久しぶりのさわやかな秋。肩の痛みとか理由つけて半年間サボってきた「デスクまわりの片付け」を一部断行しました。といったって不要のキーボード4枚(※)、マウス3~4コ、膨大な量のコード類、コンバーター類。なんやかんや。
これだけで大きなゴミ袋がいっぱいになりました。袋にスペースはまだ余裕ありそうだったけど、ただただ重さが限度(※)。ついでに廃棄になった圧力IH炊飯器でも別袋をひとつ。
このほかにまだ歴代の古いマザーボードやCPUクーラー、排気ファンなどがあって、けっこう大変そうだけど、そっちは次回の「気力充実」を待つことに。壊れかけDVDレコーダーとかたくさん残っています。
ひと汗かいて、すこし落ち着いたら今度は頼まれていた栗の皮剥き作業にとりかかる。今年からは新趣向で、ゆでた皮に包丁で十文字を入れていきます。簡易そうですが実際やってみると、皮を一部剥く従来型とあんまり変わらない作業量ですね。(栗。大量の頂き物でうれしいけど大変)
※Windows11のあおりで使えなくなった旧型のPS/2接続キーボード。老後のためにためこんだんだけどなあ。
※古きよき時代のキーボードなのでずっしり重い。たぶん1枚あたり3キロくらいはある。これ以上詰めると袋が破けそう。
炊飯器。
最初から最後までやたらゴボゴボ ガーガー ピーピーとうるさい。
なにしろメーカー推奨高機能の「圧力IH」なので、途中で蓋を開けてなにか具をいれるのは禁止。おまけに炊き終わって蓋をあけると盛大に内蓋の水(湯)がこぼれる。一部はご飯の上にもこぼれる。不便かつ嫌い
買い換えようという話はずーっとあったのですが、なかなか腰が上がらなかった。でも、ついに新しい安物(ただのIH炊飯器)を購入しました。迷っているあいだにも値が3~4千円は落ちて、2万円台でした。ポイントがたまっていたので、払ったのは1万円ちょっと。
静かです。なにも言わず、ふつうにご飯を炊いてくれます。大満足。うれしいです。
集英社★★★
東京に住まう(?)地霊の話。というより「地霊らしきモノによる」一人称の語り。ひたすら饒舌な独演会。400ページを超します。
地霊はウジ虫やネズミだけでなく人間の形もとるらしく、幕末の侍やら関東軍の参謀、はたまた戦後の暴力団、政治家、ジュリアナお立ち台の女王・・・と憑依する。事件のあるところに「私」がいる。正しくは「憑依」じゃないですけどね、詳しくは本書を読んでください。
みんな悪い奴です。地霊に良心とか善悪とかあるわけがない。だからけっこう痛快。はちゃめちゃ。そうやって最後は3.11です。ひょっとするとフクイチを描きたいと思って奥泉は始めたのかもしれない。ただ、その割には終盤が疲労気味でした。たぶん、エネルギーが尽きた。
チェコもそうなったとかという記事。極右政党を引っ張る有力な日系政治家がいて、チェコ人はケバブを食べるなとか煽って人気らしい(※)。
なんか、世界中、次々と進路を右に切ってるようです。潮流ですか。
※チェコのイスラム教徒は国民の0.1%以下とか注にありました。
気になったので見てきました。
主要なキャストの中では窪田正孝が良かったですね。なんでいいのか分からんけど、いい。ただ痩せすぎかな。妻夫木も悪くはなかったです。
映画の背景は沖縄、ゴザ。米軍基地から物資を盗んだり堂々と横流ししたりの「戦果アギヤー」たちの、それからの20年です。20年というのは最後がコザ暴動になるからでしょうね。1970年(昭和45年)が暴動です。
そのころの沖縄の空気感みたいなものはよく描かれています。
実は返還(1972年)の少しあと、コザに行ったことがあります。好奇心で歩いた夜の特飲街あたりはかなり不気味でした。暗闇の中からぬーっと現れた黒人兵のグループとすれちがったり。みんな恐ろしく背が高い。「オイ、ヤク モッテルカ」とか聞かれたような。たぶん、そんな意味だった。怖かったです
当時流行っていた大きな円形カウンターが並ぶグランドバー、目の強い女子学生みたいな子が中にいて「あんたら仕事か」と聞かれた(※)。仕事みたいなものかな・・・と曖昧返事したら「嫌いだ」と言われました。金を落としてくれる観光なら歓迎する。仕事で来てるんはみんな金吸い上げて本土に持ち帰る。好かん。
けっこう飲んで、ぼったくられるかな・・・と少し心配でしたが、本土レベルより3割くらいは安かった。別の店では暴動に加わったニイチャンの話もききました。実に楽しかったみたい。数日前から兆しはあったらしい。指笛ピーっと鳴ったら飛び出せ。連絡がまわった、とかとか。すべて含めて、ちょっと胸の痛む沖縄でした。
で、映画感想ですか。総じて悪くはないですね。けっこうストーリーは無茶。ひたすらわめく。殴る。細かいことを気にしないで鑑賞したほうがいい気がします。ただ、見て損するような映画ではないと思います。
※ほんとは沖縄弁というか沖縄なまり。うまく書けません。
妻のノートパソコンもWindows11にアップデート。2020年のDell Inspiron 14 です。CPUはRyzen 5 4500U。マイクロソフトのお眼鏡にはかなっているらしく、ずいぶん前から「早くWindows11にしろ」とうるさい。ようやく実施したわけです。
マイクロソフトの「SupportAssist」からダウンロードしてUSBも作る予定だったのに、なぜかいきなりダウン&インストールになってしまった。けっこう時間はかかりましたが、とくに問題もなく無事アップデート。すんなりすぎて拍子抜け。その日はおしまい。※
日をあらためて細かい部分もチェックする予定です。
そうそう。このInspiron 、最近ときどきバッテリー関係のエラーメッセージがでる。アップデート作業する際にも(コンセントから離れた場所。延長コードのせいか)、「電力が足らん。クリティカルじゃ」と文句を言う(※※)。しかたなくコンセントのすぐそばに移動してアップデート作業。効果があったのかなんとか持ってくれた。
で完了してからチェックすると、バッテリー100%になっている。え?
時系列グラフでは、作業開始前はずーっとほぼ0%レベルが続いていて、2時間ほど前から100%。いったい何なんですかね。単なる間違いなのか、Win11になったらバッテリーの調子がよくなったのか。
バッテリー交換を覚悟して実はアマゾンあたりを探していたんですが、とりあえず中断です。発売から年月がたってるんで、もう純正バッテリーはない様子。互換バッテリーはいろいろあるけど、なんせリチウム電池です。安物はかなり怖い。
しばらく様子見。
※1週間はWin10に戻せるはず。で、退避したデータ、どこにあるんだ?とデスクの中を見たけど見当たらず。ひょっとして勝手にOnedriveあたりを使っているのかも。
※上記は勘違いでした。でっかい退避フォルダーが作られていました。
※※これ、あとで判明。そもそも延長コードの大本のコンセントが抜けかかっていた。アホめが。ただそれとは別に、時折バッテリー絡みのエラーが出ているのも事実だけど。
Windows11のインストールはほぼ終了。迷惑なOnedriveは根こそぎにして、その他にも諸々、おせっかいをかなり整理できました。またあちこち旧Windows10ふうに戻して使いやすくもできました。
ちなみに今回のOS、正式にいうとWindows11 Home 24H2です。たぶんもう数か月で25H2に上書きされる予定。大きな変化はないという話ですが、Onedriveが生き返らないかだけは要注意です。
さて。次は奥さんのパソコンをアップデートです。こっちはDellのノートなので、クリーンインストールはいろいろ難しい。無難に上書きインストールでしょうね。人のパソコンはこっちの勝手な都合だけではいじれないので、たぶん来週になる予定。
それが終わると、ずーっと懸案だった「デスクまわりの整理」かな。古いキーボードとかCPUとかマザーボードとかビデオカードとか実は有象無象が山になっている。ぜーんぶまとめて「燃えないゴミ」として処分の予定。急に涼しくなってきたんで、ようやく大掃除の気力がわいていきた。
迷惑なOnedrive。途方にくれて、一度はOSの再インストールも考えたくらいです。
気をとりなおしてクラウド配下になってしまった無数のファイルを思い切って削除。空っぽのデスクトップをイチから作りなおしました。ただ、リンクを無効にしたつもりなのに、エクスプローラーを開くとまだOnedriveが顔を出している。しつこいです。仕方ない、もう完全にアンインストール。一回では消えず。二回目のアンインストールで消えました。
これでいちおう綺麗にはなりましたが、ネットで調べると何かの拍子で元通りに復活とかあるらしいです(※)。MSは「押し付けるほうが本当の親切」という方針なんでしょ、きっと。今後のアップデートの際には注意しないといけないようです。
やれやれ。
※そういう復活がありうるので、完全に削除するよりも「リンク切りモードで残しておく」ほうがいいという解説もありました。殺さず半殺しにしておくのが安全。なるほど。
インストール後、なんか違和感あると思ったら、Onedriveとかが勝手やっていたんだった。デスクトップのパスはローカルとクラウドが混線状態。えーい、腹が立つ。
腹立っていきなり削除してしまったら、いっそうハチャメチャになった。しかたなく一旦はバックアップで元に戻して(※)、これからゆっくり対策練る必要あり。なんかややこしそうです。ほんと、MSは余計なことを(勝手に)やる。
※我ながらえらい。インストール一段落で真っ先にバックアップ取ってあった。