覚えないし、描かれた蛮人たちやその生活・文化(マルケサス諸島が舞台)も浅い。

たいして面白くはなかったが、でも再読できてよかった。再読しなかったら、少年時代からの妙な記憶の断片だけが残り続けて、「あれは知られてないけど、名作だよ!」などと言いかねなかったから。

そうそう。読んでると時々極彩色の1ページ大の挿絵があるのが困った。なんせ上半身裸のポリネシアン少女が花かなんかを持って何かしてるような絵だから。恥ずかしくて電車の中では開きにくかった。こういう点は、集英社の全集は好かん


小雪

水曜日は体調不良で早退。家に帰ってすぐ横になり、けっこう寝てから夕食を食べてまたダウン。寝汗をかきながらアホのように寝た。で、どうかなと危ぶみつつ今朝起きたら、恥ずかしいようにスッキリ。いつもできることじゃないけど、早めに体を休めるのがはやり最善なんだなーと実感しました。 

PowerBishop法でキャラを育てながら、現在本Umpaniの5本フラッグトレーニング直前の段階です。レベルは11から12。

今のところの感想としては、従来の「Wiz優先」のBishop育成法と決定的な差はないみたい。ま、多少はスキルが増えているとか、従来は使えなかったAlckやPsi関連のスペルが使えるという程度かな。相変わらず、Heall Allをものにするのは前途多難のようです。ちなみにPortalは次のレベルにならないと無理のようです。

風邪

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晴れ

週明けからどうも体調不良と思っていたら、風邪らしい。特に熱はないが関節が痛み、だるい。寒けがする。胃の調子も最悪。日曜の法事ではすごい風邪引きが数人参加していたからな。妻も同様での症状でダウン。 
晴れ後雨

義姉の一周忌で横浜へ。曹洞宗のけっこう大きな寺の本堂に木の椅子を並べてあり、腰掛けて経を聞く。大きなストーブが燃えてはいたが、それでも冷えた。

「お骨はここに預かっているので、気がむいたらいつでも遠慮なく来てお参りしてください。以前は本堂の正面は開放しておいたのだが、近頃は不心得な者がいるようで仕方なく鍵をかけている。申し訳ないが横に回って声をかけてくれれば、すぐ開けます」と住職。

前は寺などに侵入する者はいなかったんでけすけどね、とのこと。

法事の後、近くのホテルで会食。久しぶりに会う兄弟たちは、どんどん歳をとっていく。もちろん、私もそう。甥や姪たちの消息。少し酒が入ると、子供の頃の話や田舎の思いで話に沸く。髪の質と量のこと。歯がいいとか悪いとか。幼い頃に食べた雑魚の醤油煮(雑魚ではなく、メダカと言っていた)の辛さ。

つい酒がすすみそうになるのを、途中から控える。長老たちから、法事に集まるのではなく、無目的に集まる兄弟親睦会を早期に組織しろと言いつかる。

暗くなってからホテルを出たら、しっかり雨が振っていた。妻は寒い々々と言っていたが、心なしか浅い春の兆しの感じられるような軟らかな雨だった。 

kaga.jpg前田利家が死んでからの前田三代物語。利長・利政兄弟、そして利常エトセトラ。

津本陽の本、つい手にしてしまう。手にしてしまって、読み進むと必ず後悔する。完全に読み終え、面白かったなーと思った記憶がない。何故なんだろう。デビュー作の「深重の海」以外、まともな作品は皆無(もちろん私個人にとっての話)の印象がある。

資料はけっこう引用してくれるし、ゴツゴツした方言も味があるし、題材も悪くない。悪くないからつい読み始めてしまうんだけど。今回も、いったいこの人は何を言いたいんだろう・・という根本的な疑問が沸いてくる。要するに人間の描き方が浅いのかなー。で、今回も3分の1くらい飛ばし読みして放棄。


晴れ

朝、出社の際に確かめてみたら下記の駅前の道幅はちょうど6歩。せいぜい4メートル程度になるのかな。10メートルほど先には立派な信号があった。気にしたこともなかったなー。 
新潮社 ★★★


rome11.jpg副題は「終わりの始まり」。生真面目なマルクス・アウレリウス帝とその不出来な後継者コモドウスのお話。コモドウス暗殺の混乱から、正統性なき実力派(?)皇帝たちの覇権時代が始まる。

だいぶ以前に書いたモッタネッリの通俗ローマ史で「毎朝トレーニング代わりにライオンを一頭殺さないと体調が悪かったマッチョ皇帝」とバカにされていたのが、多分このコモドウスだろうな。ライオン代が大変だっただろうと真面目に心配して損をした。それとも塩野さんが書かなかっただけで、本当は毎日ライオンとレスリングしてたんだろうか。

アウレリウスという人物、哲人皇帝といわれていたことだけは知っていたが、詳細は本書でようやく理解。ま、当然でしょうな。たいしたエピソードもなし、面白みもないし、もちろん著書を私が読むわけもない。「瞑想録」だったかな。読んだ人なんて、いる?

ローマの混乱は、実は評判のいいアウレリウス時代に萌芽があった、という塩野さんの説は納得。ついでに言うなら、評判の悪いコモドウスの時代、良い事もしなかった代わり特に悪いこともしなかったため、実はローマは長期の平和を享受していたというのも納得。ただ単にレスリングと格闘という個人の趣味に忠実であった愛すべき人物だったらしい。

塩野さんがやたらと映画グラディエータ―のことを書いているのが少しおかしい。わざわざビデオ買ったというから、時代考証デタラメな娯楽大作にイライラしながら、けっこう何回も何回も見たんだろうな。

追記:
モンタネッリの「ローマの歴史(藤沢道郎訳・中央公論社)」における、コモドウスが休戦してローマ帰還のくだり、およびカラカラの性格のくだりを引用しときます。私の記憶ではごっちゃになっていた。

「コンモドウスは臆病ではなかったが、競技場での争闘だけを好んでいたのだ。毎朝、飯の前に飼っている虎を一頭殺すのが習慣だったのに、ゲルマニアには虎が棲息しないので、早くローマに帰りたかったのだ」

「カラカラは暗愚ではなかった。ただモラルが全然なかっただけである。毎朝起き抜けに熊と格闘して筋骨を鍛え、食卓には客の代わりに虎を座らせ、眠る時はライオンの脚の間だった」


本筋には関係ない話。

私の場合、Ninjaは呪われたCane of Corpus、Samuraiは序盤Nodachiで中盤から*Light**Sword*、FighterはBlade Cuisinart(とりあえず一応は)とほぼ決まりなのだが、問題はValkyrie。こいつに何を持たせたらいいのか。

今はMysticSpear(8-24)にしています。本来ValkyrieならMaenad's Lanceが定番のはずなのに、これが本当に拾えるのかどうかも不明。データ表を見てもたいして威力はないしね。威力ということでは、Muramasaもたいしたことがない。Samuraiが*Light**Sword*持ってる場合、わざわざ持ち変える必要はないですね。

で、Valkyrie。Stun RodとかDread Spearが本命かなと思ってるんですが、簡単に手に入るわけじゃないし、となると興味が出てくくるのがRaven's Billというやつ。打撃が10-26。おまけにPoison25%、 Kill5%などなど実に凶悪そのもの。これで呪われてなけりゃパクっと食いつくんですが・・・。

呪われた武器を持つと弓が使えません。実はこれが困る。Ninjaはもう手裏剣を放棄してるんで、Valkyrieまで遠距離武器を使えないとなると、けっこう辛い。迷うところです。でも未練があるんで、ネッシーと出会ったときには非常用で持ち替えさせようと、一応荷物の中に入れて持ち運んではいます。けっこう重いです。(関係ないけど調べてみたら、Ravenってのはワタリガラスのことらしです。Billはクチバシ。するってーとRaven's Bill、火消しの鳶口みたいなもんか) 
晴れ

一転して冷え込み。北風が吹き抜ける。ここ数日で緩んでしまった体が一気に引き締まる。駅までの短い道のり、手袋なしの手がかじかむ。

寒い季節になると、都心の駅周辺に立っている着膨れたサンドイッチマンたちの顔が霜焼けのように赤黒くなる。私の通っている新橋駅の周辺でも、寒風の中、たいてい3~4人は立っている。比較的若いのもいるし、年配もいる。元気なのもいるし、無気力を絵にかいたような老人もいる。

何週間か前、帰社の雑踏の中、そんなサンドイッチ・オヤジたちの横を急ぎ足ですり抜け、駅前の狭い道路を渡ろうとしたとき、背中で何か声が聞こえたような気がした。酔っぱらいが喚いてるな・・と思った。

昨日、同じようにまた年配オヤジの横をすり抜け、駅前の混雑した狭い道路を一団となって横切っていったとき、また聞こえた。「アカシンゴー デスヨーー」と。

今渡っている道路は、いかに狭くても道路なのだから、たぶん、どこかに信号もあるのだろう。時折、雑踏に邪魔されて通ろうとして通れないクルマが、人の群れの中で立ち往生していることもある。「ケッ、こんな混雑した駅前にクルマで突っ込むなよ!」と私達は運転席のイライラ顔に向かって舌打ちして通り過ぎる。

長い時間、じーっと同じ場所で見ているサンドイッチマンにとって、こうした風景はえらく理不尽に思えたに違いない。集団のパワーにまかせて、帰宅を急ぐサラリーマンたちが次から次へと赤信号の道路を無視して押し渡っていく。危険でもある。不幸にも巻き込まれたクルマが難渋もしている。

あのサンドイッチマンは1日何回くらいサラリーマンたちの背に向かって「アカシンゴー デスヨー!」と叫ぶのだろうか。それともほんのときたま、数日に1回、抑えきれずに叫ぶのだろうか。10分か15分くらい立ち止まって、それを確かめてみたい誘惑にかられる。ふと誘惑にかられながら、もちろん私は足を緩めることなく雑踏の中を改札へと流れていく。
ははは・・。また新規に始めてしまった。こうなると、病気だな。

ここに影響されてしまったのです。PowerBishop育成法。従来の私のパターンだと、BishopはどうしてもMageのスペルばっかりどんどん覚えてしまい、結果的にAlchemyやPsionic、Preistの方面が非常に弱くなってしまう。こっちのスペルがなかなか育たない。

下に書いた2回目のパーティでも、実際Preist分野が弱く、これじゃHealAll(Preist=Divinityでしかカバーできない)を覚えるのはいつになるんだろうという心配がありました。もちろん専門のPreistは存在します。でもこいつは途中でLordに転職させる予定。今回はBardがいないパーティなので、最終的にはBishopがあらゆるスペルのエキスパートになって、二人ががりでHealAll可能な治癒体制にしたかった。最強かつ万能のキャスター兼キャスターでないと困る。

というようなわけで、新規巻き直し。簡単に言うと、まずBishopはAlchemyとPsionicにポイントを割り振り、余った分はEarth とMentalに当てる。とにかくこの分野だけを育て、オダテに弱いBurzに出会ったら徹底的にCharmをかけまくり、Psionic/Mentalを最高レベルまで上げてしまうという手法です。

これで、Psionicの分野はおしまい。また下位のMental領域も終了。Insanityをけっこうなレベルで使えるようになるので、以後の戦闘も楽です。

また機会があったら徹底的にItchingSkin (Alchemy/Earth)もかけまくって、こっちの方も少し上げておく。で、次にArnikaに行ったら例の8本タンブラーの扉を相手にKnock-Knockをかけまくる。これでAlchemy/Earthが限度まで上がります。

以上でPsionicとAlchemy、MentalとEarthがアガリですね。4つの分野、6つの領域のうち、4つがリミットになってしまう理屈。あとWizardryとDivinity、領域ではFire、Water、Air、Divineが残っているわけですが、こっちはキャンプ魔法を使いまくればほとんどはカバー可能でしょう。ただし、Water領域だけは適当な魔法がないので、なかなか育たないとのことですが。

常にAlchemy/PsionicをWizardry/Divinityより強くしておくことを鉄則にした方策。たしかに理屈は合ってます。

で、やってみました。まず最初に1レベルを犠牲として、カニを相手のStealth育成。次はBurz相手に延々とCharmかけ。Arnikaへ疾走してからは辛抱強くPickPocket技の習得。理屈と現実は少し異なって、実際にはAlchemyが意外に上がらず、Knock-Knockに必要なポイントを得るのに時間がかかりました。3連休の最後の夕方になってようやく地下に潜ることができました。

現状、パーティレベルは7~8。来週からはキャンプ魔法の修行です。少なくとも、半日はかかかるだろうなー。
晴れ

月曜は3月なみに気温が上がったという。たしかに部屋にいてもあまり足が冷えなかった。夕方のニュースを見て、なるほどと納得。ブラウン管越しに人に知らされてから皮膚で納得するのもおかしな事なんですけどね。

夕食のメニューはレンコンの挽き肉詰めにキャベツとコーンのサラダ。たしか土曜は娘が腕を奮って(?)パスタで、そのパスタのときにコーンを使ったサラダを作り、余った分が月曜に出てきたというわけ。そんなら日曜の献立は何だったかを思い出そうとしているんだけれど、うーん、出て来ない・・・・ん、そうか、イカメシだったんだ。

で、レンコンが食卓に出るたびに例の手垢のついたシャレを誰かが言う。「へぇーたいしたもんだ、大根にこんなに穴を開けるなんて」「いや違うよ、これは大根じゃなくて蓮根」「なるほど、レンコンか。それにしてもたいしたもんだ、レンコンにこんなに器用に穴を開けるとは」

思いついて、レンコンの穴が汚れていた場合の処置を妻に聞いてみる。以前、レンコンの余り切れを使おうと思って、戸惑ったことがあった。いや、あれは泥じゃなくてシブ。したがって特に洗う必要はないとのこと。そもそもを言うなら、穴の内側が汚れているようなレンコンを買ってはいけないのだそうだ。

ひとつ賢くなったのかな。でも、数日たつとは多分忘れてしまうんだろうな。 
早川書房 ★★


faery.jpgキャンベル賞、アーサー.C.クラーク賞受賞。奇妙な後味を残す近未来SF。

要するに地球環境がめちゃくちゃになってしまった21世紀。ナノテクと遺伝子操作、ネットが爆発的に発展し、ありとあらゆる疫病がはびこり、難民が押し寄せ、ドラッグが蔓延する時代。ロンドン、パリ、アルバニアを舞台にデブのハッカー詩人(道化師かな)と邪悪(?)な天才お姫様、凶悪クローンフェアリーたちが織りなす幻想的かつ汚濁の暴力世界。

こう書くと、何がなんだかわからないなー。わからないSFです。作者はフェアリーランド(ディズニーランドみたいなもんだな)に思い入れがあるらしく、そのへんが不思議な雰囲気になっているみたい。

あるようなないようなストーリーを追うのは、さして意味がないでしょうね。イメージだけ味わうのが正しいかも知れない。

悪くない一冊でした。


信濃毎日新聞社 ★


tsuji.jpg軽井沢とフランスを愛した辻邦生が、長野の新聞に連載したもの。没後、夫人の意志で刊行された経緯らしい。

新聞の長期連載コラムだから、ま、悪くはないが、かといっても感動するようなものでもない。いかにも辻さんらしい書き方で続いていく。

辻邦生の本、「背教者ユリアヌス」は非常に好きだったけど、それ以外はちょっと高尚すぎてダメだった。「西行花伝」など、ときどき読もうと試みては挫折の繰り返し。私のような俗人には香りが高すぎるのかな。


木に登ったらもうわき目もふらずに上層のネズミ界へ駆け上がり、手下を見つけて大親分に面会。例の宝物の手配を頼んでからFaery杖の盗み取りです。Ninjaの盗みスキルは80強。でも繰り返すこと20回目くらいでスルッと手に入りました。これを手にすると、いままで力不足だったFaeryNinjaの性格が一変します。頼もしいなー。

あとはゆっくり。下層から順番に巡回して、現時点で可能なすべてのイベントをこなしました。そうそう、今回の新発見。シャーマンの出る部屋に面した中庭ですが、この北側でRapaxのスカウトたちが暴れています。こいつをやっつけてから調べると、床板が壊れて穴があいてるじゃないですか。前回は見逃してしまった。

で、穴があるんなら潜ってみよう・・・とみんなで飛び込んだら・・・はるか地面まで数秒間のダイブ、激突。みんな死にました。ただしValだけが平気な顔してました。もちろん再ロードはしましたが、血みどろドクロが一気に5つも並ぶのはあまり気分のいいものじゃなかったです。

このマップは手に入れた重い武器を売るところがないのが不便。たっぷり背負ってヨタヨタと物騒なSwanpを横切るのもナンだし・・というんで酋長の目の前にぜんぶ投げておきました。暫定処置。来週はT'rangとUmpaniにこき使われることになるのかな。 
スペル修行はあらかたケリがついたので、南の荒野へ一人旅のネズミを探しにでかけた。銀行襲撃の話を聞いて、ついでにアンクの類をもらわなければならないからね。

ところが、ようやく道端で会えてじっくり話をしているところへドヤドヤと邪魔しに来たのが、例の女魔法使いと首なしの一団。うるさいなー、さっさと邪魔を片づけようと突進して、ふと後ろを振り返ったらもうネズミ男が消えてしまっている。何回か試してみた結果、こちらが目を離すとネズミは姿を消してしまうことが判明した。ま、ネズミとしては用が済んでるわけだから。

苦労しましたねー。常にネズミから離れないようぴったり寄り添って、一緒になって襲撃者たちを一掃。苦労はしたけど、なんとか戦いも終了。で、手負いで血を流し、早く帰りたがっているネズミくんを無理やり引き止め、結果的に身ぐるみスリとってしまったわけだから、ひどいなー。

そうそう、銀行で血を流さない件もうまくいきました。要するにトンネルから行く大扉を開けなければいいのね。あれを開けるとたぶん1階まで警報が流れて、銀行サイドと敵対になってしまう。

わざわざ北の荒野まで行って、盗賊キャンプを襲撃。ついでに口のでかいデカキャラを3匹倒し、ダイヤを拾ってきました。ダイヤを銀行の姐ちゃんに渡したら何か起きるのかと思ってましたが、単にお礼を言われて、雀の涙ほどの経験値をもらっただけ。たいした意味はなかったようです。

ついでですが、Umpaniのキャンプにも行ってみました。バーに入って何か買おうと思ったのですが、不思議なことにバーの連中がまったく相手にしてくれない。「オマエらがウロチョロしてるとウザったいんだよ」という扱い。レベル9と弱小だからか、それともまだ事務所のBalBlackに挨拶してなかったからか、詳細は不明。

違う動きをしてみると、違った反応もあって面白いです。

これから大樹ワールドへ出発の予定です。早いところマフィアのネズミ親分に会って、Ninja用の呪われた杖を入手しないと、戦いが辛いです。では。 
晴れ

今日も快晴。新聞をとりに階段を使って降りる途中、ビルの間から山並みがくっきり見える。正月で空気が澄んでるんだろうな。正面に見えるのはたぶん秩父山系と思う。富士山は見えないかなーと、いろいろ角度を探ってみたが、これは方向が違うようで無理だった。

家に戻ってから妻に知らせたら、わざわざ寒い外へ出てきた。手前に見える山の端の向こうに重なってかすかに見えるのは南アルプスかもと妻は言う。念のため地図で方角を確かめたが、もちろん判明するはずもない。ま、秩父の奥の方の高い山でしょうね。

昨日は見るともなく競技かるたの番組を見てしまった。競技かるたってのは、完全にスポーツ。死闘ですよね。ものすごい迫力。私でも名前は知っていた永世クィーン(11期連続ってんだからすごい)の渡辺令恵さんが、粘りに粘った末、ついに若い挑戦者に破れた。勝った新クィーンは24歳だったかな。今朝の新聞で確認したら、ささやかに1段記事で扱われていた。

明日からは会社。たいして面白くもないけど、これも仕事。気持ちを引き締めて行きましょう。 
1回目をクリアしてすぐに2回目に突入。今度はあまりに便利すぎるBardを外し、ちょっと苦労してみようというのがテーマ。銀行の姐ちゃんを殺さないこと。また先を急がず、各マップは隅から隅まで探察すること。

現状は
Fighter(Lev9) Dracon Male
Val(Lev9) Rawulf Female
Samrai(Lev9) Felpur Male
Ninja(Lev9) Faerie Female
Priest(Lev9) Hobbit Male
Bishop(Lev9) Elf Female


ただし、各人ともstealth(64~70にアップ)修行のため1レベルだけロスしているから、実際にはレベル8のパーティということになる。

銀行地下の金庫で修行し、キャスターはかなりのスキルアップを果たしたが、BishopのWaterがたった6しか溜まっていない。後回しにしたDivinity分野も弱くて、他はスキル40~90くらいに上がっているのにこだけはスキル11。調べてみたらPriest専門のMakeWoundを使いまくることでこの分野をアップできそうなことがわかった。今後の課題となりそうだ。

盗み役、開錠役はNinjaまかせなのでポイントを格闘方面に割けず、けっこう辛い。例の杖を入手するまではたいして役にたたないだろうな。DragonKiteを2枚持ってはいるがこれは格納しておいて、FighterもSamuraiも両手剣を使っている。両手剣の方が、どうも効率がいいようだ。またRangerを抜いたためか、今度のパーティ、弓矢のパワーは特筆するほどではない。ま、焦らず、急がず、たっぷり時間をかけて行こう。 
晴れ


荒れ模様だった3ケ日の天気もようやく回復し、今朝は快晴。昨日の雪が日差しに溶け、軒から雨のように降り落ちる。気温が上がっているようだ。

昨3日は妻の実家(二駅ほどの距離)の新年会があり、何といってすることもないので、ひたすら食べ過ぎ、飲み過ぎ。なぜかホームページを作っていることがバレ、URLを教えろと言われたがこれは秘匿。まだ親戚に公開できるようなレベルではないし、気恥ずかしい。座り過ぎで腰がすこし痛み、帰りもバスにしようかと思っていたのだが、氷雨がけっこう降っていたのでタクシーを呼んだ。生酔いでだるく、10時過ぎには寝てしまった。そのせいか、今朝は6時半に起床。

この休暇は何もせず、ゲームだけやって過ぎてしまった感がある。テレビも見ず、本もほとんど読まなかった。あ、箱根駅伝は時々見ました。あれはそれなりに面白いです。

今年はどんな年になるのかな。あまり期待はしていませんが、昨日は近所の神社にお参りし、賽銭をあげてきました。 

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