2005年2月アーカイブ

扶桑社 ★★

 

あまりにも有名な大部です。

kokumin.jpg内容に関しては、ま、だいたい想像できるレベルのもので、感動する人もいるでしょうし唾棄すべきものとして投げ出す人もいるでしょう。私の場合はけっこう興味をもって読み進み、でも前半3分の1くらいで挫折しました。面白くないことはないけど、でも飽きてくる。

それはともかく、この本の巻頭の口絵はいいですね。主として奈良平安のころの木彫を掲載したもので、これはいい。有名であるかどうか、重要文化財であるかどうかという観点からではなく(もちろん多少はあるでしょうが)、西尾幹ニという人が「自分の好きなもの」を集めた。いわば西尾の趣味的なギャラリーです。

こういう観点から集められたコレクションというか、写真集は一本筋が通っていてパワーがあります。けっこう趣味がいいじゃないの、とすら感じる。確かに日本には誇るべき文化があった、という点では西尾の主張をちょっと支持したくもなります。

至福

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晴れ

木曜の夜はフリーで仕事をしている先輩と一献。それなりに情報もあって惜しくない酒代でした。それにしても飲む量、食べる量、お互いに減ったなー。

それなのに翌日は体調不良。ほんと、体がナマってます。週末近くになると1週間の疲れがドッと出て、グロッキー状態。ふつう退職を願い出て3週近くもたてば仕事量は多少減ってきそうなものだけど、まったく変化がない。モチベーションを失った仕事を続けていくのはけっこう辛いものがあります。ルーチンワークだけならまだしも、けっこう新規計画事項も多いし。そのへんの引き継ぎのこと、会社は考えているのかどうか・・。

ひょっとしたら会社は何も考えていないなのかな。アイツがいなくなったら、それから後継を考えればいいさ、とか。ありそうな話ではあります。今の仕事、自分で言うのもなんですがけっこう特殊で、内容を把握している人間は社内に皆無(なんせ私が独力で立ち上げた部門だから)。真面目に引き継ぐんなら書類なんかでは問題外、有能な後継スタッフでも共同作業しながら2週間くらいは必要と思うのだけれどなー。そのためにかなり余裕をもっての退職スケジュールにしたんだけど、誰もそのあたりを理解しようともしないみたい。ほんと、わしゃ責任もたんぞ。あはは、やめるんなら責任持てないのは当然か。

それはともかく。

土曜は法事で埼玉の霊園へ。心配していたほど寒くなく、助かりました。雪もほとんど残っていなかったし。

受験だった甥っ子二人はそれぞれ中学、大学が決定。特に大学が決まった甥にとってこれからの1カ月は人生最高の時期ですよね。自分の場合を思い出してもそう。前途はひたすら明るく輝いて見え、心配事は何もない。辛かった受験勉強の日々はすべて過去。ということで、どちらの親もニコニコしている。よかったよかった。

ただ昼過ぎからダラダラと飲んだ酒が多く、夕方頃はダウン状態になってしまいました。瓶出しの紹興酒が効いたかな。自宅に帰ってからはもう何をする元気もなく、9時ごろにはキブアップしてベッドに転がりこみました。



日曜は快晴。ベランダへ出ると風もなく春のような陽気です。二日酔い気味のだらけた体に日差しが暖かいです。でもコートなしで煙草屋まで行ったら、とんでもない。空気が切るように冷たい。ほんの5分ほどで手先がしっかり凍えました。陽気にだまされちゃいけない。まだ2月ですからね。

今日はもう外出しないで、家の中でゴロゴロぬくぬく過ごす予定です。至福。
castle2.jpgRapaxへ遊びにいってみました。

 
30匹以上もいる!
Liftは問題なくするりと抜け、弓兵の庭も掃討。しかし本城の広間に突入してみたら、けっこう苦戦です。

自信過剰気味だったのかな、広間の片隅に躍りこんで、さぁ来い!とわめいたら出るわ出るわ、雑多なRapax連中があわせて32~34匹、群がってきます。

最初のうちは問題なかったんですけどね。時間がたつにつれてだんだん形勢が悪くなり、こっちで一人、あっちで一人と死亡。蘇生薬を振りかけようとすると肝心の担当が麻痺して役立たず、あれれとサポートしようとした奴も麻痺。最終的には6人のうち4人が死んでしまった。

ちょっと焦りましたね。なんとか道を開いて階下へ逃げ込み、待ち構えていた数匹をなんとか処理しながら死亡者の手当てをし、うーん、結果的にはフロアを一掃するのに30~40分かかってしまいました。

いい気になるもんじゃないです。現在、レベルは19~22。蘇生薬の在庫が乏しくなって、仕方なくArnikaまで仕入れに行ってきました。 
小雨

金曜あたりから喉が痛く、ひょっとしたらという感じだったが、土曜は厚着をしていても寒くて寒くて仕方ない。そのうち耐えられなくなって1時間半ほどベッド入に入り、冷えた足が温まってからは少しとろとろ眠れた。夕方、起き出してから熱を計ったら7度3分。微熱ではあるが平熱でもないというレベルですね。

で、夜は早々に就寝。食事が早かったこともあるけど、なんと9時過ぎには寝室に入りました。一応は、しばらく横になって本でも読んでいようと思ったのだけど、だらしなくすぐ寝てしまいました。で、翌日(つま今日)目が覚めたら8時半。なんと11時間くらいは寝ていたことになります。前夜は酒も控えめだったし、風邪薬も飲んでなかったのですが。

ベランダで朝イチのタバコを吸ったら全身クラクラしました。ちょっとした禁煙の後のようなものですね。

今日は日曜。妻は所用があって、小雨の中を千葉の子供の住居へ。一人になって、やれやれとポットに残ったコーヒーの最後を温め、PCを立ち上げ。時計を見るともう10時をまわっています。休日、ボーッとしていると時間なんてあっというまに経過するんですよね。

新聞には西武鉄道の元社長の自殺が報じられています。この種の大きな事件がおきると、きっと誰かが死ぬ。責任をとって死ぬのか耐えきれられなくなって死ぬのか、内情は知りませんが、でも強い圧力のかかった大福みたいに、どこかで皮の薄い部分が破れてアンコがはみ出す。

バカだなーとも、可哀相にとも自信をもっては言い切れません。どう感じるべきか、自分自身の反応さえ実は明確にできない。明確にしたくもない。ただ残るのはイヤな後味だけ。漠然とした不快感をもって新聞を畳み、たぶんすぐ忘れます。 

毎日新聞社 ★★

 

shinbo.jpg下野日光の在から出てきた二人の少年が丁稚奉公。ほどなく感性を生かして花のお江戸で次々と起業商売、しかし大富豪になることもなく、感動的な恋愛があるわけでもなく、ま、骨身を惜しまず働いて子供にも恵まれ、そこそこの生活をしていく。

そういうお話です。ストーリーらしいストーリーがあるわけじゃありません。すべて辛抱、すべて努力の人生。目立たぬよう、後ろ指をさされないよう、しかし貧乏はしないよう、平凡といえば平凡な江戸町人の一生です。小説といえるかどうか、ちょっと疑問でもあります。

たぶん、半村さんはこういう坦々としたものを書きたかったんでしょうね。人生、ドラマなんてそうあるものじゃない。あるいは言葉を変えると、どんな庶民だって毎日が小さなドラマの連続でもあり、とりたてて大騒ぎするような出来事なんてあるもんじゃない。

半村良、何歳になったんだろう。勝手な解釈ですが、老境というものなのかもしれない。ストーリーと人間ドラマ作りの名手が、ストーリーに飽きた。派手なドラマを書きたくなくなった。

大川の水が流れるような、起伏のない上下巻です。

このところあまり遊ぶ時間もとれず、たまにゲームを立ち上げるとMountain Wildernesを中心にレベルアップ修行をしていました。火吹きキカゲとか浮遊蛇なんかを相手にただ闘ってみるだけです。そのへんにアイテム袋があんまりふえると仕方なく回収整理して、Arnikaへ売りにいきます。

arnika3.jpg間をみてFerroのところで矢玉も買い込んでいます。3種類、計4~5000本ほど貯めました。邪魔になるので500本ずつ束にしてMarten's Bluffの転送装置のそばに置いています。

で、ようやくBishopがレベル20になりました。ついでに死の雲の呪文も覚えました。頃合いもいいし、そろそろRapaxの赤絨毯を歩いてみるかな。 

小雪

休日の割には早く起床。リビングへ通じるドアを開けると戸外がほの白い。なぜか嬉しくなってもっとガラス戸に近寄ってみたら、白いのは屋根や樹々だけで地面は黒く濡れていることがわかった。まだかすかに降り続いてはいるようだが、もう積もるような勢いではないようだ。

子供じゃあるまいし、なんで雪をみると嬉しくなるんだか。葉の落ちた桜の黒い枝々に昨夜の雪が積もっていて、よく見ると正しく北側にだけ雪が貼りついている。昨夜は北風が吹いたんでしょうね。北からの風に乗って雪が舞い降りた。電柱も北側だけが白くなっています。

下欄にも書きましたが、先週、退職願いを出しました。その翌日かな、朝、時間のあるときこのサイトのトップページを久しぶりに眺めたら、カウンターがゼロになっています。再読み込みしても、あいかわらずゼロのまま。カウンターのプログラムが壊れてしまったのか・・。

とここまで書くといかにも暗示的で面白いのですが、実は数日後、家のPCで確認してみたら何事もなくカウンターは回っています。へんだなー。会社で見るとカウンターはゼロで静止、家で見ると通常表示。

昨日、仕事に飽きた夕刻頃、ふとこのことを思いついて、ためしにIEの設定をすべて初期値に戻してみました。セキュリティとか外部プログラムの許可とかなんとかですね。で、もう一度ページにアクセス。ゼロだったカウンターがバラバラバラッと正常値に復帰しました。

なーんだ。


このサイトを立ち上げたのが2002年の秋ですか。ほとんど宣伝もしてないんですが、最近は週に40~50のペースでカウンターが回ってくれます。時々、メールも舞い込みます。メールって、いいものですね。知らない場所の知らない人からのメッセージ。すぐ返事を書くこともあるし、時間をおいてから、気の向いたときに書かせてもらうこともあります。

先日も一通受信。ありがとうございます。大げさな言い方ですが、なんか知人が一人増えたような感覚で、なかなかいいものです。

では。 

筑摩書房 ★

 

apatch.jpg副題は「アパッチの若き勇者」。古い通俗冒険小説らしいことは承知で借りたのですが、それでも「モヒカン族の最後」とか「ファラオの呪い」とか、ま、 その程は度楽しめるだろうと予想。見事にハズレ。

作者はドイツ人らしいです。したがって主人公はドイツから米国に渡った若き青年。正義感でめっぽう強くって、射撃の名手で馬も達者。バッファローは一発で倒すわ、グリズリーと格闘するわ。おまけに出会うアパッチの青年も美男で賢くて高貴でなんとかかんとかで・・。アホらしいながらも上巻の半分ほど読みました。で、ついに挫折。筑摩の本と思って信用したのが間違い。

いくら大衆小説とはいえ、こんな本がドイツで長期のベストセラーになっていたとは、不思議なものです。深く考えるべきではなく、真田十勇士とか鎮西八郎大活躍とか、そういうレベルでとらえるのが正しいのかな。

晴れ

退職願を出しました。

いろいろあったことも事実ですが、正直な言葉でいうと「疲れた」ということになるのでしょうか。長いサラリーマン生活に飽き飽きした、という実感です。

その後のことは、何も考えていません。とりあえずは学生時代以来の長い休暇をとること。それから・・・これから真面目に考えないといけませんね。
晴れ

このところ、いろいろ考えることがあって、眠りが浅くなってはベッドの中でグダグタ思考の追っかけっこをしたり、あまり眠れないと起きてみたりもする。

先日、思い切って起き出してみたら、まだ3時だった。キッチンで水を一杯飲み、タバコを吸いにベランダに出るとほっそりした形のいい三日月が低くかかっていた。この時期は、こんな時間に月が昇っていたのか。近くのマンションの屋上の黒い稜線をちょっと越したあたりに、煌々と輝いていた。しんしんと冷える寒い季節の月は、誰もいない夜に宝石のように輝いています。

5年前に入院した頃のことを思い出しました。あの2週間、眠りが浅くて辛かったなー。病室を抜け出しては、入退院入り口の外でぼんやり煙草を吸ったものでした。初夏とはいえ夜風はひんやりして、パジャマ姿が冷えました。夜はいろいろものを思います。

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